2018-10-25 00:00

声優・野沢雅子さんの代表作は何？『鬼太郎』『DB』？

10月25日は、野沢雅子さんのお誕生日になります。では、最初に。

「野沢雅子さん、お誕生日おめでとうございます」

野沢さんといえば、世代を超えて数多くの名作に参加し、そして主演を演じています。『ドラゴンボール』の孫悟空や『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎、そして『銀河鉄道999』星野鉄郎など、世代や時代を超えて愛されるキャラクターたちばかりです。「日本アニメの感動の数％は野沢さんの演技でできている！」と言っても大げさにならないのではないでしょうか。

そんな野沢さんについて、アニメイトタイムズでは事前に「野沢雅子さんの代表作はなんでしょうか？」というアンケートを実施しています。今回は、その結果ベスト５を発表したいと思います。みなさんから寄せられたコメントと合わせてご紹介致します。

野沢雅子さん

第４位『デジモンシリーズ』デュークモン

第４位は、４作品あります。まず最初に紹介するのが、『デジモンシリーズ』デュークモンです。

デュークモンは、作中に登場するギルモン（CV：野沢雅子）が究極体に進化した姿。『デジモンテイマーズ』では、他にもギルモンの進化系やナレーションも野沢さんが担当しています。

また、デュークモンは、『劇場版デジモンテイマーズ暴走デジモン特急』にも出演しています。

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みなさんからのコメント

ずっとデジモンが好きで、初めて聞いた野沢さんの声がデジモンのデュークモン(ギルモン)だった（20代・男性）

デジモンシリーズ，テイマーズ等で一番印象にある（20代・男性）

悟空とは違うかっこよさだ（20代・男性）

第４位『いなかっペ大将』風大佐衛門

『いなかっペ大将』の主人公。調子にのるとついふんどし一丁になってしまう憎めない三枚目キャラクターでもあります。

風大佐衛門の「親近感のある愛嬌たっぷりなキャラクター」を作ったのは、語尾に「〜だス」といった独特な東北なまりの節回しと、それを違和感なく演じられた野沢さんの演技力。

40〜50代の人には懐かしく、思い出深いキャラクターです。

みなさんからのコメント

幼稚園児だったころ、アニメを見ていていまでも耳に残っている。（50代・男性）

にゃんこ先生との掛け合いが楽しかった。（40代・男性）

凄く面白かった。（50代・男性）

第４位『どろろんえん魔くん』えん魔くん

閻魔大王の甥であり、主人公。ツッパりながらも情にあつく、そして少年らしいエッチもありと、どこか身近に感じるキャラクター。社会問題をテーマにしているエピソーもあるなど、作品としても魅力的です。

えん魔くんの「あの時代にはクラスにいたかな」と思えるツッパリ感と親近感。女性の支持者が多かったのもうなづけます。そして、ツッパリ感と親近感に「正義感と熱量のある演技」がプラスされ両立しているのは野沢さんだからこそなのではと感じます。

みなさんからのコメント

最終回がよかった（50代・女性）

自分の中でもっとも古い印象（40代・女性）

雪子姫と合わせて好きなんだもん（50代・女性）

第４位『ガンバの冒険』ガンバ

７匹のネズミたちと一緒に、ノロイ島へネズミたちを救いに行く『ガンバの冒険』の主人公のガンバ。ガンバは、７匹の中では体こそ大きくないけれども、その体に詰め込まれている正義感と勇敢さ、そして仲間を思う気持ち誰でよりも熱くて濃いというキャラクターでもあります。

ときに粗野で乱暴な言葉使いをするガンバですが、そんなセリフの中にも「小さな体で仲間の命を背負う使命感を感じさせる演技」が、ガンバ自身の魅力を大きく広げています。

野沢さんの代表作に選ばれるのも納得の一作です。

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みなさんからのコメント

小さい体で挑む勇敢さは野沢さんならではの演技だから（40代・女性）

物心ついた時の野沢さん。しっぽを立てろ！（40代・男性）

乱暴な口調がたまらない。（20代・男性）

好きな作品だから？（50代・男性）
　

第３位『銀河鉄道999』星野鉄郎

大ヒットアニメ『銀河鉄道999』の主人公・星野鉄郎。亡き母に似た美女「メーテル」と銀河鉄道999に搭乗し、念願である機械の体をもらいにいくという物語。「困難に負けず前に進み続ける胆力」「情に熱く心温かい」という星野鉄郎と、その野沢さんの演技に多くのファンが勇気を希望と感動を受け取りました。

