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ミュージカル「Code:Realize ~創世の姫君~」BD発売記念イベントレポ

良知真次さん、秋沢健太朗さんらルパン一味が福生市に参上!ミュージカル「Code:Realize ~創世の姫君~」Blu-ray発売記念イベントレポート

2018年5月17日(木)〜27日(日)まで東京と大阪にて公演されたミュージカル「Code:Realize ~創世の姫君~」(以下、『コドミュ』)。

原作はオトメイトより発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲームで、2017年10月にはTVアニメが放送されました。

そんな本作のBlu-ray発売を記念したイベントが、2018年12月22日(土)に福生市民会館大ホールにて開催され、アルセーヌ・ルパン役の良知 真次さん、エイブラハム・ヴァン・ヘルシング役の秋沢 健太朗さん、インピー・バービケーン役の鷲尾 修斗さん、サン・ジェルマン役の滝澤 諒さん、エルロック・ショルメ役の君沢 ユウキさんが登壇。

本稿では、公演中の裏話や名場面振り返り、以心伝心ゲーム、サプライズなどで大盛況だったイベントの模様をたっぷりとお届けします。久しぶりに集まったルパン一味のわちゃわちゃ感をぜひご堪能ください♩

ルパン一味のわちゃわちゃ感が可愛い!

鷲尾さん演じるインピーのお茶目な前説で、ほのぼのとした雰囲気に包まれる会場内。キャストの登場を多くの女性ファンたちが待ちわびます。

イベントがスタートすると「〜♩依頼があれば何でもやります♩イベントのMC♩イベントを大いに盛り上げます〜♩」と劇中曲のアレンジを披露しながら、今回のMCを担当する君沢さん(エルロック・ショルメ役)が登場し盛り上げていきます。

大きな拍手と君沢さんの声でほかのキャスト陣がステージへ呼ばれると、秋沢さん(エイブラハム・ヴァン・ヘルシング役)が、銃を構えたポーズで客席を狙いながら登場。

「ちょっとそこ!Blu-rayのイベントだから!狩猟じゃないから!」と君沢さんからツッコミを入れられるというユーモアなやり取りに笑い声が一段と大きくなりました。


▲ポーズを決める(左)良知さん(右)秋沢さん
 
今回のイベントで久しぶりに集まったというキャスト陣。イベント序盤で披露した君沢さんの歌は、ほかのキャスト陣には知らされていなかったそうで驚いていました。君沢さん曰く、イベント前日の夜に思いついたのだそうです。

演じるルパンと同じ赤のジャケットに身を包んだ良知さん(アルセーヌ・ルパン役)は「紅白歌合戦」とツッコマれたり、秋沢さんは“トナカイのよう”とモコモコな服装を指摘されたりと、キャスト陣もファンたちも笑いが止まりません。

”韓流スターがいる”と言われた滝澤さん(サン・ジェルマン役)が韓国語で挨拶をするなど、序盤からキャストのわちゃわちゃ感が満載で可愛いやり取りが続きます。


▲(左)鷲尾さん(右)滝澤さん
 
また、鷲尾さん(インピー・バービケーン役)は、秋沢さんから「声が聞きたいんで」と唐突に電話がかかってきて“一種の恐怖”を感じたエピソードを暴露(笑)

秋沢さんは良知さんにも「ピルエット(回転するステップのこと)ができました」と動画を送っていたことが判明し、その場で秋沢さんの生ピルエットを披露するシーンもありました。

舞台が終わっても、キャスト同士でつながっていると思うと、とても嬉しい気持ちになりますね。

ピルエットが上手な良知さんにもぜひ披露してほしいとほかのキャストからいわれますが、「その時が来たらやります」と良知さんが一言。

一体、どこで本気のピルエットが見られるのか、イベントの楽しみが1つ増えたところで最初のコーナーへと進みます!

最初はサン・ジェルマンのソロ曲が用意されていた!?

