劇場アニメ『キミだけにモテたいんだ。』斉藤壮馬さん&内山昂輝さん&富園力也さん&梅原裕一郎さんインタビュー|劇場で本作ならではの“青春感”を楽しんでほしい
――収録現場でのエピソードや裏話など、アフレコ現場での様子を教えていただけたらと思うのですが。
内山:とにかく人数が多くてね。
斉藤・梅原:ね~。
内山:学校のお話なので、僕ら以外の生徒のキャラクターもたくさん登場して、スタジオが人でいっぱいになっていた印象が強いです。
斉藤:さっき内山さんが話していたように、アシモがそういうディレクションになって、内山さんがどんどんギアを上げていって「よしハマった! じゃあここまでOKです」ってなって。
よし、じゃあ次アシモさらにいくぞ! ってなったら……。「じゃあ! ここでお昼休憩で!」ってなって(笑)。
内山:良いタイミングでね。
梅原:固まったところで、でしたもんね。
斉藤:衝撃でしたね~。
内山:でも、お昼ごはんがしっかり用意されていて、それがありがたかったですね。
斉藤:なかなかあんなお弁当いただけないからね!(富園さんに言い聞かせるように)
富園:あ、そうなんですね。
内山:そういったケアもちゃんとされていて。とても嬉しかったです。
――1日で全部録り終えたんですか?
内山:セリフに関してはそうですね。
梅原:結構長かったですよね。
斉藤:本当に1日がかりでしたから。
内山:朝から晩までって感じで長丁場でしたね。
――富園さんは今回が初めてのアフレコだったとお聞きしたのですが、何か印象的だったことなどはありますか? そもそもマイクの前に立つのが初めてだったんですか?
富園:レッスンでは習っていたんですが、お仕事でというのが初めてでした。
やっぱりレッスンとはいましたね。人もたくさんいたので。その中でマイク前に出て1人で喋るみたいなことがすごく緊張しましたね。
斉藤:富園くんは仕事としては初って言ってたけど、マイクワークとかはすごく良くできてて。
内山:あ、そう! 集団作業がね、できてた。
斉藤:あれってすごいですよね。僕、初めてのアフレコとかマイクに入れなくて。
内山:僕も何回も失敗してた。
斉藤:で、めっちゃ怒られて。
梅原:あ~。
斉藤:人を退けてでも入れ! みたいな感じで言われたんだけど「いや、無理~!」って思いましたよ。
富園:みなさんが入りやすい様にしてくださったので。あと松岡さんが「こっちだよ!」って誘導してくれたりもして。
内山:ちなみに、テストの時にあるマイクに入ったら、本番も同じマイクに入るルールって知ってました?
富園:あ、そうですね。習いました。
斉藤:ちゃんとしてるんだよな~。
内山:俺、ガンガン間違えてたから大丈夫だよ(笑)。
一同:あははははは(笑)。
斉藤:我々はちょっと適当だったのでは(笑)。
内山:でも、あんな風に集団の中で一緒に収録するのがもうできてるって、すごい優秀だと思いますよ。
富園:レッスンで教えていただいたので。
斉藤:それが最初の本番で出せるっていうのがすごいよね。
内山:頑張っていたと思います。
斉藤:(隣の梅原さんを覗き込んで)あれ? 生きてます?
梅原:生きてますよ!
一同:(笑)。
梅原:始めてのアフレコかあ、懐かしいな~と思ってたんだよ(笑)。