
『Run Girls, Radio !!』が初の公開収録を開催!イベント終了後の5人に突撃インタビュー
『HiBiKi Radio Station』にて配信中の声優ユニット『Run Girls, Run!(林鼓子さん、森嶋優花さん、厚木那奈美さん)』の冠ラジオ番組『Run Girls, Radio !!』の公開収録が2019年1月22日、AKIHABARAゲーマーズ本店にて開催された。
2018年4月9日からスタートした同番組にとって、初となる公開収録。新しいチャレンジに踏み出す彼女たちに相応しいゲストとして招かれたのが、先輩ユニットの『Wake Up, Girls!』青山吉能さんと山下七海さんだ。
記念すべき公開収録のイベント名は『Run Girls, Radio !! SPECIAL -カケル×WUG- 公開録音』。
『Run Girls, Run!』と『Wake Up, Girls!』がコラボレーションするのは、2018年5月に行われた『Green Leaves Fes』以来だ。
この豪華な共演を一目見ようと、AKIHABARAゲーマーズ本店の6Fイベントスペースにはたくさんのお客様が詰めかけた。
今回、アニメイトタイムズは同番組収録直後の彼女たち5人に直撃取材を決行した。
デビュー間もない頃から『Wake Up, Radio!』や『Wake Up, Girls!のオールナイトニッポンモバイル』、『Wake Up, Girls!のオールナイトスッポン』、『Wake Up, Girls!のがんばっぺレディオ!』など数多くの番組でトークスキルを磨いてきた青山さんと山下さんから見て、『Run Girls, Run!』のトークはどう映ったのか。
また、『Run Girls, Run!』から見た青山吉能さんと山下七海さんのトーク力とは。公開収録直後の彼女たちに話を聞いた。
大盛況で終わった公開収録
19時30分。公開収録スタートの時間になると、青山吉能さんと山下七海さんが登場。青山さんはスウェットにロングスカートを合わせたカジュアルなスタイル、山下さんはチェックのロングワンピースにベレー帽というスタイルで公開収録の場に姿を現した。
2人が軽快なトークで場を盛り上げると、林鼓子さん、森嶋優花さん厚木那奈美さんの3人が登場し、『Run Girls, Radio !! SPECIAL -カケル×WUG- 公開録音』の本編がスタートした。
番組の詳細は配信を楽しみにして欲しいので、ここでは触りだけお伝えする。
『Run Girls, Radio !!』の人気コーナー『シュチュエーションで、よーいドン!』や『実況、ランガチャレンジ』に青山さんと山下さんも参戦。
『Run Girls, Run!』チームと『Wake Up, Girls!』に分かれた勝負や混合チームでの戦いがあるなど、大きく会場を沸かせた。
先輩が魅せる圧倒的な実力に会場からもどよめきや「それな!」が起こる。一方で、先輩たちに一糸報いろうとする『Run Girls, Run!』。
非常に聴き応えのある番組になったように思う。僕、個人としては『シュチュエーションで、よーいドン!』のコーナーが必聴である。
即興セリフに定評のある山下七海さんに厚木那奈美さんはどう立ち向かったのか。その答えは番組の配信を楽しみにして欲しい。
ここからは収録を終えたばかりの彼女たち5人のインタビューを届ける。
初の公開収録はどうだった?
