『私に天使が舞い降りた!』キャラソンアルバム発売記念リレーインタビュー連載 第5弾は小之森夏音役の大空直美さん!
女子大生のみやこと、妹・ひなたの友達で小学5年生の花との出会いとドキドキライフと、花の友達の乃愛、小依、夏音とのかわいくも楽しい交流を描いたスケッチコメディ『私に天使が舞い降りた!』が1月より好評放送中!
アニメと共にメインキャスト5人のユニット、わたてん☆5が歌うOP曲「気ままな天使たち」、「ハッピー・ハッピー・フレンズ」も話題になっています。更に各キャラが歌うソロ曲を収録したキャラソンアルバムが2月27日に発売されます。
当サイトではキャラソンアルバムで歌っているキャストの皆さんにリレー形式でのインタビュー連載を行います。今回は小之森夏音役を演じ、キャラソン「とっておきのことば」を歌う大空直美さんです。
『わたてん』ってかわいいだけではなくて、かわいすぎて泣く部分がいっぱいある
──演じる小之森夏音はどんな子ですか?
小之森夏音役 大空直美さん(以下、大空):お話が進むに連れて、認識が変わっていきました。最初は、穏やかで、いつもニコニコしていて、何でもできるスーパーウーマンというイメージでした。とてもしっかり屋さんで頼もしくて。でも、アフレコが進むにつれて、実は夏音ちゃんも、しっかりしているように見えてよりちゃん(小依)のことをすごく頼りにしていて、夏音も、よりちゃんを必要としているんだなぁと思うようになったんです。お互いがお互いを必要としている関係なんだなぁと……。あと、彼女の最大の魅力は母性だと思っていて、小学生にして、まるで母親のような包み込む優しさを持っているんだなと思いました。礼儀正しくてちゃんとしていて……。作中の登場人物にも「しっかりしているね」とよく言われているので、夏音は家でどんなふうに過ごしているんだろうと気になります。そのくらい母性に溢れてるんですよ! 私が子供の頃なんてもっとわがままだったけれど、夏音ちゃんは周りのみんなのことをとてもよく見ていて。特によりちゃんのことを見てるんですけれど、客観的に見ていながら、自分自身もみんなと一緒にいることを楽しんでる。とてもリラックスしているなぁと思いますね。
──オーディションから夏音を受けたんですか?
大空:オーディションは違う子をまず受けていたんです。そこから夏音を演じることになりました。原作を読んだ時点では、ここまで母性に溢れている子だとは思っていなかったんです。アニメのアフレコを通して、この子すごいな、大きいな、って思うようになったというか。どんどん優しく、どんどん器が大きくなっていったような気がするんです。なので、演じるときに気をつけていることは器の大きさ…ですね(笑)。
──小学生にして(笑)!
大空:この子たちは成長していったらどんな子になるのかを妄想するのが楽しくて、夏音ちゃんはこのまま成長して、母性の人みたいな感じになるのかなとか。でもちょっぴり心配ですね。器がでかすぎて、過激な要求にも笑顔で「いいよ!」って言っちゃうところがあるから、騙されないように気をつけて欲しいです・・・。善悪の判断はつくと思うんですけれど!なんでも受け入れちゃいそうで……(笑)。
──母性が特徴ということですけど、大空さんも事務所の後輩が現場に2人いますよね。何か共通するところはありますか?
大空:結構私がうっかり屋さんなので、後輩のほうがしっかりしているかもしれない……。しっかりしたいという気持ちはあるんですけどね。でも、私も器がでかい方だとは思います! 小さいことを気にしない性格なので!それが器がでかいのかどうか?っていう話ですが。
──ただ、大雑把ってことかもしれないですね…。
大空:そうなんですよ! A型なんですけど、全然神経質ではないんです。あと、頼まれたら断らない。頼りにされてる!と喜んじゃうタイプです。人の悩みをわかってあげられないことも多くて。相談されたときに、「いやいやそれは悩まなくても大丈夫!気にすることないし全然問題ないよ!」って思ってしまうし言ってしまうので・・・たぶん力になれてないなぁと思います。
──それ、相談されないタイプですね(笑)。では、今回のキャラクターソング「とっておきのことば」を聴いたときの感想を教えてください。
大空:最初に聴いたときから、すごく夏音っぽいと思いました。テンポ感も、優しい感じも、包み込むような感じも全部ぴったりで!歌詞も夏音そのもので、私もどんな曲が来るか想像していたんですけど、その想像よりもずっと夏音らしかったので、とてもキュンとしました。ゆっくり歩きながら歌っているような印象もあって好きです。優しい気持ちになれる曲だと思いました。
──ところで、(レコーディングで使った)歌詞の用紙(=楽譜)への書き込みがすごいですね。
大空:私、すごく書き込んでしまうんですよ。気持ちの切り替わる箇所にチェックを入れています。ここまではあなたの背中を押す気持ち、ここからは楽しそうなあなたが好きな気持ち、あと〈いざというとき〉からはありがとうの感謝の気持ち、とか。気持ちが切り替わるところで“Z”マークみたいなのを描いちゃうんです(笑)。
──気持ちの切り替わりを大切にしてるんですね。
大空:歌い方を本格的に勉強してこなかったので・・・、これまで勉強してきたお芝居のセリフと同じように、気持ちを声に乗せて歌うことを大事にしています。
──でもキャラソンや、声優さんの歌う歌というのは、気持ちの込め方こそ大事だと思います。
大空:歌詞が夏音の気持ちそのままだったから、すごく歌いやすかったです。スンと入ってきました。
──歌いながら思い浮かべたのは、小依のことですか?
