新作アプリ『星鳴エコーズ』貴矢三星役・逢坂良太さんインタビュー【前編】|これだけは譲れない「自分」を持っていれば大丈夫
2019年春リリース予定の育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。
人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。
リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビュー! 今回は、貴矢三星役・逢坂良太さんにお話を伺いました。
貴矢三星(たかや おりおん)は、第03学生塔破隊“オリオン”の隊長。また、財閥の御曹司で何をしても完璧にこなす超人、星鳴学園の生徒会長でもあります。
インタビューは前半と後半と2本立て。前半となる本稿では、逢坂さんがゲストとして参加した第3回・第4回のラジオ収録についてお届けします。MCを務める坂さんと1対1で挑んだラジオ収録。逢坂さんは、坂さんのある一面に面白さを感じたようです。ぜひご覧ください♩
『星エコ』のラジオは収録が気楽!?
ーーラジオ収録お疲れさまでした! ラジオ収録はいかがでしたか?
逢坂良太さん(以下、逢坂):坂くんの緊張感が伝わってきていましたが、新人さんとしては流暢な会話ができていて、僕が新人だった頃よりもうまくラジオを回していたのですごいなと感心しました。これから、初対面の先輩たちとどんどんやり取りしていくと思うので、このラジオでものすごく鍛えられそうですね。
ーーちなみに、逢坂さんが初めてラジオに出演されたときはどうでしたか?
逢坂:もう、ひどかったです。自分が何を言っているのか一切覚えていなくて……。最近の新人さんは話し慣れている方が多いので、本当にすごいなぁと思います。でも、個人的に、今回ちょっと面白かったことがあって、(坂さんが)いっぱいいっぱいになった時は、次に進もうとするんですよね(笑)。
一同:(笑)。
逢坂:何て答えたらいいのか分からなくなったときに、「……という訳で」みたいな感じで話を締めていたので、「あぁ、これで終わりか」と(笑) 心の中で「話がうまくなくてごめんね」と申し訳ない気持ちになっていました。
ーーそうだったんですね。でも、コーナーが少なくなるほど、2人の話が盛り上がっていました。
逢坂:それは自分でもびっくりしました。コーナーが少なくなるほど、そんなに喋っていたんだなって(笑) 通常、ブースの中にいる構成作家さんがいなかったので、2人で話が盛り上がったのかもしれないです。
ーーその近い距離が逆によかったのですね。
逢坂:はい。『星エコ』のラジオは大喜利や無茶振りのようなコーナーがないので、僕自身、気楽に収録することができました。新人さんがいきなり大喜利をやろうとしても、「それはやめた方がいいよ!事故にしかならないよ!」と止めに入ると思います。すべり芸ではなくて、ただの“すべり”になっちゃうので(笑)もはや黒歴史ですよね(笑)
ーー(笑) 第3回目のラジオでは“カクテル”の話で盛り上がりましたが、もし、坂さんにカクテルを作ってあげるなら、どんなカクテルを作ります?
逢坂:う〜ん……坂くんが何を飲むのか分からないからなぁ。自分の勝手なイメージで作るのはやりたくないので、“どういうのが好き?”と聞いた上で作りたいですね。
万人受けしそうなのは、ライチのリキュール“ライチディタ”かな。どんな種類で割っても美味しいリキュールなんです。
ーー第4回目でもおふたりの共通点が多く見つかったような気がします。
逢坂:そうですね。むしろ、坂くんが僕の意見に合わせてくれている感が強かったような……(笑) なので、いつか坂くんの本当の部分を見てみたいな、とは思います。
逢坂さんが学生時代に共鳴したことは?
ーーラジオ内でもお話が出ましたが、『星エコ』は“学園生活”、“共鳴”がテーマの1つになっています。逢坂さん自身、学生時代に「共鳴したなぁ〜」と感じたことはありましたか?
逢坂:(即答で)ないですね(笑)。野球部でピッチャーをしていたんですが、キャッチャーとサインでやり取りしたり言葉を交わしたりせずに、お互いが思っている場所に球を投げられた瞬間は、言葉にならないほどすごく気持ち良くて。「思っていたことが一緒だったんだな」と、“共鳴”に近いものを感じた瞬間だったかもしれません。
滅多にないものだからこそ、共鳴なんだと思います。そこで打たれたら辛いですが(笑)
ーー(笑) 学生生活といえば、“学食”という部分もありますが、逢坂さんが通われていた学校では有名な学食メニューはありましたか?