――公開収録お疲れ様でした!今の率直な感想をお願いします。
林鼓子さん(以下、林):公開収録自体、私たちははじめてだったので、どんな感じなのかな?って不安だったんです。
でも、お客さんの声を直に聞いてラジオを収録するのって、エネルギーを貰えるんだなって思いました。とてもいい経験になりましたね。
やっぱり、先輩の青山さんと山下さんと一緒にできたのがよかったなって思います。私たちが登場する前からすごく盛り上がっていましたし。先輩たちの優しさとお客さんの温かい感じに助けられながら楽しいラジオになったと思います。
森嶋優花さん(以下、森嶋):凄く盛り上がりましたよね!ブースやツアーでの収録は経験があったんですけど、これまでとはまた違った楽しさがありました。お客さんとの距離も近かったですし。ライブツアーの時以上にアットホームな雰囲気で楽しかったです。
厚木那奈美さん(以下、厚木):初めての公開録音ということで昨日の夜からとても緊張していたんです。お布団の中で、台本を5回くらい読み直しちゃったりとか(笑)。
それくらい緊張していたんですけど、いざ始まってみると先輩方が上手に引っ張ってくださって。とにかく収録を楽しんでいれば大丈夫!って思いました。改めて先輩たちはすごいな~って思いましたし、ご一緒できて嬉しかったです。
山下七海さん(以下、山下):私は先輩という立場で公開収録をするのがはじめてだったので、そういう意味ではドキドキしていましたね。
ただ、アフレコでのランガちゃんも見ていましたし、ライブでのランガちゃんも見ていたので、「大丈夫だろう!任せよう!」という気持ちで臨みました。先輩なのにね(笑)。最初から最後まで楽しむことができる公開収録になってよかったです。
青山吉能さん(以下、青山):はじめての公開収録って一回しかないじゃないですか?そんな貴重な機会に私でいいのかな?って思ったんですよ。
でも、せっかくなら『Run Girls, Radio !!』を聴いている人がまだ聞いたことがないランガちゃんを引き出せないかな?って、色々チャレンジしてみました。暖かい空間にできればいいなって。実際、公開収録が始まってみると、お客さんもすっごく暖かくて、楽しかったですね。
――これまで色々なラジオ番組を経験してきた青山さんと山下さんの2人から見て、『Run Girls, Run!』さんのトークはいかがでしたか?
青山:え!?そうですね。すっごく上手でしたよ。もっと(私たち)できなかったよね(山下さんの顔を見る)?
山下:うん(笑)。
青山:昔なんてそれこそ台本通りにやるだけで精一杯でしたし、面白いことも全然言えなかったですから。ちょっと台本と違うアドリブが上手くいくだけで拍手喝采みたいな(笑)。
山下:うん、うん。そうだったね~。
青山:今日は、はやまる(林さん)がトーク全体を回していることが多かったんですけど、ちょこちょこ文言を変えて伝わりやすく読んでいたりとか。機転利いてるな~。16歳って凄いな!って思いました。
山下:私たちは7人いるので、声が被っちゃったり一斉にわちゃわちゃ喋っちゃったりとかも多かったんです。
だから「誰が何を言っているか分からない!」って言われることも多くて。実際一緒に収録してみて思ったんですけど、ランガちゃんは3人のバランスがいいですよね。もっちー(森嶋さん)だったらハチャメチャに場をかき回したりとか(笑)。そういう役割分担がちゃんとできているんだなって思いました。
――ありがとうございます。では、林さんと森嶋さんと厚木さんは先輩と一緒にラジオを作ってみて、どんな学びがありましたか?
林:自分の話に持っていくのが上手いなって思いました!
青山:人の話を奪うっていうね(ニヤリ)。
林:違います!違います(汗)!私たち3人って大人しくまとまってしまうことがあるんですよ。ふとした話題から自分の面白い話につなげたり、素の部分を自然に出してみたり。3人だけじゃなくて、先輩たちと絡んだ時に自分たちがもっと出せるようにならなくちゃ!って思いました。
厚木:お話の進め方がスムーズでお上手だなって。私たちって普段のラジオ収録だと、時間が来たらバツっと話を終わらせちゃったりすることもあるんですよ。
でも、今日はオープニングトークから自然に起承転結をキレイに作っている姿を見て勉強させていただいので、これからまた頑張ります!
森嶋:ちょっとしたお話もお2人が話したら面白くなるなって思いました。1が10に、1が100になるみたいな。あれ?伝わってます?
山下:(暖かい目で)分かるよ?通じてるよ♪
森嶋:まだまだこれから修行だなって思いました!
