何があっても「とりまsorry! 」でOK! i☆Ris 18thシングル『アルティメット☆MAGIC』インタビュー
2019年5月22日(水)に声優とアイドルのハイブリッドユニット『i☆Ris』が18thシングル『アルティメット☆MAGIC』をリリース。
TVアニメ『賢者の孫』(2019年4月より放送開始)のOPテーマとなっている同曲は、16thシングルの『Changing point』、17th『Endless Notes』に続く深夜アニメのタイアップとなっている。
平成から令和に元号が変わった今、いよいよ『i☆Ris』時代が訪れようとしているのかもしれない。
『アルティメット☆MAGIC』は『i☆Ris』の王道とも言えるPOPなメロディに作品を象徴するワードが散りばめられた歌詞も印象的な一曲に仕上がっている。
桜が満開の4月上旬、『アルティメット☆MAGIC』の楽曲、「これまでで一番楽しかった」と語るMV撮影について聞いた。
とりまsorry!
――『アルティメット☆MAGIC』は可愛くて楽しい気持ちになる楽曲です。歌っていて刺さった歌詞はありますか?
若井友希さん(以下、若井):歌詞の中に「とりまsorry! 」ってワードがあるんですけど、すごく『賢者の孫』という作品を表しているなって思いました。『アルティメット☆MAGIC』だからこそ出てくる言葉みたいな。
澁谷梓希さん(以下、澁谷):私もやっぱり「規格外だって問題ないさ やらかしたらとりま sorry! 」。規律を乱さないように気をつけているのですが、世間一般の規律と私の基準が少し違うので(笑)。基本的にはズレがちなんですけど、「とりまsorry! 」って感じでいるので、ここが印象的ですね。
――楽曲全体についてはいかがでしょう?
芹澤 優さん(以下、芹澤):これぞ『i☆Ris』って楽曲ですよね。MVもそうなんですけど、おふざけ要素があって、アニソンやアイドルの中でもギャグテンションもあるのが私たちなので。みんな変顔しちゃったりとか(笑)。
『i☆Ris』という存在自体が規格外なところもあるので、『アルティメット☆MAGIC』は『i☆Ris』っぽい曲だなって思いました。
茜屋日海夏さん(以下、茜屋):今回、ここってところがあんまり浮かばないんです。全体的に見て、これぞ『i☆Ris』というか。レコーディングのときは全体を一通り歌うんですけど、全体像が見えてきたら、すごくしっくりきました。世界観がまとまっていて素敵だなって思いますね。
久保田未夢さん(以下、久保田):サビの最後の一文が『i☆Ris』っぽいよね。「正解なんて作ればいいだけさ 究極の未体験みせてあげるずっと」ですね。『i☆Ris』は声優もアイドルも一生懸命頑張るユニット。でも、始まった当初はそんな企画のユニットが他に全然なくって。正解なんて無い。私たちが自分たちの道を作ってきたからこそ、7年間もユニットが活動できているわけで。
これからも未体験なことをファンの皆さんにお見せしたいと思いますし、そういった私たちをもっと好きになってもらえると思うんです。うん、このフレーズは『i☆Ris』っぽいですね。
若井:2番の「限界な不完全 それは可能性さ」もいいよね。一瞬、難しい言葉だなって思ったの。でも、すごく深くていい言葉だなって。
山北早紀さん(以下、山北):私は「何もしないよりも 何かやらかしちゃえ!」かな。私って根が真面目なのかもしれないんだけど、はみ出しちゃったらよくない、リーダーだからちゃんとしなきゃって思っていた自分がいて。
でも、本当は誰よりもやらかし願望があって、変なことが大好きなんですよ(笑)。
なので最近、この曲のように何かやらかしたいなって思いますね。
――特にここのパートが聞き所!というところもお聞きしたいです。
茜屋:私、最後の英語の発音めっちゃ褒められたんですよ(笑)。皆の声が重なっているので、全然目立ってないんですけどね。個人的に、英語科だったので英語が得意というところを披露できたのがよかったなって(笑)。あんまり聴こえないと思いますけど、耳を澄ましてみて下さい!
