『ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow』Guilty Kiss連続インタビュー第3回:鈴木愛奈さん│みんなと一緒ならなんでもできる――4thライブを経て生まれたAqoursの意志
「青春の1ページを大切にしている鞠莉だからこそ私も大好き」
――多くのファンの方に愛されている『ラブライブ!サンシャイン!!』、そしてAqoursですが、これほどまでに愛される理由はどこにあると思いますか?
鈴木:Aqoursのメンバーは、みんなμ'sさんのことが大好きで、その気持ちは応援してくれるファンのみなさんと一緒だと思います。メンバーみんなが『ラブライブ!』という作品に対する愛を持っているから「もっと頑張りたい」と向上心を持って活動をしていますし、きっとその気持ちがファンのみなさんに届いていると思っていて。
過去のライブでは、梨子ちゃんのピアノ演奏や千歌ちゃんのバク転など、初めての試みに挑むことがありました。きっと「できない」「怖い」と感じる瞬間もあったと思いますが、そんなネガティブな感情を「実現する」「やってみせる」というポジティブな気持ちに変えるメンバーの頑張りや努力はみなさんに伝わっているはずです。
私も含めた普通の女の子たちがみんな頑張っていて、ファンの方が受け入れてくれるからこそ、私たちも「もっと頑張りたい」と思い、さらにその姿を見て「もっと応援したい」とファンの方に感じてもらえているのかなと。それが愛される理由なのかもしれないと思っています。
――Blu-rayの発売を楽しみにしているファンの方へ一言お願いします。
鈴木:歌っているときのメンバーひとりひとりの表情やダンスには、彼女たちの個性が表れています。
ダンスひとつとっても9人それぞれ違いますし、彼女たちの魅力がより強く描かれているので、Blu-rayで何回でも見直してほしいです。劇場に足を運んでくれた方も、AqoursとSaint Snowの物語を、改めて楽しんでもらえると嬉しく思います。
――最後に、ここまで一緒に寄り添ってきた鞠莉へのメッセージをお願いします。
鈴木:今作で鞠莉は卒業しましたが、個人的には、卒業した後も3年生で集まってわちゃわちゃしていると思います。また、きっと何年、何十年経ったとしても、Aqoursの9人で集まって、いっぱい楽しいことをしているはずです。
青春の1ページを大切にしている鞠莉だからこそ私も大好きで、この先もAqoursのみんなが大好きな鞠莉でいてほしいです。私も鞠莉とずっと寄り添っていたいですし、二人三脚でこれからも頑張っていきたいと思います。
「鞠莉、よろしくね。いつまでもシャイニーな鞠莉でいてね♪」
[取材・文・撮影/鳥谷部宏平]