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- MoA
- アニメ、VTuber、TCGが好きなアラサー男子。執筆、撮影、動画制作などやっています。
2019年7月31日、「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京 イベントゾーン)」にて、『ガンダム』シリーズにまつわる新メディアの発表会が行われました。
株式会社創通 代表取締役社長・難波秀行氏、株式会社サンライズ 代表取締役社長・浅沼誠氏、同社 ゼネラルマネージャー・小形尚弘氏、株式会社SUNRISE BEYOND プロデューサー・岡本拓也氏、株式会社BANDAI SPIRITS マネージャー・安永亮彦氏、さらに、『機動戦士ガンダム』アムロ・レイ役などで知られる声優・古谷徹さん、モデル・十味さんが登壇。
40周年を迎えた『ガンダム』シリーズの作品や情報を発信する新たなメディアとして発表された、公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」について。また「ガンダムチャンネル」にて、新作『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』の配信など、新情報が一挙に発表されました。
浅沼氏の挨拶で幕を開けた発表会。早速、『ガンダム』シリーズの公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」について。
同チャンネルの誕生の経緯として浅沼氏は、歴代作品の配信を振り返りつつ、『ガンダムビルドダイバーズ』のYouTubeでの配信が今回の決定に大きな影響があったと明らかに。続いて小形氏が登壇すると、同チャンネルでは、過去の『ガンダム』シリーズ作品から300エピソードが随時配信予定と発表します。
3つのカテゴリーに分けられ、TVシリーズを中心に『機動戦士ガンダム』『ガンダムビルドファイターズ』など22作品の第1話、第2話が配信される「レギュラーライブラリー」、各作品の第3話から第13話が毎週追加配信される「ピックアップライブラリー」、さらに「40周年記念特別コンテンツ」では『機動戦士ガンダム』全43話が配信されるとのことです。
また「ガンダムチャンネル」では、ビルドシリーズ最新作『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』の配信が決定。同作では2018年に放送された『ガンダムビルドダイバーズ』で描かれた、“第2次有志連合戦”から2年後が描かれるとのこと。
続いて岡本氏が登壇すると、本作のキービジュアル&新PVがお披露目となります。同作について岡本氏は、よりパワーアップされたGBNを通じて、主人公のクガ・ヒロトたちの物語が描かれるとアピール。加えて、少年少女たちのドラマはもちろん、“アースリィガンダム”をはじめとした豊富なギミック搭載の機体など、ビルドシリーズならではの魅力満載と熱弁しました。
商品展開について安永氏が登壇すると、既存商品との互換を持った新たな形のプラモデルの販売が発表。難波氏はアニメ以外のコンテンツとして、ガンダムゲームのeスポーツ大会「GGGP(ガンダムゲームグランプリ)2019」を「ガンダムチャンネル」で生配信していくと発表し、「『ガンダムチャンネル』を通して(イベントを)ファンの皆さんと共有していきたい」とメッセージを残しました。
最新情報の数々が発表されたステージでは、アムロ・レイ役などでお馴染みの古谷さん、『ガンダム』を勉強中という十味さん、さらに小形氏、安永氏が登壇。
古谷さんは数々のコラボを展開中の『ガンダム』について振り返ると、「JRA」とのコラボをきっかけに馬券を買ってみたというエピソードを語りました。
また十味さんは今後、「ガンダムチャンネル」で配信される番組に出演予定。『ガンダム』については、『機動戦士ガンダム』の劇場版三部作をマネージャーの勧めで観たよう。
古谷さんに好きなキャラクターを問われると、「ごめんなさい!シャアです!」と、忖度なしの回答! 古谷さんは、『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』といった作品をおすすめしつつ、同作を観たら「きっとアムロに転ぶと思われます(笑)」と満面の笑みを見せます。また、十味さんについて小形氏は、『ガンダム』と若者世代をつなげる「希望の光」となって活躍してほしいと述べました。
「ガンダムチャンネル」を筆頭に、今後の展開が発表された記念すべきこの日。しかし、7月31日といえばもうひとつ記念すべきことが……! 司会によって古谷さんの誕生日がアナウンスされると、ガンダムカラーの大きな花束が十味さんから進呈されます。
この記念すべき日は偶然にも重なったとのことで、古谷さんは「ガンダムからは離れられないんですね……(笑)」と感慨深い様子。また小形氏は、これを機にユーチューバーデビューを勧めると、古谷さんは驚きつつも、シャア・アズナブル役でお馴染みの池田秀一さんとの「ゴルフ対決番組」をしてみたいと前向きな姿勢を覗かせました。
『ガンダム』トークに花が咲くステージ。最後に古谷さんは「『ガンダムチャンネル』を通じて、今までガンダムを見たことのない人にも、身近に感じてもらえることを期待しています!」とメッセージを残し、「ガンダムチャンネル行きます!」と締めくくりました。
[取材/写真/文・MoA]