大空:そうですね。よりちゃんのことを思い浮かべました。よりちゃんが〈「ほらっ」〉って、手を引いてくれる歌詞があるんですけど、楽譜にも「大好き、よりちゃん」って書いてありますね(笑)。それに、よりちゃんを演じてるのが後輩の大和田仁美ちゃんということもあって、すごく重なるんですよ、よりちゃんとひとちゃんが。もう大好きなので! プライベートでもよく遊ぶんですけど、大好きで大好きでたまらないので、このDメロの手を引いてくれるところは重なりますね。「直美さん、ほらこっちですよ!」みたいな。そういう顔も重なるから、妙にリアリティがありました。
──気持ち的には、歌いやすそうですね。
大空:こんなに共感できることもなかなかないですよね。信頼感というか…よりちゃんは意外と頼りないと思われているかもしれないけど、夏音ちゃんは小依のことを大事に思っていて、歌詞も作中のシーンを思わせるところがたくさん入っていて、とてもキュンとしました。私、わたてんのアフレコのテストのとき、泣いてしまうことがあるんですよ。『わたてん』ってかわいいだけではなくて、かわいすぎて泣く部分がいっぱいあるんです。みゃー姉とひなたの関係のような姉妹愛もそうだし、大好きな人との絆を感じるとすぐ涙腺に来ちゃうんです。
──かわいすぎて泣くって名言ですね(笑)。
大空:エモい!ってあるじゃないですか、それと同じです。私は胸がときめくと泣いてしまうんですけど、そんな歌です。仮歌を聴いたときも泣きました。夏音にとってのよりちゃんって大きいんだなぁって。Dメロがやっぱりすごく好きで、泣きそうなときに手を引いてくれて、意外と頼もしいんですよね、よりちゃんは。あと、出だしの〈ここがわたしの場所〉というところに正妻感が出てて良いですよね。いつも一緒にいたんだろうなぁって。あと、〈耳元で囁く〉は夏音っぽいフレーズだと思ってて、よりちゃんにアドバイスするときに、こしょこしょこしょってするんですけど、そこが出てるなぁって。ちなみにアフレコでは、「こしょこしょ」って囁くところを「ぽしょぽしょぽしょ」って言ったら、それ以降の台本に「ぽしょぽしょ」と書き起こされていて、アドリブが台本に活かされてる!って思って嬉しかったです(笑)。
──〈ここがわたしの場所〉とありますけど、大空さんにとっての落ち着く場所はどこですか?
大空:ひとちゃんや、仲の良い子たちの隣かなぁ(笑)。好きすぎる! 事務所の近い期のメンバーで過ごすことも多いから仲が良くて、ずっと一緒にいても居心地がいいんです。何時間いても、会話してなくても落ち着く関係が築けているのは幸せですね。
──どんなディレクションはありました?