最初のコーナーは、「コドミュ 名場面selection」! フィーニス役の星元 裕月さんの登場シーンや、インピーがオーニソプターを操縦するシーン、イベントの序盤で君沢さんが披露した歌のシーンなど、『コドミュ』ならではの名場面がたくさん映し出されました。

改めて見直すと、「このシーン良いなぁ」「ここ好きだなぁ」と思うシーンがたくさん出てきては、好きなシーンが増えていきます。

フィーニスに囚われたカルディアを助けようとするシーンが流れると、「(ルパンのバク転が)来るよ、来るよ〜!」と叫ぶキャスト陣。その声に応えるよう、ステージの上で突然席を立ちバク転をしようとする良知さんですが、すぐに止められてしまいました(笑)

場面を振り返ってみて感想を尋ねられた秋沢さんは、「色々と思い出しますね」と一言。ビブラートの美しさが素晴らしいという話になり、生のビブラートをステージ上で披露します。

インピーを演じた鷲尾さんは懐かしさを感じながらも、「ソロ曲がなかったので、次回はぜひ歌いたい」と次回作に期待を膨らませていました。 

そしてなんと、滝澤さん演じるサン・ジェルマンのソロ曲が用意されていたけれども上演時間の都合で泣く泣くカットになったという衝撃の事実も判明!

会場のお客様からも「えぇ!?」とどよめきが沸き起こりました。いつか、インピーとサンのソロ曲が聴けますように……。

また、イベントの楽屋で、鷲尾さんの声は原作・アニメのインピーの声(CV:森久保祥太郎)と似すぎているという話題で盛り上がったのだそう。

そんな鷲尾さんは、カッコいいところだけじゃなくて、ルパン一味でわちゃわちゃしているシーンが好きとのこと。そのシーンを本番中に袖でショルメが見つめていたのが、印象的だったと話します。

普段、ルパン一味とあまり絡むことがないからこそ、袖にいて一緒にいることを感じたかったと語る君沢さん。ショルメは本作でルパン一味を追う側でありながらも頼れる存在。

MCを難なく務め、ルパン一味を誘導する姿は、まさにショルメそのものでした。

『コドミュ』の中にあるさまざまな“愛の形”

『コドミュ』といえば、“LOVE”というテーマもあります。ということで、そんなシーンを集めた名場面を振り返ることに。

「そんなシーンあったかな?」と疑問を口に出す鷲尾さんに、「インピーはなかったよ(笑)」と一斉にツッコミを入れるキャスト陣。そんな仲睦まじい会話に客席からも笑いがこぼれます。

ルパンとカルディアが心を通わせるシーンが流れると、一気にコドミュの世界へ引き込まれました。

ルパン、ヴァン、カルディアの3人が歌声を重ねるシーンでは、良知さんと秋沢さんがお互いに見つめ合うなど、そのシーンの雰囲気をステージ上で作り出していき、多くのファンたちが画面に集中できなくなってしまいます(笑)

見終わった後、「やっぱりコドミュはいいですね」と口をそろえるキャスト陣。シリアスなシーンを演じることが多かった良知さんは、演出の吉谷光太郎さんと話し合いながら台本になかったシーンを作り上げていったと話します。

また、秋沢さんとの歌は“ビブラート合戦”になっていたと笑いながら話すと、これも1つの“愛の形”だと上手にまとめる君沢さんに、客席からも笑い声と拍手が沸き起こります。ちなみに秋沢さんは、良知さんから歌を手取り足取り教えてもらったそうです。

滝澤さんは、カルディアに毒薬を渡すシーンに触れ、これも“愛の形”なのかなと語ります。当時は、サンの意思と滝澤さん自身の考えがまとまらず、吉谷さんと何度も話し合ったのだとか。

「みんなに愛情を持っていた」と元気よく話すインピー役の鷲尾さん。カルディアはもちろんのこと、ルパン一味のことが大好きな部分に重点を置いていたと語りました。

本作では、途中でルパン一味に合流することになるヴァン。秋沢さんは、公演を重ねるたびに上昇していく気持ちを落ち着かせることが大変だったと話します。“愛情の裏返し”ともいえるヴァンをどのように表現すべきか、毎公演考えたのだそうです。

君沢さんはルパン一味と共闘するシーンはとても楽しかったと語り、コドミュカンパニーの仲の良さとチームワークが、そのままミュージカルに出ていたのだな、と改めて感じました。

自由奔放なルパン一味に大爆笑!

たっぷりと裏話が披露された後は、次のコーナー「ルパン一味の心はひとつ!? 以心伝心ゲーム」へ!

