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『ロード・エルメロイII世の事件簿』小説(全10巻)あらすじ一覧

『ロード・エルメロイII世の事件簿』小説(全10巻)あらすじまとめ

三田誠による人気ライトノベル『ロード・エルメロイII世の事件簿』。 こちらでは、『ロード・エルメロイII世の事件簿』小説(全10巻)の各巻あらすじをまとめてご紹介しています。

目次

1巻(case.剥離城アドラ)のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(1) case.剥離城アドラ
『時計塔』。それは魔術世界の中心。貴い神秘を蔵する魔術協会の総本山。この『時計塔』において現代魔術科の君主(ロード)であるエルメロイII世は、とある事情から剥離城アドラでの遺産相続に巻き込まれる。城中に鏤められた数多の天使、そして招待者たちそれぞれに与えられた〈天使名〉の謎を解いた者だけが、剥離城アドラの『遺産』を引き継げるというのだ。だが、それはけして単なる謎解きではなく、『時計塔』に所属する高位の魔術師たちにとってすら、あまりにも幻想的で悲愴な事件のはじまりであった──。魔術と神秘、幻想と謎が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、いざ開幕。

2巻(case.双貌塔イゼルマ(上))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(2) case.双貌塔イゼルマ(上)
双貌塔イゼルマに住まう、双子の姫。至高の美を持つとされる黄金姫・白銀姫のお披露目に、エルメロイII世の義妹であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテも参加することとなった。時計塔の社交会となれば派閥抗争もありえると、ボディガードとしてグレイを連れて行ったライネスだが、そこで起こった事件は彼女の想像をも超えていた。三大貴族。冠位(グランド)の魔術師。ロード・エルメロイII世は、『時計塔』に巣くう闇をいかにひもとくか。魔術と美、幻想と陰謀とが交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、第二幕開演。

3巻(case.双貌塔イゼルマ(下))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(3) case.双貌塔イゼルマ(下)
双貌塔イゼルマ。至上の美を体現する、双子の黄金姫と白銀姫。そのお披露目で起きた殺人事件は、新たな人物――アトラム・ガリアスタとその部下たちの乱入によって、さらに混迷を深めることとなった。彼らに対抗すべく、エルメロイ教室のフラットとスヴィンは師の制止を振り切って暴走し、冠位(グランド)の魔術師・蒼崎橙子は愉しげに観察する。入り乱れる魔術師たちの戦いの中、ロード・エルメロイII世は、美しき死の謎へと挑むが……!魔術と美、陰謀と闘争が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』第二幕の結末を見よ。

4巻(case.魔眼蒐集列車(上))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(4) case.魔眼蒐集列車(上)
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)。それは欧州の森をいまなお走り続ける伝説。とある招待状によって巻き込まれたロード・エルメロイII世は、天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーたちとともに、魔眼のオークションに参加することとなる。しかし、エルメロイII世にとっての目的はオークションにあらず。彼にとって欠くべからざる――奪われた誇りを取り戻すことだった。魔眼を欲する者と、魔眼を疎む者。秘中の秘たる『虹』の位階の魔眼とは。幾多の瞳の見つめる中、第三の事件が幕を開く。

5巻(case.魔眼蒐集列車(下))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(5) case.魔眼蒐集列車(下)
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)で起きた殺人事件は、誰も思いがけない方向へと展開した。新たな戦士の襲撃によってロード・エルメロイII世は倒れ、かの列車もまた大いなる脅威に遭遇する。この危地を脱するため、グレイは過去視の魔眼を持つ代行者カラボー、スパイを自称する少女イヴェットと協力することになるが……。暴かれる魔眼。謎の英霊と死徒の落とし子。天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーが気づいた秘密とは。複雑にもつれあった事件の中で、ついに魔眼オークションが開催される――!

6巻(case.アトラスの契約(上))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(6) case.アトラスの契約(上)
ついに、物語は『彼女』の故郷に至る。半年前、ライネスとロード・エルメロイII世は、第五次聖杯戦争で勝利する手がかりを得るため、とある辺境の墓地を訪ねていた。だが、一見平凡な墓地と村には奇妙な掟(ルール)と謎が秘められており、そこで遭遇した事件と人々が、後々までふたりを縛り付けることとなったのだ。黒い聖母。ブラックモアの名を継ぐ一族。灰色のフードで顔を隠した、寡黙な墓守の少女。そして、時計塔と並び称される魔術協会のひとつ――アトラス院の院長が姿を現したとき、事件は真に変転する。

7巻(case.アトラスの契約)のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(7) case.アトラスの契約(下)
決意とともに、故郷へ戻ってきたグレイと、ロード・エルメロイII世。しかし、彼らを待っていたのは、奇怪極まりない『二周目』であった。村の地下に広がる大空洞を舞台に、古き因縁と陰謀が渦を巻く。一方、II世を助けんとするフラットとスヴィンは、アトラス院の院長たるズェピアと対峙していた――。貌(かお)なき白銀の騎士。地底を統べる、仮面の女王。聖堂教会が恐れていた、ブラックモアの墓地の秘密とは。

8巻(case.冠位決議(上))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(8) case.冠位決議(上)
不気味に蠢動するハートレスの足跡を辿るべく、調査していたエルメロイII世とグレイのもとにもたらされたのは、『冠位決議』の知らせであった。 何人もの君主と代行たちが集まるという会議に、無論エルメロイII世も召集されることになる。しかし、このたび掲げられた問題は、貴族主義派、民主主義派の双方を揺さぶり、魔術協会全体を混乱に陥れる陰謀の渦だった。 時計塔の地下に広がる大迷宮と、その生還者。 謎の、連続失踪事件。 そして、いずれ劣らぬ時計塔の支配者たち。   『ロード・エルメロイII世の事件簿』、最後の舞台の幕がいま開く――

9巻(case.冠位決議(中))のあらすじ

【小説】ロード・エルメロイII世の事件簿(9) case.冠位決議(中)
ついに明らかにされた、ドクター・ハートレスの目的。 その内容に苦悩するエルメロイII世。一方、学術都市スラーがハートレスたちによって急襲される。しかし、迎撃に出たライネスたちが遭遇したものは、驚くべき人物と想像だにしない事実であった。 冠位決議を前に、連鎖して引き起こされる破局。 連続失踪事件に秘せられていた真実。時計塔の地下、霊墓アルビオンに仕掛けられた君主たちの陰謀もまた、傷ついたエルメロイII世に牙を剥く。

10巻(case.冠位決議(下))のあらすじ

衝撃の真実と向き合う覚悟を決めて、エルメロイII世は仲間たちとともに霊墓アルビオンへと乗り込む。ロンドン地下に広がる大迷宮は、 神秘を操る魔術師ですら想像を絶する、もうひとつの世界であった。 同時に、ライネスもまた、II世の代わりに冠位決議(グランド・ロール)へ出席することとなる。 複雑に絡み合う、迷宮探索と陰謀劇。 そして、迷宮の最奥にて儀式を進めるハートレスの謎とは。 幾多の神秘に彩られた『ロード・エルメロイII世の事件簿』、その結末を今ここに。
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