想い出のパレードへのセトリ決め
――それでは、少し話題を変えまして、『Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~』が3月8日にさいたまスーパーアリーナで開催されます。現在、『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART Ⅲ KADODE ~』の真っ最中ではありますが、意気込みをお聞かせ下さい。
青山:ついこの間、さいたまスーパーアリーナのセトリ決めがあったんです。私たち7人とライブを作る全スタッフが輪になって色々と案を出し合いました。
それまでは、「さいたまスーパーアリーナでライブをやるんだなぁ」という感じだったんですけど、セトリを決めるとビジョンが明確になってくるというか。客席からどう見えるんだろうとか。具体的な内容の話しをすることで現実味が自分の中で帯びてきたというのが今の心境です。
改めて、これまでになかった感情が芽生えてきたと言うか。もっと、もっと頑張らなきゃなって思っています。
現在、私たちは『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART Ⅲ KADODE ~』の真っ最中です。しっかりといいライブをして、3月8日につながるようにしたいですね。
山下:今、全国を回っている『Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART Ⅲ KADODE ~』のセトリ決めもメンバーが意見を出し合ったものになっているんです。「あの曲を歌いたい、次はこの曲にしたい」って色々な意見が出て、最終決定までに結構時間が掛かった印象があります。
でも、『Wake Up, Girls! FINAL LIVE ~想い出のパレード~』のセトリを決めている時は、本当にすんなりポンポン決まっていったよね?
青山:そうそう!「分かる~」って感じでスムーズだった。
山下:このセトリ決めは、みんなの想いが一つなんだなって改めて感じる時間になりました。
同じ想いを共有しているスタッフさんと一緒にライブを作っていくことで、もっともっと最高のステージ、パフォーマンスができる確信が生まれたというか。その時に感じた気持ちを、まずはツアーで活かせるように頑張ります!
わぐりすらんへの意気込み
――ありがとうございます。では、最後に『i☆Ris&Wake Up, Girls!&Run Girls, Run! バレンタイン Live 2019(わぐりすらん)』が2019年2月2日(土)に開催されます。先輩ユニット2組と同じステージ立つ意気込みをお願いします。
林:わぐりすらんは3ユニットが集まるので、私たちの良さや個々の魅力が引き立たせたいと思います。今日の公開収録を通じて先輩の技を目の当たりにできたので、ここで勉強になったこともしっかりと活かしていきたいです。
また、『i☆Ris』さんは6人。『WUG』さんは7人で『RGR』は3人なので、圧倒的に少ないんですよ(笑)。なので、まずは埋もれないように頑張らなきゃなって。
「ランガちゃんも面白いんだね?」って思っていただけるように爪痕を残したいと思います。
厚木:デビューから1年半が経って『RGR』が3人で居る時のポジションはそれぞれが見えてきた気がしています。でも、私たちだけじゃないイベントに出演させていただいた時の自分のポジションは「どういう風にみせていけばいいんだろう?」って、まだまだ手探りなところもあって。
今回は「HOME」と言っていいくらい身近で尊敬している先輩たちと同じステージに立つことができますし、お客さんも私たちのことを知ってくださっているような暖かい場ですよね。
なので私たちが今、探している答えを見つけられるようなイベントにしたいです。まだまだ至らない点はたくさんあるのですが、先輩に負けないように頑張りたいです!
森嶋:私、すごく緊張してるんですよ。めっちゃドキドキしてます!去年の『i☆Ris&WUG! バレンタインLIVE!! 2018』は会場で見させていただいたのですが、ライブコーナーだけじゃなくてバラエティコーナーでもガチでぶつかっていたりしていて。
私は、あの風景がすごく印象に残っているんです。両チームが全力だらこそ、お客さんも大きく盛り上がっていたと思うんです。
なので、敬意を持って先輩方にぶつかっていきたいです。
――ありがとうございます。バレンタインイベントは、それぞれのユニットのメンバーが一同に介するパンフレットも魅力的です。今回、森嶋さんの可愛さは何点でしたか?
森嶋:そうですねぇ。1000点です!
林:100点超えちゃってるし!ほら!先輩引いてるじゃん(笑)。
厚木:うふふ。
森嶋:だってメッチャ可愛いんだもん!
青山:あら~。そうなんだぁ。ちなみにななみんは何点(可愛い声で)??
山下:私は7773点です♪
――ありがとうございました!
[取材・文・撮影 川野優希]