新作アプリ『星鳴エコーズ』望島瑞雲役・緑川光さんインタビュー【前編】|ラジオの仕事は声優としてお芝居のフィードバックになる
2019年春リリース予定の育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。
人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。
リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビュー! 今回は、望島 瑞雲役・緑川光さんにお話を伺いました。
望島 瑞雲(ぼうしま ずいうん)は、第25学生塔破隊“リブラ”の隊長を務め、チームメイトの後輩女子をお父さんのように見守る優しいキャラクターです。
インタビューは前半と後半と2本立て。前半となる本稿では、緑川さんがゲストとして参加した第7回・第8回のラジオ収録についてお話を伺いました。普段は“ボケ”にまわるという緑川さん。自身の経験からフリートークが多いラジオのMCは、声優としてお芝居のフィードバックにもなるそうです。ぜひ最後までご覧ください。
ラジオから学ぶことはたくさんあります
ーーまずは、坂さんがMCを務める『星鳴エコーズ RADIO』にゲスト出演された感想をお聞かせください。
緑川光さん(以下、緑川):(坂さんの)緊張がものすごく伝わってきました。普通の声のお仕事で絡むのもきっと緊張すると思いますが、ラジオのフリートークはMCがゲストをある程度導かなければならないという流れがありますし。
お仕事でご一緒することが多少あれば「そういえば……」というトークができても、一から始めるのは大変だなと思いましたので、そんなにいじめませんでした(笑)
一同:(笑)
緑川:基本、僕は“ボケ”にまわる側なので、気心がしれた相手だとボケまくりたくなるんです。でも、そんなにボケちゃうと可愛そうだなと思ったので、今回は優しさ多めで(笑)
ーーラジオ収録を拝見させていただきましたが、緑川さんが優しくアシストされている感じがすごく伝わってきました。
緑川:そうですか? たぶん、“どちらのほうが子供か?”と言われると、僕の方が子供のような感じがしますけど(笑)
ーー(笑)坂さんはものすごく緊張されていましたね。
緑川:そうですね。緊張している様子は確かに感じましたが、誠実でしたし、だてに番組のMCというポジションにいる子ではないと思うので、頑張っている感じも伝わってきました。
ーー第7回目の収録では緊張でいっぱいの様子でしたが、時間を重ねるたびに打ち解け、自然な会話ができていたように感じました。
緑川:たぶん、“こういう感じで話をしても大丈夫な人なんだろうな”と、思っていたからでしょうね。僕自身、「こっちに寄らないで!」という感じではなく、ウェルカムな感じで収録していました。
ーー緑川さんのオープンな状態に、どこまで踏み込んでいいのか分からない坂さんの絶妙な距離感にニヤニヤしてしまいました。
緑川:それはよかったです(笑)
ーーちなみに、緑川さん自身が初MCを担当したラジオ収録は覚えていらっしゃいますか?
緑川:20代前半の頃でしょうか。やっぱりフリートークは緊張しましたし、自分の考えで喋らなければならないので、当時の自分は「上手に話せるのかな?」と思っていたんじゃないかな。
声優として軌道に乗り始めるとラジオのお仕事は自然と舞い込んできますが、そこから学ぶことはたくさんあると思います。
「こういう風にするとこうなるんだ」「こういうことを言うと、ファンからこう返ってくるんだ」と実感できますし、それが声優としてお芝居のフィードバックになることがたくさんあるんです。
そう意味では、彼(坂さん)にとっては良いお仕事になるのではないかな、と思います。
“どの程度ボケたほうがいいのかな”と考えていました
ーー特に、印象的だったコーナーや場面はありましたか?
緑川:「勝手にプレイ報告」は面白かったです。“プレイしたていでメッセージを送ってください”というのは、ひどい話ですよね(笑)
僕自身、まだ全体的にどのようなゲームになるのか把握できていないところがありますが、逆にリスナーのみなさんにとってはいろいろな想像が膨らむので楽しいのかな、と。すごくザックリとした斬新的なコーナーでした。
ーーリスナーさんたちの願望が詰まっていますよね。個人的ではありますが、「マッチョ」で作品紹介するところがツボでした。
緑川:長年声優をやっていると、「マッチョ」をそのままやってもつまらないよね、というところからスタートしちゃうんです(笑)
きっと坂くんが普通に太い声でマッチョを演じると思ったので、自分は違う方向でいこうかな、と。
じゃあ、太くない声を出すためにはどうしたらいいのかな、ポーズをしている最中の声を出そうかな、と色々と考えながら作品紹介しました。
ーーその結果、あの色っぽい声が生まれたんですね!
