映画
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』大ヒット記念舞台挨拶レポ

バギー役・千葉繁さん&ハンコック役・三石琴乃さんが登壇! 劇場版『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』大ヒット記念舞台挨拶で語られた千葉さんのアドリブのエピソードとは!?

2019年8月9日(金)より公開中の映画『ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)』。本作の大ヒットを記念した舞台挨拶が、8月18日(日)に新宿バルト9で行われました。
 
今回はオールスター映画となっており、麦わらの一味以外にも様々なゲストキャラクターが登場します。舞台挨拶には主人公モンキー・D・ルフィ役の田中真弓さんに加え、バギー役の千葉繁さん、ボア・ハンコック役の三石琴乃さんら声優陣と大塚隆史監督が登壇。
 
バギーとハンコックの登場シーンの裏話や、アフレコでのエピソードが次々飛び出しました。


 

バギーとハンコックはお笑い担当!?

司会者からバギーとハンコックが劇場長編に初登場であると話を振られると、千葉さんは「いや、毎回バギー出ていますよ」といきなり冗談を飛ばします。
 
「スクリーンの外側や画面に映っていないところにね」「ルフィが心配で袖から見ている」という千葉さんに対して田中さんが「じゃあ出てないじゃん! 袖にいたんじゃん!」とツッコみ、会場は笑いに包まれながら舞台挨拶がスタート。
 
千葉さん曰く、バギーとハンコックは『ワンピース』で唯一の“お笑い担当”とのこと。そんな2人の共闘について訊かれると三石さんは「ハンコックはルフィには協力するだろうなと分かったんですけど、他の人と組むかなぁ? と不思議だったんですね。やっぱり組んではいなかったですね(笑)」と回答。
 
千葉さんも「共闘と言っても俺、蹴られただけですからね! ストーリーには絡んでいない(笑)」と劇中でのバギーらしさについて語ります。

そして、バギーが一生懸命逃げるシーンやその際の長ゼリフが話題になると、どこからどこまでが千葉さんのアドリブなのかという話題に。
 
セリフは本来、尺をきちんと決めなくてはなりません。しかし大塚監督は、尺に収まりきらないかもしれないとは思いつつ、千葉さんに期待して台本でかなり長いセリフを用意したそうです。
 
千葉さんは台本を見て「立ち眩みがしました」「見て頂くとわかるけれど、途中息切れしてますもんね」と述べつつも、尺にバッチリあわせたお芝居をされたそうで、大塚監督は千葉さんの仕事をプロの技を見たと絶賛! 千葉さんのこのアドリブは本番で一発OKだったそうです。
 
田中さん曰く、アニメのアフレコはテスト、ラストテスト、本番の順番で進行するけれど、テストで千葉さんが入れたアドリブで爆笑したので次のラストテストでも面白い演技を期待していると、千葉さん自身が飽きてしまい同じアドリブはやってくれないそう。
 
その後の本番ではさらに違うお芝居をされるそうですが、千葉さんご本人は本番では周りの人たちが笑わないため、いつもアドリブを外してしまっていると思っていたそう。それに対し田中さんは「本番って笑い声を出せないじゃないですか!」と笑いを必死にこらえていたと釈明。

三石さんは本作の感想を尋ねられると、台本が5冊もあったことに驚いたとのこと。さらに、本作は名だたるキャストが多く参加しているため、台本の出演者のページをめくり続けてもキャストの名前が尽きることがなく、映画の尺でそんなボリュームのある作品をどう描くのか気になっていたそうです。完成した映画を観て、その出来栄えは見事でしたと、大塚監督を称えていました。
 
また、TVシリーズでのバギーとハンコックの登場シーンを振り返る一幕では、千葉さんは久しぶりにバギーを演じる場合でも、ブランクを感じずにいつものバギーを演じられると話していました。
 