大空:ディレクションで、ちょっとセリフというか、「ふふっ」って笑うところが入ったんです。「入れてみようか」と言っていただいてやってみたら、みなさん、いいね!って喜んでくれました(笑)。私も曲の中でちょっとセリフのフレーズを入れるのがとても好きなので、嬉しいなと。あとは囁くように歌うところも増えたんです。耳元で囁くのが夏音の特徴でもあるので、最後のサビに入る前にぽしょぽしょって感じで歌わせていただきました。それが活かされいてるかどうかわかりませんが、楽しみにしていてほしいです。
──では最後に、『わたてん』のファンへメッセージをお願いします。
大空:『わたてん』楽しんでいただけていますでしょうか? とてもキュンキュンする悶えるシーンを見ていただいてると思うのですが、いかがですか? 私も大好きなシーンが毎話あるので、皆さんにも楽しんでいただけていたら嬉しいです。キャラクターソング集もどんなかわいらしい曲が詰まっているのか、私自身もすごく楽しみだし、きっと、泣いちゃうくらいかわいい曲がいっぱいあるんじゃないかなと思うので、みんなで泣きましょう! 「とっておきのことば」は、OPテーマ、EDテーマともまた違う、ほんわかしたスローテンポな曲になっているので、ほんわか!と思っていただけたら嬉しいです。いつも応援ありがとうございます、これからも頑張ります!
[取材・文:永井和幸/撮影:塚越淳一]
CD概要
キャラクターソングアルバム~天使のうたごえ~
■発売日
2019年2月27日発売
■品番/価格
VTCL-60483 ¥2,500+税
■封入特典
キャラクターカード画像
※カードは全5種からランダムで1枚封入
(キャストとキャラ絵が表裏になっています)
TVアニメ『私に天使が舞い降りた!』オープニングテーマ/エンディングテーマ
「気ままな天使たち/ハッピー・ハッピー・フレンズ」
歌:わたてん☆5 (読み:わたてんファイブ)
■収録曲
♪オープニングテーマ「気ままな天使たち」
(作詞:ZAI-ON 作曲:Eternal Truth 編曲:伊賀拓郎/WEST GROUND)
♪エンディングテーマ「ハッピー・ハッピー・フレンズ」
(作詞:ZAI-ON 作曲:Eternal Truth 編曲:伊賀拓郎/WEST GROUND)
■発売日
2019年1月30日
■品番/価格
☆初回盤(DVD付):VTZL-152 ¥1,800+税
☆通常盤:VTCL-35296 ¥1,200+税
■初回盤DVD
「気ままな天使たち」Music Clip、メイキング映像を収録
「私に天使が舞い降りた!」Blu-ray&DVD概要
◆Blu-ray&DVD 私に天使が舞い降りた! Vol.1
■発売日
2019年3月27日(水)発売
■特典内容
★初回生産特典
①キャラクターデザイン・中川洋未 描き下ろしデジパック
②特製BOX
③原作・椋木ななつ 描き下ろしコミックス収録 特製ブックレット
④特典CD
⑤エンドカードセット
⑥「私に天使が舞い降りた!」スペシャルイベント優先販売申込券
(2019.6.2[日]開催 出演:上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美)
★毎回特典
①先行上映イベントダイジェスト映像
②ノンクレジットOP&ED
■仕様
本編DISC+CD 2枚組
■品番/価格
☆Blu-ray品番 :ZMXZ-12911本体価格:13,000円+税
☆DVD品番 :ZMBZ-12921本体価格:11,000円+税
■収録話数
第1話~第4話
アニメ放送概要
TVアニメ「私に天使が舞い降りた!」
放送情報
2019年1月8日(火)よりTVアニメ好評放送中!
AT-X 毎週火曜日 22:00~
(リピート放送:毎週(木)14:00/毎週(日)25:30/毎週(月)6:00)
TOKYO MX 毎週火曜日 24:30~
サンテレビ 毎週水曜日 26:00~
KBS京都 毎週水曜日 25:35~
テレビ愛知 毎週木曜日 26:05~
TVQ九州放送 毎週木曜日 27:00~
BS11 毎週水曜日 24:00~
配信サイトは順次公式サイトで公開!
イントロダクション
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?
妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!! どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪
STAFF
原作:椋木ななつ
(コミック百合姫/一迅社刊)
監督:平牧大輔
シリーズ構成:山田由香
キャラクターデザイン:中川洋未
プロップデザイン:中野裕紀
総作画監督:中川洋未 松浦麻衣 中野裕紀 菊永千里
美術監督:安田ゆかり(オリーブ)
色彩設計:石黒けい、呉 政宏
撮影監督:工藤康史
編集:坪根健太郎(REAL-T)
音響監督:高寺たけし
音楽:伊賀拓郎
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:動画工房
製作:わたてん製作委員会
CAST
星野みやこ:上田麗奈
白咲 花:指出毬亜
星野ひなた:長江里加
姫坂乃愛:鬼頭明里
種村小依:大和田仁美
小之森夏音:大空直美
TVアニメ「私に天使が舞い降りた!」公式サイト
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