【連載】TVアニメ『アサシンズプライド』サービス回な6話で石川由依さんが気になったシーン/インタビュー
2019年10月より放送中のTVアニメ『アサシンズプライド』(著:天城ケイ/富士見ファンタジア文庫 刊)。アニメイトタイムズでは、声優陣に自身が演じるキャラクターや物語についてお話を伺ったインタビューを連載形式で掲載中です。
第6話「灰色の魔女」の放送後となる今回は、前回から引き続いてエリーゼ=アンジェルを演じる石川由依さんの登場です。
《連載バックナンバー》
□連載Vol.1:小野友樹
□連載Vol.2:小野友樹
□連載Vol.3:楠木ともり
□連載Vol.4:楠木ともり
□連載Vol.5:石川由依
全体を通して、唯一のサービス回になりそうな6話
――5話でメリダとのわだかまりもなくなりましたが、それでお芝居も変わりましたか?
石川由依さん(以下、石川):モヤモヤしたものは晴れたんですけど、エリーゼなので、そんなに感情を表に出すわけではありません。なので、ちょっとだけ軽くなったというか。その分の明るさは出たかなと思います。
――6話の収録はいかがでした? これまでとガラッと変わっていますよね。
石川:サービス回ですね。ここで一旦休憩みたいな感じでした。最初はちょっと謎めいた感じで始まったんですけど、最後は、猫耳のパジャマを4人お揃いで着てるんですよ。
なのでみんなで、このパジャマは誰が用意したんだ?という話題になりまして……。こうなることを予想していたクーファが、夜な夜な、自分好みの猫耳パジャマを作ったんじゃないかという妄想をしてました(笑)。
しかも結構みんな体格が際立ってるんです。サラシャは胸が大きかったり、エリーゼは華奢だったりするので、そういうところも考慮して用意したんじゃないかと。どうなんですか先生?みたいな(笑)。
――クーファのイメージが崩れそうですね(笑)。ロゼッティ(ロゼ)の線もありますけど。
石川:あと、エリーゼってしょっちゅう気を失うんですけど、6話でも怖い話で気を失うんですよね。それがかわいい!
それと個人的にポイントだったのは、みんなで恋バナをするシーンがあるのですが、エリーゼだけスルーされて「どうして私には聞かないの?」って言うんです。
しかもそれを言ったのに誰も反応しないってところもすごくかわいくて! エリーゼのポンコツ具合がたっぷり見られました。
――メリダはクーファのことを聞かれてたのに。
石川:エリーゼは何も聞かれないっていう(笑)。
――子供扱いされてるんですかね?
石川:どうですかね、どうせメリダ以外いないでしょってことなのかもしれない。
――こういう箸休め的な回だと、アフレコもリラックスしたムードなんですか?
石川:というよりは、妄想がはかどる!っていう感じですかね。でも『アサシンズプライド』は監督の意向もあって、結構シリアスめに作られているというのもあるので、そこから考えるとスライムみたいなのが出てきたり、サラシャの胸をいじるみたいなところもあったので、ギャップは結構あるかもしれないですね。でも健全ですよ! たぶん(お色気は)全話通してもここだけだと思います。
――では、心して見なくちゃいけないですね(笑)。
石川:監督が、「みんなの代表作になるくらいに、頑張って作りますので」と自信を持って言ってくださったので、それはやる気にもつながったし、安心感があるなって思うんです。なので、全話心して見てください(笑)。