そして「自分ももう“レベル65”ですから、いい加減落ち着いた演技をしないとお迎えがどんどん近づく」といった冗談も挟みつつ、自分がバギーの一番のファンだと語り「気力の続く限り元気いっぱいはしゃぎまわりたい」と決意を述べていました。

応援上映では「ウィーアー!」の合唱をしてほしい


 
8月末に応援上映の開催を予定していることが告知されたことをうけ、田中さんがみんなで応援シーンとして挙げたのが、シリーズの代表的な楽曲「ウィーアー!」が流れる場面。
 
田中さんはこの楽曲がかかるとテンションが上がるそうで、みんな是非一緒に歌ってほしいとのこと。そこで応援上映の練習として、田中さんと会場のファンとで「ウィーアー!」の合唱が起こり、大盛り上がりに!
 
イベント終了間際には、大塚監督から順番に来場したファンに挨拶していくことに。監督は『ONE PIECE』が大好きな人に向けて本作を作ったと話し、さらに興行収入100億円を目指すと自信を露わにしました。また「悲しいとか誰かが死んじゃうとか、そういう感動ではなく、別の感動をお客さんに与えられたら」と話し、「今までに感じたことのない感動を感じてもらえたら」とコメントしました。
 
最後に田中さんは、TVシリーズが20年もの間続いたことを話しました。そしてその長い歴史の中で最初に対立した敵役のバギーや、クロコダイルをはじめとした強大な敵たちがルフィに協力している。もしかしたらそういう瞬間がこの先もあるかもしれないと思うと楽しみだと語り、最後に「これからも一緒に『ONE PIECE』を応援していきましょう」とファンのみなさんへ変わらぬ作品への応援を求めました。


 
遂に公開を迎え、8月17日(土)までに観客動員231万人、興行収入30.5億円という驚異的な記録を残した『ONE PIECE STAMPEDE』。まだ映画を観ていないファンの方は、麦わらの一味や懐かしいキャラクターたちの活躍を見逃さないように、ぜひ劇場へ!

 

劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』8月9日(金)全国ロードショー


 

STORY

海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博。

「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、世界中から海賊たちが群がり、大きな盛り上がりをみせていた。

そこには勢揃いした“最悪の世代”キッドやベッジ、ホーキンスにボニー、さらにはバルトロメオ、キャベンディッシュの姿も!全員の目的はただ一つ、万博の目玉「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。

宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火蓋が切られた!

しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようとスモーカーたちによる海軍の潜入捜査までもが動き始めていた―――。

時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。

ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる!

事態の収束を諮る海軍は大将“藤虎”イッショウ、“黄猿”ボルサリーノ、さらには王下七武海“海賊女帝”ハンコック、“千両道化”バギー、“世界最強の剣士”ミホークをも召集し、狂乱する海賊と激突!加速する戦乱にはさらに“元王下七武海”クロコダイル、“革命軍参謀総長”サボ、“CP-0”ロブ・ルッチまでもが其々の目的のため姿を現した!

お宝争奪戦と海賊万博は予測不能の大混乱へと陥って行く!!
 

 

STAFF&CAST

原作・監修:尾田栄一郎(集英社週刊「少年ジャンプ」連載)
監督:大塚隆史
脚本:冨岡淳広 大塚隆史
音楽:田中公平
キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将
美術監督:岡本穂高
美術設定:須江信人
色彩設計:永井留美子
CGディレクター:新井啓介
撮影監督:和田尚之
製作担当:稲垣哲雄

主題歌:WANIMA「GONG」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン)

出演:
田中真弓
中井和哉
岡村明美
山口勝平
平田広明
大谷育江
山口由里子
矢尾一樹
チョー
磯部勉

ゲスト声優:
ユースケ・サンタマリア
指原莉乃
山里亮太(南海キャンディーズ)
 

関連情報

アニメ『ワンピース』
毎週日曜あさ9時30分フジテレビほかにて放送中!
 
劇場版公式サイト
劇場版公式ツイッター(@OP_STAMPEDE)

(C)尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会
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