芹澤 優さん2ndシングル「デビきゅー」発売記念インタビュー｜セリコのことを好きになっちゃう魔法の一曲

芹澤 優にとってのアイドルとは？

――少し話が前後するのですが、個人的に芹澤さんが作詞を手掛けたことにビックリしたんですよ。

芹澤：どうしてですか？

――声優アーティストが作詞するって違和感がないんですけど、“声優アイドル”が作詞するってあんまりイメージになくって。アーティストは自らを表現するために作詞・作曲をするものだけれど、アイドルはプロデューサーの意図を120％で表現する存在なのかなと。そういった状況で、“声優アイドル”のてっぺんを目指す芹澤さんが作詞をしたのにはどんな理由があるのかと気になっていたんです。

芹澤：私、アイドルの定義って無限だなって思っていて。私立恵比寿中学さんのステージを見た時に「これがアイドルだな」って思ったんですよ。汗だくになって、生き様をステージの上で魅せる。そういう姿を見て、自分たちも頑張ろうって気持ちを与えられる、伝えられる。そういった存在が私にとってアイドルなんです。

――芹澤さんにとってのアイドルとはヒューマニズム、生き様が存在している、と。

芹澤：髪もぐっちゃぐちゃで、自分が出せるもの、ステージで表現できるものを全部出す。その結果、お客さんが何を感じ取って何を持ち帰ってくれるのか。大切なのはここなんです。

なので、歌詞を書く、書かないというのは私のアイドルの定義からすればどちらでもいいんですよ。ただ、私が歌うなら説得力がある言葉にしたいと思って詩は書き溜めていました。...出したくはなかったですけどね(笑)。

――(笑)　これが芹澤さんが目指す声優アイドル像？

芹澤：そう。これが“私の目指す声優アイドル”です（ニッコリ）。

――ありがとうございます。勉強になりました。それでは最後にファンの皆さまにメッセージを...とその前に、「i☆Ris 芹澤優のせりざわーるど with you」で仰っていましたが、最近よくファンの方の夢を見るそうですね？

芹澤：あはは(笑)。そうなんです！めっちゃ夢に出てくるんですよ。最近はお寿司屋さんで寿司を振る舞ってました。色々ネタも握ったんですよ？一番覚えてるのは、みんなに手紙を書いているシーンです。寿司屋の端っこで来てくれたお客さん一人ひとりにお手紙書いてて。面白いですよね。

――夢に出てくるってすごいですよね。それほどまでにファンのことを大切にしている芹澤さんから2ndシングルと1stライブツアーの千秋楽を楽しみにしている皆さまへメッセージをお願いいたします。

芹澤：22歳と23歳の時は「Zepp DiverCity」。24歳は「品川プリンス ステラボール」でバースデイライブを開催しました。今回の25歳は「Zepp DiverCity」に帰ってきます。

私、今回のライブツアーで(汗も涙も)出し切るということを覚えたんです。私もお客さんも全部出し切るライブ。ソロデビューした私の最高を出し切って、空っぽになりたいと思います。熱い女なので！期待していて下さい！

――ありがとうございました！

[文・川野優希]

リリース情報

芹澤 優 2nd Single「デビきゅー」
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01 デビきゅー
02 Revelation
03 デビきゅー -TV ver.-
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02 Revelation
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05 Revelation (instrumental)
06 ハイハイハイハハイテンション (instrumental)

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