声優・濱野大輝さん、伊東健人さん、土岐隼一さん、山下誠一郎さんが登壇した“知的興奮型コンテンツ”『華Doll*』初のイベントレポート&囲み取材をお届け!
アニメ・声優番組・グッズなどの制作を手がける株式会社ムービックから誕生した“知的興奮型”新規コンテンツの「華Doll*」(読み:はなどーる)。記念すべき1st CDアルバム「Birth」が6月21日に発売されました。
その発売を記念して、6月22日にアニメイト池袋本店 9Fのイベントホールにて初のイベントを実施。濱野大輝さん(影河凌駕役)、伊東健人さん(灯堂理人役)、土岐隼一さん(如月薫役)、山下誠一郎さん(結城眞紘役)が出演し、トークや朗読劇などがお届けされました。
本稿では、そのイベントの様子と、イベント終了後に行われた囲み取材をあわせてお届けします。
▲左より土岐隼一さん(如月薫役)、山下誠一郎さん(結城眞紘役)、伊東健人さん(灯堂理人役)、濱野大輝さん(影河凌駕役)
パソコンが熱を持つほどのボリュームがある楽曲に
拍手に包まれながら濱野大輝さん(影河凌駕役)、伊東健人さん(灯堂理人役)、土岐隼一さん(如月薫役)、山下誠一郎さん(結城眞紘役)が登場。
初のデビューイベントということで、土岐さんの進行で「華Doll*」の作品について説明があります。
「華Doll*」は楽曲とドラマパートが収録されたCDシリーズ。今までのアイドルのイメージを違った視点から切る、タブーとも取れるテーマに踏み込んだ知的興奮型コンテンツです。
架空の芸能事務所・天霧プロダクションが主催する「華人形プロジェクト」は、人体に特殊な植物の“種”を埋め込むことで、人が持つ潜在能力を極限まで引き出す異能技術をもとに、完璧なアイドルを目指すプロジェクト。
濱野さん、伊東さん、土岐さん、山下さんが演じるキャラクターたちは、そのプロジェクトに参加し、6人からなるアイドルユニット「Anthos(アントス)」として活動していく物語となっています。
▲【Anthos】
※左から灯堂理人(TOUDO LIHITO、22歳)、影河凌駕(KAGEKAWA RYOGA、24歳)、結城眞紘(YUKI MAHIRO、18歳)、如月薫(KISARAGI KAORU、18歳)、清瀬陽汰(KIYOSE HARUTA、17歳)、チセ(CHISE、20歳)
最初にコンセプトをもらったとき、ちょっと怖くて重めのテーマに感じたという濱野さん。
アイドルコンテンツは平和な内容が多い中、伊東さんは「完璧なアイドル」を演じなければいけない、視点を変えた「華Doll*」に新鮮な気持ちを感じたようです。
また、1st CDアルバムに収録されている「BIRTH」「Unknown」の2曲の差を感じつつ、考察しがいのあるMVにキャスト陣も興奮したとのこと。
土岐さんによると、メインボーカル、フレーズ、合いの手、コーラス、ハモリ、ラップ全部合わせると、なんと6人全員で200トラックを超えたそうです。
スタッフさんから「全員の音を重ね合わせてパソコンを動かしたら、すごい熱を持って止まりそうになった」と言われたエピソードも打ち明け、会場から自然と笑いがこぼれます。
「BIRTH」はアイドルらしさが詰まったアップテンポな曲となっていますが、「Unknown」はガラッと雰囲気が変わりミステリアスな曲調になっていることに触れると、2曲の振れ幅の大きさにびっくりしたという濱野さん。
最初に収録した山下さんは、「華Doll*」の世界館をみんなで共有することに意識を傾け、試行錯誤しながら収録したと話します。
音の作りが個性的で、歌詞だけでなく音だけでもいろいろな情報が詰め込まれているように感じる1st CDはさまざまな楽しみ方ができると口をそろえていました。
今までのアイドルコンテンツとは違った視点を切り込んだ「華Doll*」ならではの楽曲は必聴です!