『星鳴エコーズ』雨月杏介役・前野智昭さんインタビュー【後編】|“共鳴”を感じたのは中学時代のある思い出!?
2019年に配信予定の『共鳴』育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』(通称:星エコ)。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。
人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。
アニメイトタイムズでは、リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビューを実施中! 今回は、【前編】に引き続き、雨月 杏介役の前野智昭さんです。
雨月 杏介(うげつ きょうすけ)は、第16学生塔破隊“モノケロス”の隊長を務め、真面目で良識がある努力家。優秀ですが万年2位で、プレッシャーに弱く神経性の胃痛に悩まされています。
後半となる本稿では、『星鳴エコーズ』の世界観やご自身が演じるキャラクターの印象についてお伺いしました。
前野さんはある“ギャップ”に惹かれるそうで……!? また、中学時代、思春期ならではの“『共鳴』エピソード”も必見です!
できそうな外見なのにプレッシャーに弱いところが可愛い
――本編を収録された感想を、ネタバレしない程度で教えてください。
雨月 杏介役・前野智昭さん(以下、前野):いろんなキャラクターとチームがあって、それぞれとても個性的だな、と思いました。
その中でも杏介くんというキャラクターをやらせていただいて、すごくできそうな外見なんですけど、フタを開けてみるとプレッシャーや期待を背負うことに弱い人で、常に胃薬を手放せない可愛いキャラクターです。
――『星鳴エコーズ』の世界観に触れて、どのような印象を受けましたか?
前野:物語全体としてもすごく面白そうだな、と思いました。ジャンルも育成シミュレーションなので、これからどういう展開になるのかなと楽しみです。
どういうキャラクターでどういう設定なのか資料を見ていてすごく楽しかったですし、展開が本当に気になります。
――確かに! いろんなキャラクターとチームがいるからこそ、いろんな視点で楽しめますよね。
前野:あと、いろいろな武器もあるので、自分がこの世界に入るならどんな武器を使おうかな、と想像力を掻き立てられる内容でした。
――前野さんが演じる雨月 杏介はチーム「モノケロス」の隊長ですが、どんなチームだと思いますか?
前野:すごく賑やかな子、普通な子、妹っぽい子、そして胃腸が弱いまとめ役がいて、すごくバランスが取れたチームだと思います。
▼「モノケロス」チーム紹介PV
――胃腸が弱い隊長は、優秀ですけど万年2位という特徴もあります。
前野:万年2位は、伸びる余地があるということなので、決して悪いことではないと思います(笑)
一同:(笑)
前野:あと、杏介くんはビジュアルがイケメン。すごくできそうな外見なのに、プレッシャーに弱いというギャップが可愛いな、と思いました。
――前野さん自身、ギャップは弱いほうですか?
前野:そうですね。そういう意味では『星鳴エコーズ』はギャップがあるキャラクターが多いので、設定を見てるだけでも面白かったです。
――ちなみに、どんなギャップに惹かれますか?
前野:表で見せている顔とふとした瞬間に素に戻るようなギャップに惹かれます。たとえば、仕事はちゃんとしっかりやって、終わったときにふっと全然違う顔になったりすると“あぁ、今オフになったんだな”とちょっとゾクゾクしますね。
一同:(笑)
――実際にギャップがある雨月 杏介を演じてみて、いかがでしたか?
前野:プレッシャーや胃腸が弱いという設定からか、弱々しい印象を受けるかもしれませんが、ちゃんとやるときはやりますし、決めるところは決めるキャラクターなので、素直にかっこいいと思いましたし、とても好きになりました。
あと、自分の弱さとしっかり向き合えて、その弱さを認める強さを持っています。そういう部分に親近感を覚えましたし、演じていてみんなに頼られる人なんだな、と。
同じチームのキャラクターを演じているキャストさんの公式インタビューでも、「一緒に何かをするなら誰がいいですか?」という質問で杏介くんの名前を挙げてくださっていたので、とても嬉しかったです。
前野さんが“共鳴”を感じた中学時代のエピソードとは……
――前野さん自身、気になるキャラクターはいらっしゃいますか?
前野:チーム「アウリガ」の朱藤 すずめ(CV:佐藤利奈)が気になりました。任務中はサバサバしているけど、私生活ではすごくだらしないというギャップに惹かれて。あとは、出身地が僕と同じ茨城県なので、そこが良いなぁと思いました(笑)
一同:(笑)
前野:“オフモードになると途端にだらしなくなってしまう”という設定は、オフモードしか見られないので貴重だと思いますし、ギャップが激しいところがいいですよね。
あと、同じチームだと、佐藤 ふゆこ(CV:一ノ瀬加那)が好きです。
――好きな理由は?
前野:普通が1番!
一同:(笑)
前野:本当に普通が1番いいです(笑)
――『星鳴エコーズ』はプレイヤーが教師になって「星鳴学園」で生徒と交流していくという“響きあう共鳴の物語”をテーマにしていますが、前野智昭さん自身、学園生活で“共鳴したなぁ~!”と感じたエピソードなどがあれば教えてください。
前野:中学のとき、部活の仲間と一緒に“今日の練習みんなでサボらないか?”と相談して、みんなでサボったことがあったんですけど、そのときはすごく共鳴しているなと思いました。
一同:(笑)
前野:中学校が普通に昇降口から出るとグラウンドから見えてしまう作りでしたので、バレないように1階のトイレの窓からみんなで靴を持って移動しました。そのときは本当にドキドキして面白かったです。
――今までインタビューしてきた中で、そのような共鳴エピソードは初めてです(笑)
前野:(笑) 1人だけ休むと角が立ってしまうので、“みんなでサボったらいいのでは”と考えたんです。
――その結果、どうなりましたか?
前野:もちろん怒られました(笑)
一同:(笑)
前野:でも、みんなで怒られたので連帯感を覚えましたし、本当は良くないことなんですが、当時の良い思い出として残っています。
――最後になりますが、アプリのリリースを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
前野:いろいろな組み合わせで楽しんでいただける作品で、育成シミュレーションということで、お気に入りのキャラクターを皆さんの手で育成して楽しんでいただける内容になっています。
また、キャラクターもすごくたくさん登場しますし、個性豊かなメンバーがそろっているので、皆さんの“推しキャラ”を育て上げて楽しんでいただければ、もっといろいろな展開が今後もできると思います。
ぜひリリースを楽しみにお待ちください。
――ありがとうございました!
『星鳴エコーズ』ラジオ第17回配信ページ
『星鳴エコーズ』ラジオ第18回配信ページ
[取材・文/福室美綺 写真/相澤宏諒]
アプリ『星鳴エコーズ』作品概要
あらすじ
人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。
概要
タイトル:星鳴エコーズ(ほしなりえこーず)
ジャンル:『共鳴』育成シミュレーションゲーム
配信開始日:2019 年(予定) iOS 版/Google Play 版
価格:基本プレイ無料(一部アイテム課金制)
対応 OS:iOS/Android(機種によりご利用いただけない場合があります)
制作スタッフ
原作/開発/運営:ジークレスト
シナリオ・キャラクター原案:サウザンドスクリプト
メインストーリー:宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー:五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、来楽零 ※五十音順
メインキャラクターイラスト原案:キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順
キーキャラクターイラスト原案:高屋奈月
塔コンセプトアート:TAKORASU
音楽:佐橋俊彦
キャスト
阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順
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