ぶつかる筋肉、飛び交う爆笑、ネタを懸けた闘争がそこにある――『Warahibi!』より、白石兼斗さん、駒田航さんらがセコンドとして出演した「DDTプロレスリング×AGF2019 ~きらめく乙女の筋肉ランド~」コラボマッチレポート
2019年11月9日(土)~11月10日(日)に開催された「アニメイトガールズフェスティバル2019(AGF2019)」にて、「DDTプロレスリング×AGF2019 ~きらめく乙女の筋肉ランド~」が行われました。
両日共に、中池袋公園の特設会場にて様々な対戦カードが繰り広げられた本イベント。1日目の第1試合には、サンリオが贈る次世代お笑いエンタメ企画『Warahibi!』とのコラボマッチが実現!
試合には、グラシッククラシック(演:阿諏訪泰義さん[うしろシティ]/金子学さん[うしろシティ])と、グッドバッティング青春(演:白石兼斗さん/駒田航さん)がセコンドとして参加し、ネタの披露を懸けた代理戦争が行われました。
【出演者】
スーパー・ササダンゴ・マシン&大石真翔withグラシッククラシック〈演者:阿諏訪泰義(うしろシティ)/ 金子学(うしろシティ)〉
彰人&勝俣瞬馬withグッドバッティング青春〈演者:白石兼斗/駒田航〉
米内佑希(ゲスト解説)
※敬称略
筋肉と笑いがぶつかり合う1日限りのコラボマッチ!
今回の試合はネタ披露をかけたコラボマッチということで、グラシッククラシックサイドにはササダンゴ選手&大石選手を、グッドバッティング青春サイドには彰人選手&勝俣選手を迎えての試合が行われます。
それぞれ入場パフォーマンスを経てリングに上がるも、ピリピリした空気はまさに一触即発。すると、白石さんが「往年のライバル、同期のグラシッククラシックには絶対に負けねぇ!……ということで、グッドバッティング青春の人命救助ギャグ!」と試合前にネタを披露!
唐突のフライングにグラシッククラシック側は猛抗議! ササダンゴ選手は「我々の必殺技はヘッドバッティング! 貴様ら4人の頭蓋骨をこの試合で粉砕し、我々ふたりが“ヘッドバッティング青春”としてサンリオさんの傘下で頑張っていこうじゃないですか!」と宣戦布告し、戦いの火蓋が切られました。
なお、ゲスト解説を務めるのは自他ともに認めるDDTファンの米内さん。試合の前説では溢れんばかりのDDT愛を語る一幕も見られました。
試合が始まると早くも激しい技の応酬、弾けんばかりの筋肉がぶつかり合います。途中、レフェリーの目を盗んでグラシッククラシック側から反則じみた技が見られ、お互いにヒートアップ。
その熱は場外へと持ち込まれ、互いのセコンドを巻き込んでの戦いも繰り広げられます。
ササダンゴ選手&大石選手によるヘッドバッティングをはじめとした強烈な技や、グラシッククラシックの途中参戦で劣勢を強いられる彰人選手&勝俣選手。
グッドバッティング青春のふたりも「そんな緑の団子に負けんじゃねぇ!(白石さん)」「お前の青春はそんなものか! まだリングには浮き輪がある!(駒田さん)」と熱い声援を投げかけます。
さらに駒田さんが「周りの応援が足りないんじゃないか!」とオーディエンスに呼びかけると、会場には瞬馬コールが!
応援の甲斐あってかグッドバッティング青春サイドに流れが傾くと、息の合ったコンビネーションでササダンゴ選手&大石選手を相手取ります。最後は勝俣選手の得意技であるムーンサルトプレスが決め手となり、グッドバッティング青春が勝利を収めました!
しかし、冒頭でネタを披露したグッドバッティング青春にグラシッククラシックが再び猛抗議。
すると、駒田さんは「たしかに……そう言われるとさっきのはネタだったかもしれない……。俺たちはライフセーバーを生業にしている。そんな奴がルールを公衆の面前で破るのは良くないかもしれない……」と反省の色を示し、ネタ披露の場をグラシッククラシックに譲ることに!
お互い遺恨を残すことなく試合とネタを終えたところで、一日限りのコラボマッチは笑いと拍手に包まれながら幕を下ろしました。
[取材・文/鳥谷部宏平 写真提供/DDTプロレスリング]