今までで一番楽しかったMV撮影
――今回はMVも素敵でしたね。撮影時のご感想をお聞かせ下さい。
山北:完成した映像を見て、今までの中で一番「うわ〜!!」って思いました。これまで18作品出してきたにも関わらず、出来上がった時の喜びは一番大きかったです。
アニメーションが存分に使われているので、撮影中もどうなるんだろう?って楽しんでました。実際、完成したのを見たら、カッコいいし、可愛いし。ギャグ要素も入っていたりと、『i☆Ris』らしさがすっごい出てると思いますね。
若井:遊び心があるよね。ワイプで顔が出るのとか、文字が出てきたりとか。私も何回も何回も見ちゃったんですよ。Twitterにも投稿しちゃったり。みんな可愛いなって。色んな人に進めたいMVになりました。
久保田:早く観てほしいよね。MVの中でたくさんポーズを取っているのですが、指定がなくて私たちが自由に決めた感じになっているんです。ここにも個性があるので、楽しんでほしいです。細かいところまでチェックしてほしいですね。
茜屋:そうですね。私は友情出演してくれたクマさんがすっごく可愛いなって。ついついタッチしちゃったり。最初は物語に出てくるようなザ・悪者って感じなんですが、最終的にはみんなでダンスしてるみたいな。悪者がいない世界のストーリーも素敵だなって。幸せな気持ちになるMVになっていますので、早く皆さんに見てもらいたいです。
芹澤:全員が大満足のMVなんですよね。カッコいいのが得意だったり、可愛いのが得意なメンバーが『i☆Ris』にはいて。そんな6人だからバランスが取れていると思うんですけど、今回は全員がすっごく可愛い。このMVで『i☆Ris』を知ってくれたら、可愛い子しかいないじゃん!って思ってくれるんじゃないかな。
私、魔法を使うシーンで投げキッスしてるんですけど、これもアドリブなので(笑)。ここはしっかりと見てほしいですね!
――魔法と言えば、澁谷さんの魔法が印象深いです。
澁谷:厨二病なので、あぁいうの大好きです(笑)。『i☆Ris』のMV撮影で一番楽しかったですね。小学生の感想みたいになっちゃいましたけど(笑)。スカート履いて踊ってめっちゃ楽しく撮影が進んだのも久しぶりの感覚で。
私、これまでカッコいいを表現してきたんです。ただ、今回はすごく自分らしさが出せたなって。表情も素に近いというか。うん、すごく楽しかったです。
これまで以上の熱狂を
――2019年4月からは「i☆Ris 5th Live Tour 2019 ~FEVER~」もスタートするということで、皆さんに意気込みをお聞きしたいです。
山北:「FEVER」ってタイトルが良いですよね!1日に昼と夜の公演があると、どこかでペース配分を考えちゃうところがあったんですけど、今回はそれを踏まえた上で体力づくりを進めています。昼夜、全ての会場で120%の「FEVER」を魅せたいと思います。
芹澤:分かる!2公演最高のパフォーマンスができる準備しようって思ってるもん。トレーニング増やしたりとか。万全にできる体制で臨んでるよね。
2019年の1月くらいからツアーの会議がはじまっていて。私たちも色々なアイデアを出したんですけど。それを叶えてくださったスタッフさんの期待にも応えなくちゃと思っています。
若井:そうだね。私、最近悔しかったことがあって。ある方とお話している時に「『i☆Ris』のファーストライブのツアーってよかったよね?」って言われたんです。それがメッチャ悔しくて。
確かにファーストライブツアーは自分たちの中での手応えも凄かったんですけど。それを超えている姿を見せたいなって。常にベストを更新し続けたい。みんなが一番いいって思ったライブを超えるようなツアーにしたいですね。
久保田:確かに、ファーストは印象深いよね。
山北:はじめての体験だったので、上昇志向が強いというか。そういったものが印象深いのかもしれないね。だけどそろそろもう一歩踏み出したいですね。
――今回のライブにはどんな仕掛けがありますか?
山北:そうですね。鼻血ブーすると思います(笑)。今までどのライブでもやったことがない試みがあって。ここは楽しみにしてほしいですね。パンフレットでもみんなバニーちゃんになっているので、みんな可愛いですよ。
茜屋:今回のライブはセトリを毎公演変えています。懐かしい気持ちにもなれるし、演出がいつもと全然違うので新鮮な気持ちで楽しんでもらえると思いますね。曲の入り方も新しいので。
澁谷:私も色々とライブを見てきたんですけど、すごい方々に負けないようなエンターテイメント性のあるショーに近い感じのライブになっているかなって。演出や構成も相当練っています。アイドルのライブというよりも、一つのショーを見ている感覚になるかもしれません。楽しみにして会場に来てほしいですね。
とにかく楽しんで欲しい
――『アルティメット☆MAGIC』も初披露されます。どんな盛り上がりが生まれると思いますか?
