【アニサマ2019 3日目レポート】大トリを飾ったのは藍井エイル! サプライズゲストに放課後ティータイム、MOTSUらがお祭りを締めくくる!
アニサマならではのコラボレーションが続々
「内田雄馬です、よろしくお願いします!」と花道から勢いよく登場した内田はソロアーティストとしてはアニサマ初登場。自身初のタイアップ曲である「Speechless」(『この音とまれ!』エンディングテーマ)をまっすぐに届けた。
MCでは、高校2年生の頃アニサマにIDOLM@STERを見にきたこと、「ミンゴスー!」と叫んだことや「俺を見た!?」と思ったこと(笑)、そして張本人である「今井さんの次に歌う日がくるとは」ということを感慨深げに語っていると……「どうも~!」とOxT(オクト)のオーイシマサヨシとTom-H@ckが乱入。「雄馬~」とオーイシが抱きついた。
そして「せっかくこの3人で<-STORY->を奏でるなら!」と共通点である『ウルトラマンR/B』の「Hands」をコラボレーション。変身の合言葉「オレ色に染め上げろ!」「ルーブ!!」のコールアンドレスポンスも沸き立った。
今度は内田雄馬の実姉である内田真礼がダンサーと共にステージへと上がりTom-H@ckが作曲/編曲を手掛けた『ダイヤのA actⅡ』エンディングテーマ「鼓動エスカレーション」を明るくキュートに歌う。
「私は今年(音楽活動)5周年なんです。夏の想いを一緒に作れる仲間がいること、大好きなアニサマという場所があること。とっても幸せを感じています。来年だって再来年だってアニサマに出たいんだよ! トリとかもやってみたい!」と抱負を語り、そんな熱い想い、私の<-STORY->をみんなに聴いて欲しいと「SSSS.GRIDMAN」のエンディングテーマ「youthful beautiful」を届けた。
曲を歌い終えると同時に、対照的なカラーの衣装をまとった上坂すみれがステージに登壇! とびきりキャッチーな「魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー(内田真礼 feat. 上坂すみれ)」を息の合った歌声で披露したのだった。
その「魔女になりたい姫と姫になりたい魔女のラプソディー」を手掛けたZAQにバトンタッチ。「ZAQ」の文字をバックに『食戟のソーマ 餐ノ皿』オープニングテーマ「BRAVER」を激しく歌いシャウトする。
MCでは「アニサマにはデビューしてからずっと出させてもらっているんですが、2017年にはアニサマライブのテーマソングも作らせてもらいました。アーティストとしてだけではなく、作詞家作曲家編曲家としても挑戦をさせていただく場所です」とアニサマへの想いを語る。
「いっぱい踊って騒いで今年のアニサマを作っていって下さい! みんなへ大空へと羽ばたきましょう!」と『荒野のコトブキ飛行隊』のオープニングテーマ「ソラノネ」をピアノ弾き語りで披露。
疾走感あふれるこの曲のピアノの演奏、口笛、歌……と大忙しのはずなのに、「歌うことが楽しい」言わんばかりの笑顔で音を届けるZAQ。確かな技術と実力で音楽、アニメ、アニサマへの愛情を体現した、惚れ惚れするステージだった。
「さいたまスーパーアリーナ、楽しんでますか! ZAQに大きな拍手を!」と盟友を称えながら登場したのは”M.K.B”こと森久保祥太郎、元SOUL'd OUTのShinnosukeによるユニットbuzz☆Vibes。
メドレーで「buzz★Parade」「心絵」をエネルギシュに繋いでいく。ダンサブルなサウンドが響き始めると、サプライズでラッパーのMOTSUが登場!
劇場版『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』の「EZ DO DANCE」でさいたまスーパーアリーナを巨大ダンスフロアへと変える。
大勢のダンサーと共に花道を練り歩き、エンターテイナーならではの鮮烈なステージを見せたbuzz☆Vibes。
最後に森久保が「まだまだすげぇことが起こるぜアニサマ! 楽しんでってくれよ!」と叫んだ。「まだまだすげぇこと」とは一体どんなことが起こるんだろう、そんな風に思っていると……。
前半のトリを飾ったのはサプライズゲストの……
ここで突然モニターに映像が。ギター、ベース、キーボード、ドラムがゆっくりと映し出され、そのたびに「え? まさか?」という声があちこちから上がる。
場内がざわざわとするなか、ギターの「ジャーン!」という音が響き予感は確信へ。平沢唯役の豊崎愛生、秋山澪役の日笠陽子、田井中律役の佐藤聡美、琴吹紬役の寿美菜子、中野梓役の竹達彩奈による放課後ティータイムの登場である。
地鳴りのような、悲鳴のような、割れんばかりの大歓声。アニメ放送から10周年を迎えた『けいおん!』の奇跡の光景が広がっていく。
ロックチューン「Don't say “lazy”」を演奏後、それぞれのキャラクターボイスで自己紹介。豊崎は「アニサマのステージに放課後ティータイムとして立たせていただけて本当に嬉しいです。時間が経ってもたくさんのかたが応援してくださって、そしてたくさんのかたが『けいおん!』を愛してくださって本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さん、ありがとうございます!」と感慨深い表情で語った。
そして「もっともっと心をひとつにしていきたい!」と「けいおん!」「大好き!」のコールアンドレスポンスから「GO! GO! MANIAC」へ。会場を喜びでひとつにしたのだった。