『バースデー・ワンダーランド』声優・藤原啓治さん&矢島晶子さん演じる極悪コンビの本編シーン公開! 『クレしん』とのギャップに衝撃
“大人が泣けるアニメーションの巨匠“と言われる、映画監督・原恵一氏の最新作『バースデー・ワンダーランド』(4月26日公開)。本作には、原監督と『クレヨンしんちゃん』シリーズなどでタッグを組んできた声優・藤原啓治さんと矢島晶子さんが、“悪役コンビ“で出演しています!
藤原さん演じるザン・グと矢島さん演じる相棒ドロポは、ワンダーランドの世界を荒らすキャラクターだが、そんな2人が食べ物をむりやり奪いにやってくる激コワ本編シーンが公開となりました!
『クレヨンしんちゃん』で初代・野原ひろしとしんのすけを演じた2人ですが、そのイメージとはギャップがありすぎる極悪非道な悪役コンビに、アニメファンならずとも必見のシーンとなっています。
ザン・グとドロポ本編シーン
●本作の主人公で自分に自信がない女の子アカネは、謎の錬金術師ヒポクラテスに突然救世主にされてしまい、ワンダーランドの世界へ連れて行かれることに。そこは幸せな色に満ちたカラフルな世界だったが、色が失われてしまう危機が迫っていた...。
●ワンダーランドを荒らす極悪コンビがザン・グと相棒のドロポ。2人はアカネの行く先々に現れ、モノを壊したり奪ったり悪さばかりし、ワンダーランドの人々からも恐れられている存在だった。
●このたび公開されたのは、アカネが泊っている宿で食料を奪おうとするザン・グとドロポのシーン。食料が減り、水不足の危機に陥っているワンダーランドだが、「食い物を出せ」と店主を脅すザン・グ。するとドロポも「ザン・グ様を知らねぇのか? お前、遅れてるもんねー」と店主に詰め寄り、むりやり食べ物を奪ってしまう。
●さらに怒りが収まらないザン・グは店主を「水は?」と睨みつけ、怒った勢いでテーブルを破壊。ドロポとザン・グは「いただきだもんねー!」とその場を立ち去ろうとするが、アカネの存在に気付き、怖いまなざしで睨みつけるのだった。
●本作のザン・グとドロポ役では、『クレヨンしんちゃん』のひろしとしんのすけとは全く違う演技をする藤原さんと矢島さん。ザン・グとドロポの本当の目的とは? ワンダーランドに危機をもたらす敵役を熱演した2人にも、注目が集まることでしょう。
●原監督とは27年来の付き合いで、原監督作品の常連である藤原さんと矢島さん。原監督が『クレヨンしんちゃん』のTVアニメシリーズを手掛けていた頃からの付き合いで、藤原さんと矢島さんは『河童のクゥと夏休み』、『カラフル』、『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』にも出演するなど、原監督作品には欠かせない存在なのです。
●そんな“常連声優”の2人に原監督は絶大な信頼を寄せており、ザン・グとドロポの声は2人に演じてもらいたいと考えていたという。
●原監督は「敵役のザン・グとドロポの悪役コンビは、藤原さんと矢島さんにぴったりだと思ったので演じてもらうことにしました。過去の作品にも出演してもらっていて、とても信頼している声優さんです。藤原さんにはワンダーランドの誰もが恐れているザン・グの怖さを表現してもらい、矢島さんは悪役だけどどこか憎めないドロポを演じてもらいました。ひろしとしんのすけとは真逆の悪役キャラを楽しみにしてほしいです」と明かし、2人が演じる悪役キャラにますます期待が高まるばかり。
●そして、ワンダーランドに強引に連れて行かれる主人公アカネの声優には『万引き家族』(2017)など、話題作の出演が続く若手No.1実力派女優・松岡茉優さん。本作についてジャパンプレミアに登壇した松岡さんは「この種類の涙っていつから流していないだろうと、感情の壺が溢れ、アフレコをしながら泣けて泣けてしょうがなかった」というエピソードを披露。
●子どもから大人まで幅広い世代に愛され続ける不朽の名作を、『河童のクゥと夏休み』や『カラフル』などの原恵一監督が、一体どんな感動作として作り上げたのか? 平成最後のアニメーション映画『バースデー・ワンダーランド』は、4月26日(金)より全国公開。
作品情報
劇場アニメ『バースデー・ワンダーランド』
4月26日(金) 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
出演:松岡茉優 杏 麻生久美子 東山奈央 藤原啓治 矢島晶子・市村正親
原作:柏葉幸子「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)
キャラクター/ビジュアル:イリヤ・クブシノブ
脚本:丸尾みほ
監督:原恵一
テーマソング:milet「THE SHOW」(SME Records)
イメージソング・挿入歌:milet「Wonderland」(SME Records)