『機動戦士ガンダムNT』UCスペシャル舞台挨拶に、内山昂輝さん・藤村歩さん・浪川大輔さんが登壇! 『NT』への想いを語る
2018年11月30日より全国90劇場で、宇宙世紀サーガの最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』が大ヒットロードショー中! 1月11日(金)には、同作の大ヒットを記念して、シリーズ前作にあたる『機動戦士ガンダムUC』より、豪華キャスト陣登壇の「UCスペシャル舞台挨拶」が開催されました!
この日登壇したのは、『UC』に続き『NT』にも出演している声優の内山昂輝さん、藤村歩さん、そして『UC』ではリディ・マーセナス役で、『NT』では宣伝隊長を務める声優・浪川大輔さん、さらに脚本の福井晴敏氏、小形尚弘プロデューサー。『NT』への想いが語られました。
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そんな中、今作では出番が無かったリディを主人公としたシナリオが、『機動戦士ガンダムUC』BD BOXの特典についてくるというサプライズ発表も!?
今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
『機動戦士ガンダムNT』UCスペシャル舞台挨拶より公式レポート到着!
『機動戦士ガンダムNT』大ヒットを記念して行われた「UCスペシャル舞台挨拶」と題されたイベントに、脚本の福井晴敏氏、プロデューサーの小形氏らとともに、シリーズ前作にあたる『機動戦士ガンダムUC』に続き、『NT』にも登場しているバナージ・リンクス役の内山昂輝さん、ミネバ・ラオ・ザビ役の藤村歩さんと、『UC』リディ・マーセナス役で、『NT』の宣伝隊長を務める浪川大輔さんが司会として登場した。
内山さんが久しぶりのガンダムのトークイベントへの参加をうけて「ガンダムファンの皆さん、ご無沙汰しております。」と挨拶すると、観客のテンションも急上昇。
今回、前作の『UC』に続き『NT』に自身のキャラクターが登場すると決まったときの感想を聞かれると、内山さんは『UC』をepisode 7までやらせていただいて、ひとつやりきったなという感じだったので、どのように登場するのかと思っていましたが、最後おいしいところを持って行く役どころで驚きでした(笑)」と語った。
『UC』の1年後を描く『NT』であるが、1年後のキャラクターを演じる上で気を付けたことや意識したポインントについて、「年々episode 1あたりの声を再現するのが難しくなってきたのと、あれほどの色々な経験を積んだから1年後でもだいぶ大人になっただろうとのことで、一気に年を取らせることにしました(笑)。大人になったバナージ2.0バージョンになっていますね。」と内山が語ると、藤村さんも声をあてる上で、自身の年齢とキャラクターの年齢の幅が大きくなることでの苦労に触れながら「ミネバも2.0になっています(笑)」と同意した。
作品ごとに名ゼリフを生み出してきたガンダムシリーズだが、『NT』の名ゼリフについての話題になると福井氏は、「ゾルタンは意図的に“これを言ったら面白い!”という台詞を集中的に書いていました。」と個性的なキャラクターとして多くの人の印象に強く残ったゾルタンのキャラクターと名ゼリフの制作秘話を明らかにした。
その後も各々が『NT』への想いを語る中、浪川さんが音楽について触れ、『UC』は重厚感のある曲調であったのに対し、『NT』は軽やかでスピード感・疾走感のある曲調になっていることに触れると、福井氏は「監督の吉沢さんと相談して、(物語の内容が)重いため、音楽は軽やかに飛ばしていくイメージにしようと決めました。」と説明。音楽とストーリーの関係性を知った登壇者や観客からは、感嘆の声が漏れた。
また、藤村さんはミシェル・ルオを気になるキャラクターとしてあげ、「色々考えているけれどそれを表に出さないクールなキャラクターだけど、本当はすごく人間らしくて、物語後半になるにつれて共感と切なさを覚えました。」とミシェルに対する想いを語った。
そのミシェルの声を務めた村中知さんと藤村さんは、本作ではレコーディングが一緒になることはなかったが、「よろしくお願いします!」とLINEでやりとりしたことも明かした。
また、バナージとミネバと同じく『UC』に引き続き登場したジンネマンやタクヤの1年後の姿について触れた際に、「タクヤも出たのに・・・・」と恨み節をほのめかしていた『NT』には登場がなかったリディ役の浪川であったが、なんと2月26日に発売される『機動戦士ガンダムUC』のBlu-ray BOXに、『UC』完結後のリディが主人公として登場するシナリオが特典としてついてくることが明かされた。
本シナリオは『UC』の直後から描かれ、『UC』と『NT』の間に何が起こったのかを知るのに最適なテキストとなっているそうで、この発表に対し、「リディの人間くさい、ドラマのあるキャラクターが好きなので特典のストーリーも楽しみです。リディ2.0が観たいです」と内山さんも期待感をあらわにした。
イベントも終盤となる中、小形氏は「『UC』が皆さんに応援していただけたおかげで、『NT』の今があると思っています!」とガンダムファンへの感謝を述べた。
また、「今後、このお三方の声を聞けるのもそう遠くないはずです。」と福井氏がまたもガンダムの今後の作品についてほのめかすと、「今後も何らかの形で素晴らしい作品に携われそうな予感がしていて、楽しみです。」と藤村さんも応えた。
最後は、内山さんが「バナージ・リンクスとこんなに長い付き合いになるとは思っていなかったですし、時を経て『NT』にも登場させていただけて人生何が起こるかわからないと思いました。一視聴者としても、戦闘シーンも素晴らしいし、とっても楽しませていただけた作品でした。」と自身とキャラクターとの縁に加えて本作の魅力を語り、大盛況の中イベントは幕を閉じた。
作品情報
『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』
大ヒット上映中!
キャスト
ヨナ・バシュタ:榎木淳弥
ミシェル・ルオ:村中 知
リタ・ベルナル:松浦愛弓
スタッフ
企画・制作:サンライズ
原作:矢立 肇、富野由悠季
監督:吉沢俊一
脚本:福井晴敏
メインキャラクター原案:高橋久美子
キャラクターデザイン:金 世俊
メカニカルデザイン:カトキハジメ、小松英司
色彩設計:すずきたかこ
CGディレクター:藤江智洋
ディスプレイデザイン:佐山善則
美術監督:丸山由紀子、峯田佳実
特殊効果ディレクター:谷口久美子
撮影監督:脇 顯太朗/編集:今井大介
音響監督:木村絵理子
音楽:澤野弘之
アニメーション制作:サンライズ
配給:松竹
『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式サイト
『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式ツイッター(@g_narrative)