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『映画 この素晴らしい世界に祝福を!』Machicoテーマソングインタビュー

『映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』Machicoさんテーマソングインタビュー|ジャケット撮影に密着! 大好きな『このすば』との思い出を語る

自分にとって本当に大きな作品

ここからは撮影後に行ったインタビューをお届け。インタビューも楽しそうに受け答えするMachicoさん。

「1ミリ Symphony」、およびカップリング曲は、元チャットモンチーのドラマーで現在は作詞家として活動している高橋久美子さんやSuperflyなどへの楽曲提供でも知られる多保孝一さんが楽曲制作に参加されています。

お二人を前に「緊張しました」というMachicoさん。同時に「気合いが入った」とも語ります。楽曲制作のエピソードはもちろん、『このすば』への思い、“これまでとこれから”についても教えていただきました。

 

──前作「STAND UP!/またあした」に続き、今度は映画『このすば』の主題歌を歌われます。『このすば』というとMachicoさんの楽曲が自然と思い浮かびますが、Machicoさんにとって『このすば』はどんな作品ですか?

Machico:そう言っていただけて嬉しいです。『このすば』は自分にとって本当に大きな存在の作品です。

フェスやイベントに出演させてもらったときには『このすば』の楽曲を必ず歌うんですよ。

私の初めてのアニメタイアップ作品ですし、映画になるくらいの人気作品ですし、私のことを知らなくても「あ、この曲知ってる!」って反応してもらえるんです。

私はパーソナルカラーが赤なので以前は赤のペンライトを振ってもらうことが多かったんですが、『このすば』に出会ってからは自然と青に染まるんです。

そのくらい私自身に『このすば』のイメージを持ってくださっているんだなぁって。最近はもう青がパーソナルカラーなんじゃ? と思ってます(笑)。

──(笑)。でもアニサマなどの大きなイベントでも青のなかにしっかりと赤がありますよね。

Machico:そうなんです! 赤のペンライトが見えると「あ、知っててくれてるんだ!」って気持ちになります。

「カズマたちを一歩引いたところから見守る感じで」

──では楽曲のことについて教えて下さい。「1ミリ Symphony」の制作には、チャットモンチーのドラマーとして活動していた作詞家の高橋久美子さん、Superflyなどへの楽曲提供でも知られる多保孝一さんが参加されています。

Machico:豪華メンバーすぎてプレッシャーがすごかったです。自分が学生時代に聴いていた曲に関わってこられた方たちが自分に曲を書いてくださっているという、ありえない状態で。

そういう状況も思い描いてなかったですし、そんな方たちとやらせてもらうからには腑抜けた唄は歌えない! と気合いが入りました。

──最初に楽曲をもらったときはどんな印象を持たれましたか?

Machico:映画ならではの、新しい風が吹く壮大な曲だなと思いました。

「1ミリ Symphony」は自分にとっては、比較的低めのキーの楽曲なんです。歌いにくいとかではないんですが、高くなればなるほど明るく聴こえるじゃないですか。

落ち着いた声色のなかでどうやって『このすば』のはちゃめちゃ感を出そうかなと。

──こんなこと言ったら語弊があるかもしれないんですが……これまでの『このすば』曲を比べると落ち着いた雰囲気ですよね。真面目な印象で、それが新しい魅力というか。

Machico:そう! そうなんですよ!(笑) 私もまさに同じことを思っていました。ああ、こんな丁寧な言葉で『このすば』が表現できるんだ、すごいなって。一歩引いて見守るような歌詞が自分のなかで驚きでした。

『このすば』 のキャラクターたちは“はちゃめちゃ”な裏に落ち着いた気持ちも……たぶん持っていると思うので、そういうところがフィーチャーされた曲なのかなと。

これまではカズマたちと同じラインで歌っていましたが、カズマたちを一歩引いたところから見守る感じで歌いたいなと思いました。

──そんな新しい魅力がある一方で<走れ>という言葉だったり、ワクワクするサウンド感だったりと、これまでの『このすば』楽曲の雰囲気が踏襲されていることも感じます。

Machico:<この素晴らしい世界を>という言葉もあって、これまでの『このすば』作品はもちろん「fantastic dreamer」「TOMORROW」の持っている雰囲気も感じました。高橋さんがくみ取ってくださったんだと思います。

『このすば』の歴史、今までの思い出が詰まった曲になったなって。

──魔法少女感のあるノスタルジックなメロディもたまらないですね。

Machico:そうなんです!『紅伝説』では(魔法使いの)めぐみんがフィーチャーされているので。

映画版ではめぐみんの真面目さ──いや、真面目という表現が合ってるか分からないんですが(笑)、そういった一面が出た作品になっているのかなぁって。

──映画はどんな内容になっているんでしょうか。

Machico:PVを見た限りは「真面目なシーンが多いな」という印象がありましたが……でも今までの『このすば』もそうだったから分からないな~と思っています(笑)。

そのギャップも魅力なんですけどね。そういう意味ではこの曲もすごく『このすば』らしいんじゃないかなって!

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