また、メーテル（CV：池田昌子）との、親子、姉弟、恋人ともいえる二人の演技に、多くの視聴者は魅了されました。

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みなさんからのコメント

自分が最初に見た野沢さんの主演作品で個人的な思い入れがあることと、TV版・劇場版での10歳と15歳の鉄郎の演じ分けがお見事だった事が印象深いからです（10代・女性）

『劇場版銀河鉄道999』のラストシーンを、アニメを越えて日本映画史上に残る最高峰の作品にしてしまったのは「野沢雅子さんだったから」（40代・男性）

原作・アニメ・映画、と銀河鉄道999が好きだった。変にシリーズ化せず完結しているので逆に強く印象に残っている。（50代・女性）

劇場版「銀河鉄道999」の星野鉄郎が大好きです。野沢雅子さんの声以外は考えられないからです。（40代・女性）

野沢雅子さんがメーテルの名を、優しく、そして激しく呼ぶ場面が是非とも再び拝見したいです!!!（50代・女性）

自分だけでなく、野沢雅子さん御本人が特に思い入れのあるキャラクターだと語っていたから。（40代・男性）

池田昌子さんのメーテル、肝付兼太さんの車掌と共に世界観が完成されていたから。（50代・男性）

銀河鉄道999大好きでした。野沢さんの星野鉄郎がすごくかっこよかったです。（40代・女性）

９９９大好きです。アニメ雑誌を買い始めたのも映画の公開の時期でした。（40代・女性）

子供の頃に見ていて、女性が演じていると知ってビックリした記憶があります。（40代・女性）

第２位『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎

野沢さんは、鬼太郎の第1作（1968年）、第2作（1971年）を担当しています。野沢さんにとっても初の主演作でもあります。現在放送中の６期では、目玉おやじ役を担当しています。

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６期の放送時に実施たインタビューで「野沢さんにとっての鬼太郎は、声優人生の中でどういう存在なのでしょうか？」の問いかけに、このように答えています。

野沢：すごく大きく位置を占めていますよ。そのような存在は私の中で3人いるんですが、最初の主役で大ヒットして。今イベントがたくさん行われていますが、初めてやったのが『鬼太郎』なんです。その時にお客さんがいっぱい来たんで、みんなやるようになった。だから全てにおいて鬼太郎って偉いな、あなたが先駆者なんじゃないって。何も言わないで楽しみながらやる、それが良いと思うんですよね。

※ インタビューの全文はこちら「『ゲゲゲの鬼太郎』沢城みゆき×野沢雅子インタビュー」です。　

初主演作であり、現在も愛されている鬼太郎。ファンの方と一緒で、野沢さんにとっても大事な大事なキャラクターになっています。

みなさんからのコメント

鬼太郎(第１期の白黒ヴァージョンと第２期の初カラーヴァージョン)は僕(５７歳)が小学生時代に見ていた。「いなかっぺ大将」「銀河鉄道999」も好きで見ていたが野沢雅子といえばやはり第１期第２期の「ゲゲゲの鬼太郎」をすぐに思い出す。（50代・男性）

