仲村宗悟さんデビューCD『Here comes The SUN』より、自身が作詞作曲を手掛けた楽曲「ゆらゆら」をピックアップインタビュー|「流れ星」というサビ部分は、流れ星が落ちていくように表現!? “今の自分”が詰まった1曲!
2019年10月30日(水)にデビューCD『Here comes The SUN』をリリースする仲村宗悟さんに、自身が作詞作曲を担当した楽曲「ゆらゆら」についてピックアップインタビュー!
「ゆらゆら」は、アニメ『厨病激発ボーイ』のED曲になっている表題曲「Here comes The SUN」や、カップリング曲「Rain forecast」とはまた違った柔らかさと、力強さが感じられる楽曲です。
そこで、楽曲制作への取り組み方や意識したポイント、収録についてなどのインタビューを通して、仲村さんが紡ぐ楽曲の魅力に迫りました。
なお、きゃらびぃ10月5号(10月4日配布スタート)では、仲村宗悟さんを表紙&特集で掲載!! こちらも合わせてチェックしてください♪
「未来に向かって進む“あなた”に感じてほしい曲」に仕上がった楽曲制作を深掘り☆
――今回、デビューCDに自作の曲を入れることを、ご自身でご提案されたそうですが、どのような想いがあったのでしょうか?
仲村宗悟さん(以下、仲村):やっぱり、今まで自分で曲は書き続けてきたので、今の全部を注いだ1曲を入れたかったという想いがあります。ここからまた、更に進化していきたいですね。
――「ゆらゆら」の楽曲制作にあたって、コンセプトなどがあれば教えてください。
仲村:過去のもやもやしていた時代から、新しくやりたいことを見つけて進んでいくまでを書いています。
――実際には、作詞作曲を同時に着手する、もしくは、どちらか一方から作り始められたのでしょうか?
仲村:サビの歌詞とメロディが1小節同時に出てきて、「これだ!」と思ってサビから作りました。2番以降を作る時に、1番とは少し違った攻め方をしたかったので、自分なりにいろいろ試行錯誤しながら作りました。
――なるほど。歌詞には、ご自身の等身大の気持ちが表現されていると伺いましたが、こだわりのフレーズや、逆に難しかったフレーズがあれば教えてください。
仲村:僕は歌詞を書く時は、語尾とかにも気をつけて書くんです。というのも、歌詞と曲が合わさって初めて歌になるので、書きたいことを自由に書いて、曲に合わせて歌ってみたら「あれ? なんかしっくりこないな?」みたいなこともあるので、言いたいことは1つの言い方だけじゃなくて、いろいろな方向からの言葉を探します。そこが難しかったですね。
▲仲村宗悟 - Here comes The SUN 全曲試聴動画
――では、作曲面でお気に入りのメロディーや、歌っていて気持ちいいパート、自分らしさが出ていると感じるコードなどはありますか?
仲村:サビの「流れ星」というところのファルセットから、地声にすーっと流れ星が落ちていくみたいに表現できたことですね! コードは、メジャーセブンスを入れたくなる癖?、があります(笑)。
――アレンジなど、他の収録曲とのバランスや、CD全体の中の1曲として意識した部分などはありましたか?
仲村:あえて、そんなに他の2曲を意識して作りませんでした! そのままの自分で、今の自分で書いたらどうなるかなっていうことだけでしたね。結果、めちゃくちゃバランスの良いシングルになって嬉しいです。
――収録するにあたって、意識したポイントやディレクションなどはあったのでしょうか。
仲村:Aメロは何回も録り直しました。一発目の音って、めちゃくちゃ重要だと思うので、そこはこだわりました。バンドRECにも立ち合ったのですが、バンドメンバーにはいろいろなことをやっていただいて、自分で選ばせてもらったりしました。1曲を通して聴いてほしいですね。
――ちなみに、ご自身の音楽のルーツや、音楽作りで影響を受けたアーティストなどがいれば教えてください。
仲村:僕にとって、最初に音楽をやっていた人はお父さんなので、音楽を好きにさせてくれたのは家族だなと思います。曲作りで影響を受けた人も、特定の誰かというよりは、たくさんのアーティストとたくさんの人との会話が蓄積されて、今があるんだと思っています。
――最後に、ファンの方へ聴きどころなどメッセージをお願いします。
仲村:「ゆらゆら」は、未来に向かって進む“あなた”に感じてほしい曲です。何歳になっても、あなたはあなたの人生を生きてるということを忘れないでほしいです。
たくさん聴いてね! よろしくお願いします!!
CD情報
仲村宗悟「Here comes The SUN」
2019年10月30日(水)発売
初回限定盤(CD+BD+フォトブック)2,800円(税別)
通常盤(CD)1,300円(税別)
発売:バンダイナムコアーツ