逢坂:僕のところは、“カレー入り揚げパン”が有名でした。単純に、食パンを斜めに切ってカレーを挟んで揚げただけなんですけど、安いのにすごく美味しいんです。今考えると、完全に“デブ食”ですよね(笑)
ーーもし、『星エコ』で学食が出てきたらどんなメニューが良いですか?
逢坂:僕自身、食にあまり興味がないので、美味しければ何でもいいです(笑)
根底の部分に“これだけは譲れない”という「自分」を持っておけば大丈夫!
ーー最後にゲストがつける坂さんの通知表では、結構いい点数をつけていらっしゃいましたが、それには何か理由があったのでしょうか?
逢坂:僕自身、人に低い点数をつける権利はないと思っていまして。自分の一言で良い方向に転がってくれればいいですが、悪い影響を与えてしまうのは嫌なんです。
“自分自身がそんなにうまくないのに、人を評価するのはどうなの?”と思うところがあるので、通知表をつけるのは少し心苦しい部分がありました。
(スタッフを見て)通知表にケチをつけるわけじゃないですよ?(笑)
一同:(笑)
逢坂:そういう部分もあって、“自分の新人の頃と比較したらどうなるか”という形で通知表をつけさせていただきました。
ーー自分と比較しての通知表だったんですね。個人的に、第4回目の通知表でゲストが自由に決める項目「距離感」に満点の5をつけていたのが印象に残っています。
逢坂:僕自身、精神年齢が低いと思っているので、先輩よりも後輩たちの方が仲良くなりやすいんだと思います。僕より上の先輩方は頭が良い素敵な方ばかりなので、僕にとっては難しすぎてついていけなくなっちゃうこともあって。
そういう意味では、友達であり少し先輩・後輩の部分もある距離感の方が、すごくやりやすいなと感じます。変に“役者同士だから芝居の話をしなきゃいけない”というような空気が少し苦手なんです。
ーーだからこそ、あんなに和やかな雰囲気が生まれていたんですね。ラジオ収録前と収録後で坂さんに対する印象は変わりましたか?
逢坂:まだラジオ内での坂くんしか分かっていないので、プライベートでもっと話をしてみたいなと思いました。収録中は本当に良い子だなと感じましたし、緊張しているけどそんなに物怖じをしないタイプだなと。
スタジオに入った時も坂くんから話しかけてくれて、お互いに慣れてきたらもっと楽しいラジオになるんじゃないかな、と思います。
ーーもし、またラジオにゲストとして呼ばれることがあれば、やりたいことや楽しみたいことはありますか?
逢坂:とりあえず、坂くんがどう変わっているのか楽しみです。1年後ぐらいに来て、どんな変化を遂げているのか……“あっこれがこの子の本性か!”って新たな面に気づく可能性もありますし(笑)
自分を繕っても、いつかはどこかで“素”が出ちゃうものなので、変に自分を繕ったりせずに、ありのままの姿をさらけ出してほしいと思います。
ちょっとしたミスで素が出て否定されるよりは、先に自分の本当の姿を出して、「この人はこういう人なんだ」と理解してもらったほうが後々やりやすいと思うので。なので、TPOをわきまえた上で本当の自分を少しずつ出していったほうがいいのかな、と。
ーー『星エコ』で成長するキャラクターたちのように、ラジオでは坂さんの成長ぶりも注目ポイントの1つですね!
逢坂:そうですね。これから、坂くんはたくさんの荒波にのまれていくのではないでしょうか。どんな荒波にのまれようとも、根底の部分に“これだけは譲れない”という「自分」を持っておけば大丈夫だと思います。
インタビューの後半では、『星エコ』の世界観や逢坂さん演じる貴矢三星、所属している“オリオン”のチームメンバーなどについてたっぷりとお話を伺いましたので、引き続きお楽しみに!
[取材・文:福室美綺/撮影:相澤宏諒]
逢坂良太さんゲスト情報
逢坂さんゲスト出演された『星鳴エコーズ RADIO』の配信回はこちらからチェック!
『星鳴エコーズ RADIO』第3回
『星鳴エコーズ RADIO』第4回
アプリ『星鳴エコーズ』作品概要
あらすじ
人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。
概要
タイトル:星鳴エコーズ(ほしなりえこーず)
ジャンル:『共鳴』育成シミュレーションゲーム
配信開始日:2019 年春(予定) iOS 版/Google Play 版
価格:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)
対応 OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります)
制作スタッフ
原作/開発/運営:ジークレスト
シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト
メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、
来楽零 ※五十音順
メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順
キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月
塔コンセプトアート:TAKORASU
音楽:佐橋俊彦
キャスト
阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順
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