鬼太郎の声のトーンが好き。1作目のモノクロからやっているので原点になっていると思う。（20代・男性）

鬼太郎は初めて声優さんを意識した作品で印象に残ってます（50代・男性）

ゲゲゲの鬼太郎はリメイクを何度もしていますが、やっぱり鬼太郎と言ったら野沢雅子さんというイメージです。（40代・女性）

目玉おやじ役には度肝を抜きましたが、また新たな鬼太郎も見てみたいです。大好きでした！（40代・女性）

小さい頃、白黒時代の鬼太郎の再放送を録画して何度も何度も観ていた記憶があります。（30代・女性）

小さい頃白黒テレビで始めて見たアニメが野沢雅子さんの鬼太郎でした。（50代・女性）

第１位『ドラゴンボール』孫悟空

１位は、多くの方が想像通りかなと思いますが、『ドラゴンボール』孫悟空です。野沢さんは1986年のテレビアニメ放送から30年以上「孫悟空」を演じており、そして世界で圧倒的な人気でもあるので、みなさんも納得の結果ではないでしょうか。

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アニメイトタイムズでは、2013年の映画『ドラゴンボールZ 神と神』の時に野沢さんに、「野沢さんにとって『ドラゴンボール』とは、どんな作品ですか？」と伺っています。その時、の返答は下記のようになっています。

野沢：私の中では、ごく普通に私の世界と同じ世界という感じですね。別々には考えられないんです。悟空が私と一緒に生きている感じがするので。もちろん野沢雅子の個人の世界もありますけど、違和感のない世界に入っていけますよね。ドラゴンボールファミリーは、終わってからも常に他の作品があるので、一家の絆が出来てしまっているから、何をやっても他の方にも特別な感じはないんですよね。ごくごく普通に、身近に住んでいる感じ。私の中では切り離して、単独には考えられないですね。

※ インタビューの全文はこちら「映画『ドラゴンボールZ 神と神』野沢雅子さんインタビュー！」です。　

野沢さんの中には「私の世界と（ドラゴンボールは）同じ世界」ができれており、言い換えると「私は悟空」なのかと思います。そんな世界観へ共感が『ドラゴンボール』へ評価にもつながっているかもしれません。まさに、『ドラゴンボール』孫悟空は、自他ともに認める代表作といえます。

みなさんからのコメント

野沢雅子さんを代表するキャラクターと言っても過言ではない。アニメのドラゴンボールがスタートしてから30年以上、野沢さんは孫悟空というキャラクターを演じられてきている。最高のハマり役（10代・男性）

子供の頃からたくさん夢や希望や勇気をたくさん与えてくれた憧れの人（10代・男性）

小さい頃からドラゴンボールが大好きでアニメを観ていて、孫悟空といえばこの声！というのが自然と自分の中にあるからです。また、幼少期から青年まで全てを女性が演じているというのを知った時も衝撃でした。今では野沢さんの「オッス！」を聞くだけで元気が出ます。（30代・女性）

やはりパッと浮かぶのが孫悟空の声ですね！私の子供の頃からのヒーローであり、一緒に成長してきた！って思う作品がドラゴンボールなので。昔も今も孫悟空が大好きで、野澤さんしかいない！と思ってます。（30代・女性）

悟空以外でという文言を入れてもいいぐらいの質問だと思ってしまうほど悟空なので。（30代・男性）

代表作は数えきれないほどありますが、野沢さんといえばとなると、悟空以外ない。（30代・女性）

漫画で悟空のセリフを読むとき、野沢さんの声で脳内再生される。（30代・男性）

誰が何と言おうと孫悟空は野沢雅子さん！野沢さん以外の悟空は考えられません。これからもずっと可能な限り永遠に悟空の声を演じて行って貰いたいです。（40代・女性）

ドラゴンボールをリアルタイムで見てきた私は野沢さんと言えば１番のキャラクターは悟空以外あり得ない（40代・女性）

私の小学生の頃から、現在まで見続けた作品　共に成長した感がある（40代・男性）

『ドラゴンボール』にはこんな意見も！

また、『ドラゴンボール』は、悟空以外にも親子３世代を演じています。キャラクターから、親子や兄弟といったつながりの強さを感じるのも、野沢さんの高い演技力と技術あってこそだと思います。また、孫ファミリー以外にも、バーダック（悟空の父親）や、適役のゴクウブラックなども演じているのも、『ドラゴンボール』における野沢さんの凄さだと言えます。

そんな、『ドラゴンボール』関連キャラに対するみなさんのコメントもご紹介します。