若井:コールアンドレスポンスはしたいですね。ぜひ、頑張って覚えてほしいです。
山北:ライブに何度も来てもらってね。
久保田:最後の英語のところは曲の終わり感あるから、しっとり聞いてくれるのかな?って思いつつ、コールをバンバン入れてほしいです!ちょっとずつでも覚えてくれたら嬉しいなって。
芹澤:『アルティメット☆MAGIC』がリリースされるのはツアーの後半なんですよね。皆さん歌詞や合いの手が分からないまま、ライブが進んでいく感じですよね。ここは解決しなきゃって思いました。初見でも盛り上がれるように工夫します!
でも、盛り上がり方が固定されていないからこそ、ファンの方たちも「やらかしちゃえ!」ってテンションで来てくれたら嬉しい。もしもそれが、私たちのライブと噛み合っていなくても、「とりまsorry! 」みたいな。みんな好きに楽しんでほしいですね。
――「とりまsorry! 」がパワーワード化してきましたね。
澁谷:「とりまsorry! 」は流行らせたいワードNO.1ですね。現場からは以上です(笑)。
よりメジャーなユニットを目指す
――今回のインタビューがアニメイトタイムズでは『i☆Ris』の令和初のインタビューになります。これからの『i☆Ris』について意気込みをお願いします。
山北:令和という元号が発表された瞬間は6人一緒に居たんだよね。令和の終わりまで6人でいたい!私たち全員平成生まれだし。
澁谷:さきさまも平成生まれだったんだね(笑)。
山北:ちょっと!みんな平成の女だから!元号も変わるし、これまでi☆Risを知らなかった方々にも見ていただきたいよね。大きな会場でライブがしたい!
――ありがとうございます。では、そろそろ時間ですね。写真集も発売になっている芹澤さん締めて下さい。
芹澤:令和が終わる頃、『i☆Ris』はビッグアーティストになっていると思います。次の元号になるときは、私たちが新しい元号の曲を真っ先に発表したいです!たくさんの方から注目されるユニットを目指します。
[取材・文 川野優希]
“i☆Ris×TVアニメ「賢者の孫」「俺たちTUEEE!?」マジックカードバトル!”
マジックカードで魔物化したクマを倒そう! 協力プレイで豪華プレゼントが当たるチャンス!
攻撃をするための魔法はメンバー自身が考案。魔法で作られたマジックカードで攻撃を行い、毎日ランダムでくじ引きをして手に入れることが出来ます。マジックカードは全29種で、魔法の種類や攻撃力など全て異なる仕様となっています。
メンバーの個性が光る魔法たちにも注目です。なお、『賢者の孫』のキャラクターのマジックカードも、22日(水)~ 実装予定とのことなので、お楽しみに!
【実施期間】5月20日(月)~ 6月2日(日)23:59
【特設サイト】http://ore-tueee.com
CD情報
18thSingle:「アルティメット☆MAGIC」
発売日:2019年5月22日
◆CD 初回生産限定:TVアニメ「賢者の孫」盤
価格:1,404円(税込)/EYCA-12509
◆CD+DVD
価格:1,944円(税込)/EYCA-12510/B
◆CD
価格:1,296円(税込)/EYCA-12511
イベント情報
「i☆Ris 5th Live Tour 2019~FEVER~」
【開催日時・会場】
・5/25(土) 神奈川県 / 関内ホール 大ホール 14:15 ~ 15:00 / 18:15 ~ 19:00
・6/1(土) 東京都 / 中野サンプラザ 14:00 ~ 15:00 / 18:00 ~ 19:00
【チケット情報】
▼チケット代金:全席指定 6,800円(税込)
※枚数制限:各公演につき1人4枚まで。 ※Zepp公演:ドリンク代別途500円あり ※小学生以上有料。未就学児童は入場不可。
▼チケット一般発売中!
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