手元にあるスケッチブックに、出されるお題に対しルパン一味として連想するものを書き出します。その答えが見事合った回数が多い人には豪華景品が用意されているとのことで、キャスト陣も気合い満々です。

最初のお題は「世界的大泥棒」。「ルパン(小さく)3世」と回答した鷲尾さん以外が正解となりました。最初はやさしいお題ですが、だんだん難しくなるとのこと。次のお題は「ロンドン」です。

良知さん「紅茶」、秋沢さん「サーモンベーグル」、鷲尾さん「橋」、滝澤さん「外国」と回答。“良知さんと秋沢さんの回答を組み合わせたらアフタヌーンティーになる”という発言に、会場からも笑い声が沸き起こります。

息が合っているようで合わないルパン一味。次のお題は「お宝」です。そこで、「年末ジャンボ宝くじ」と現代的な回答をした良知さん(笑)

あまりにもひどい回答に、MCの君沢さんはお客さんに誰がひどかったか拍手で決め、罰ゲームをしてもらうというルールを追加することになりました。

罰ゲームがかかる中、次のお題は「カルディア」。難しいとうなる4人ですが、一斉に回答を披露します。

ここで、「どく」と回答した秋沢さんと滝澤さんが見事にマッチ。納得しない鷲尾さんは「そんな感じでカルディアちゃんを見ていない!」と訴えますが、回答は合わなかったので次のお題へと進みます。

次に「フィーニス」というお題を出されると、「ヴァン」と答えた良知さんと秋沢さんがピッタリ合いました。

続いて「仲田博喜(ヴィクター・フランケンシュタイン役)」というお題が出されると、笑いが起こる会場内。

良知さん「アドリブに弱い」、秋沢さん「喉ガサガサ」、鷲尾さん「ハリネズミ」、滝澤さん「下心」と自由な回答に、拍手と笑い声が鳴り響きます。

「喉ガサガサ」と回答した秋沢さんは、楽屋で隣同士だったらしく、いつも喉の状態が良いかどうか声の確認に付き合わされたのだそうです。

「ハリネズミ」と回答した鷲尾さんは、「彼のTwitterを見てあげて!!」とアピール。(仲田さんは“おはぎ”と呼んでいるハリネズミを飼っています)。キャストのすべてをさらけ出せるほど、仲が良い様子に思わずニヤニヤしちゃうほどです。

ついに、最後のお題「(演出の)吉谷光太郎」が出されると、“どっちだろう”と2択に迫られる4人。良知さんと鷲尾さんが「ミザンス」、秋沢さんと滝澤さんが「シャッター」と回答します。

吉谷さんの口癖で有名な“ミザンス”は役者の立ち位置、“シャッター”は交差を示しているとのこと。吉谷さんはこだわりが強いとても素敵な演出家さんとのことで、見事、2組ずつ答えがマッチしました!

最終結果、秋沢さんと滝澤さんが優勝! 優勝したおふたりには、豪華商品として黄金に包まれたチョコレートが贈られました。

そして、君沢さんが新たに追加した罰ゲームをお客さんに決めてもらうことに。その結果、拍手が最も大きかった良知さんに決定し、モノマネを披露することになります。

どんなモノマネを披露するのかなと期待を膨らませる中、ヴァン(秋沢さん)のように銃を構えるポーズを披露した良知さん。その後、照れを隠すかのように仁王立ちになり、隣で見ていた秋沢さんも驚いていました(笑)

星元裕月さん、仲田博喜さん、長谷川愛さんからビデオメッセージが到着!

ゲームコーナーも落ち着いたところで、ここで、今回イベントに参加できなかったキャスト陣からビデオメッセージが到着!

フィーニス役の星元裕月さんが映し出され、今後の役者人生においてフィーニスがかけがえのない役になったとメッセージを届けます。Blu-rayに収録されているメイキング映像には、面白いシーンがあるので必見だそうです!

続いては、ゲームコーナーでも話題になったヴィクター・フランケンシュタイン役の仲田博喜さんが登場。仲田さんが話をするたびに、映像を見ていたキャスト陣がツッコミを入れ、客席からも笑いが止まりません。

そして最後に、カルディア役の長谷川愛さんからビデオメッセージが。未だカルディアが抜けていないと話す長谷川さんは、カルディアを演じて女子力が上がったとのこと。

舞台稽古が始まった当初は、人見知りな性格から1人でいることが多かったという長谷川さん。しかし、“スモーク牛タン”を食べていたときに君沢さんが反応してくれたことで仲が深まったそうです。

「人見知りで仲良くなれないなと思ったときは、スモーク牛タンを食べてください」とお茶目なコメントを送り、会場を沸かせました。

ビデオメッセージを見たキャスト陣は、「楽しいことが多かった」とコドミュを振り返ります。君沢さん曰く、千秋楽はステージの中央に全員が集まり、気合いを入れたのがとても嬉しかったと話しました。

また、千秋楽の日の公演が始まる前、カルディアが座る中央のイスに演出の吉谷さんが座っていたのが、個人的にとても嬉しかったとのこと。

他のキャスト陣も「カルディア太くなったなぁ」「随分と髪型が短いなぁ」と気になっていたそうです(笑) “猛毒のおじさん”という呼び名まで出てきたりと、演出と役者の距離が近く、1つになって作られていたのだと実感させられました。

最後に鷲尾さんへバースデーサプライズ!