緑川:実際、色々と考えながらやっていました。喜んでいただけて何よりです(笑)
ーーマッチョといえば、通知表のゲストが自由に決める項目で「マッチョ」と書いていましたね。しかも“5”という満点!
緑川:もう最初に「ここはマッチョ」だなと思って忘れないうちに書きました。0という点数も面白いですが、高い点数にしたほうが喜ぶかな、と。
「アドリブ」「トーク」というほかの項目で高い点数をつけることもできますが、無理に高得点をつけるのもおかしいですし、「自由に決められる項目」のほうが遊べるので。
ほかの項目とのバランスを見ながら、「マッチョ」の項目で高得点にしよう!と。こう見えて、結構考えています。
ーーそうだったんですね。「共鳴アンサー」では、残念ながら坂さんとの回答が全問正解にはなりませんでしたが、盛り上がったように感じます。
緑川:そうですね。どの程度ボケたほうがいいのかな、と考えていました(笑)
一同:(笑)
緑川:答えを合わせるのは結構大変ですが、適当なことを書いちゃうのも嫌ですし。割とせめぎ合いな感じでした。
ーー全部で3問の質問が出されましたが、緑川さんは必ず最後の質問でボケていましたね(笑)
緑川:3回目は軽く落としちゃったほうがいいかな、と。本当は全部ボケたかったんですよ?(笑)
ただ、坂くんが誠実な人なので、全部ボケちゃうのはかわいそう。「そうですよね」という流れから落としたほうが面白いかなと思ったので、最後にボケさせていただきました。
緑川さん、手帳のカスタマイズに使えるグッズに期待大!
ーーラジオの中でお話しされていましたが、緑川さんは手帳をカスタマイズするのがお好きだそうで……
緑川:手帳をカスタマイズするのは大好きです。え、しませんか?
(首を横に振るスタッフ陣)
緑川:なるほど、スマホで済ませる感じですね(笑) 確かに、スマホでスケジュール管理をすることもありますが、データが消えると怖いので手帳と両方使っています。
ーーおお!
緑川:新鮮ですか?(笑)
ーーはい!
緑川:割と楽しいですよ? 僕、しょっちゅう文房具屋さんに行って、良いものがあれば買っちゃいます。
(この後、緑川さん自身でカスタマイズされた手帳を見せていただきました。)
緑川:マスキングテープもよく使います。なので、『星鳴エコーズ』のかっこいいチームロゴのシールやスタンプが出たら、きっと楽しく使えるんじゃないかな。
フラグメントタワーのシルエットが描かれたバッグもかわいかったので、ぜひたくさんグッズ化して欲しいです。
ーー確かに! 普段使いにもバッチリなカッコかわいいデザインばかりですよね。そんなところにも注目しつつ、今後のラジオ配信にも期待が高まります。
緑川:ラジオはどういうトークが出るのかわからないので、本当に瞬発力が鍛えられると思います。特に、この「星鳴エコーズ RADIO」は坂くんが1人でMCをやっているので、だいぶ鍛えられるのではないでしょうか。
もし、MCが2人いたら、相手が話をしている間に考えられますが、1人でやるのは考える時間もなくて大変だと思うので、次回にまた出演する機会があれば、彼の成長が楽しみです。
ーーでは、再度ゲスト出演される機会があれば、どんなことをしてみたいですか?
緑川:次は、ずっとボケているかもしれないです(笑)
一同:(笑)
緑川:自分のボケにどんな返しがやってくるのか、楽しみにしておきたいと思います。
ーーありがとうございました! 後半は『星鳴エコーズ』の作品や、緑川さんが演じられた瑞雲、チーム「リブラ」のキャラクターについてお伺いしましたので、ぜひお楽しみに!
[取材・文/福室美綺 写真/佐藤ポン]
事前登録情報
2月20日(水)より、事前登録が絶賛受付中です。
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アプリ『星鳴エコーズ』作品概要
あらすじ
人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。
概要
タイトル:星鳴エコーズ(ほしなりえこーず)
ジャンル:『共鳴』育成シミュレーションゲーム
配信開始日:2019 年春(予定) iOS 版/Google Play 版
価格:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)
対応 OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります)
制作スタッフ
原作/開発/運営:ジークレスト
シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト
メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、
来楽零 ※五十音順
メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順
キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月
塔コンセプトアート:TAKORASU
音楽:佐橋俊彦
キャスト
阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順
『星鳴エコーズ』公式サイト
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『星鳴エコーズ』公式YouTubeチャンネル
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