プレゼント抽選会が行われた後、終わりの時間が近づきます。最後の挨拶へと進む前に、良知さんから「ちょっとしたサプライズを用意しました!」と一言。

すると会場内にバースデーソングが響き渡り、12月27日が誕生日の鷲尾さんバースデーサプライズです! びっくりした鷲尾さんのもとには、誕生日ケーキが届けられます。

「とても幸せです!」と満面の笑みを向ける鷲尾さん。サプライズ大成功です♩

そして、最後にキャストのみなさんから感謝の気持ちが伝えられました。
 

アルセーヌ・ルパン役/良知 真次さん

Blu-ray発売記念イベントで、こうしてまたみなさんとお会いできてとても幸せに思います。『コードリアライズ』が本当に大好きですし、1つ1つのシーンを大切に作らせていただきました。

実は、ルパンがカルディアに向かって歌うシーンは、最初、全部ありませんでした。原作が伝えたい想いをミュージカルでは歌で届けたいということで、吉谷さんと話し合いながら作らせていただいたシーンです。

ぜひもう1度、そのシーンを含めてお家で見ていただけたらと思います。本日は本当にありがとうございました。

エイブラハム・ヴァン・ヘルシング役/秋沢 健太朗さん

今年の5月に『コドミュ』でヴァンを演じさせていただいたことは、役者として大きな武器になりました。これからもヴァンは僕の中で生き続けます。Blu-rayでは裏側も見られるので、きっと役者のことも好きになっていただけるのではないかと思います。今後とも『コードリアライズ』をよろしくお願いいたします。

インピー・バービケーン役/鷲尾 修斗さん

インピーは見ていると笑いがこぼれるキャラクターでもあり、箸休めのような感じで楽しんでいただけたらと思い演じさせていただきました。次回作があれば、今度はシシィも一緒に出たいと思っておりますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします!

サン・ジェルマン役/滝澤 諒さん

ミュージカル「Code:Realize ~創世の姫君~」では、みなさんの記憶の片隅に残ってくれているといいなと思いながら演じさせていただきました。Blu-rayで何度も好きなシーンを見ていただき、サンちゃんのお茶目な部分もたくさんご覧ください。本日はありがとうございました。

エルロック・ショルメ役/君沢 ユウキさん

ショルメはストーリーテラーとしての立ち位置でした。稽古場ではみんなを全体的に見ることが多かったのですが、みんなの良いところばかりが見えてきてショルメで良かったなと感じています。

本当に『コードリアライズ』は僕の中で大きな作品になりました。そして、このメンバーでできたこと、みなさんに愛されていることに感謝の気持ちでいっぱいです。またお会いできる機会を楽しみにしております。

最後には、ミュージカル楽曲「Skip a Beat」をキャストと一緒に歌い、盛り上がりが最高潮へと達します。

さらに、ここでイベントの序盤で良知さんが宣言していた“ピルエット”も披露! 華麗なターンにファンたちからも歓声と拍手が送られ、ミュージカル『Code:Realize 〜創世の姫君〜』のBlu-ray発売記念イベントが幕を閉じました。

なお、現在、アニメイトオンラインショップにて、Blu-rayが絶賛発売中です。まだまだこれからも、ルパン一味の冒険は続きます! ぜひ、手に取って彼らの行く末を近くで感じていただけたら幸いです。

Blu-ray ミュージカル『Code:Realize 〜創世の姫君〜』商品概要

 
価格:10,584円(税込)
発売日:2018年11月28日

<収録内容>
◆本編
◆特典映像

<アニメイト特典>
キャラクター原案miko描き下ろしイラスト使用ポストカード

<キャスト>
アルセーヌ・ルパン役:良知真次
カルディア役:長谷川愛
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング役:秋沢健太朗
ヴィクター・フランケンシュタイン役:仲田博喜
インピー・バービケーン役:鷲尾修斗
サン・ジェルマン役:滝澤諒
フィーニス役:星元裕月
エルロック・ショルメ役:君沢ユウキ 他

<スタッフ>
演出:吉谷光太郎 
脚本:浅井さやか
音楽:tak    
振付:MAMORU 

原作:オトメイト(アイディアファクトリー/デザインファクトリー)
企画・プロデュース:4cu  
制作:ポリゴンマジック

公式サイト
公式Twitter

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