『Run Girls, Run！』最新シングルは最強タッグが生み出した実質トリプルA面！？6thシングル『Share the light』インタビュー

広川先生のレコーディング

厚木：そうだね。色んな方に聞いていだきたい。少し話を変えて。「キラリスト・ジュエリスト」のレコーディングはどうだった？

林：可愛く歌う...かな。ここ集中した。

森嶋：そうだよね。とにかく可愛く。

厚木：うん♪過去一可愛いよね。

林：広川先生（広川恵一さん）って完璧を求めるじゃない？私、すっごいリテイクいただいちゃって（笑）。サビとか結構高いからテイクを重ねていくと裏返っちゃったりするじゃない？

厚木：するする（笑）。

林：広川先生は「がんばって！」じゃなくて「はい、もう一回頭から」みたいな。「ニュアンス違うから頭から」とか。いいところを使いましょうって感じじゃなくて、全部「頭から」って。高音を出すことにもこだわったし、ニュアンスを乗せて可愛く歌うってことにもこだわったし。広川先生ならではの仕上がりになっていると思います！

森嶋：そうだよね。「プリ☆チャン」ってコーラスもたくさんパターン録ったし。こだわりがすごいよね。

林：そうだ！今回、ハモリの譜面をいただかなかったんだよ。私たちの主旋律の音をソフトで動かしてハモとして使うって仰ってて。だからヴァーチャルっぽい音になってて。本当にすごいよね。そんなやり方あるんだ！みたいな。

厚木：レコーディングの時に一回目に撮ったものよりも、後に録った方が本番で使われるケース多いじゃない？でも、「不安になって」ってフレーズを歌ってるところは、一回目のテイクが使われてるの。その理由が「1回目の不安が出てたから」って（笑）。私の不安な気持ちが詰まったパートをぜひ、聴いていただきたいです。

プリ☆チャンを振り返る

厚木：「キラリスト・ジュエリスト」で「プリ☆チャン」の主題歌も5曲目なんだよね。

林：成長を更新してるよね。

厚木：キラスタ（キラッとスタート）の頃って今思うと「はじまるぞ！やるぞ！」しかなかったけど、なんかそれだけじゃなくなったよね。「駆け上がっていく」ことは一緒なんだけど、今はそれだけじゃないなって。OPを見るだけでも重みを感じるようになったよね。

林：「いいね☆ おくるっていう応援に　負けられない」って歌詞がね。グッとくるんだよ。仲間を認めつつ、違った形で勝ちたい。そんな作品のメッセージが込められてる気がしていて。

厚木：深いよね...。本当にみんな成長してるんだなぁ。キャラもそうだけど、私たち3人もそうだよね。「プリ☆チャン」の現場を振り返ってみて印象に残ってることある？

林：基本的に楽しいんだけどね。初回は全然アフレコが終わらなくてメチャメチャ泣いちゃったり。8時までに終わらせなくちゃいけなかったのにAパートしか終わらなかったり（苦笑）。

最近だと、オータム（リパラ＆キラッとプリ☆チャンAUTUMN LIVE TOUR 2019 ～キラッと！アイドルはじめる時間だよ！～）かな。今までは茜屋さん（茜屋日海夏さん）が座長だったけど、今回はじめて私が座長になって。

森嶋：「プリ☆チャン」がメインになったからみらいが座長になったよね。

林：こういうことを言うのは本当に申し訳ない気持ちで一杯なんだけど、プレッシャーが凄かったの。ライブの3日前くらいからずっとお腹痛いみたいな。すごく怖かった。

でも、ライブ当日はプリティーシリーズの先輩たちが助けてくれて。久保田さん（久保田未夢さん）、芹澤さん（芹澤 優さん）、若井さん（若井友希さん）、茜屋さん...。皆さんが本当に温かく迎えてくださって。

厚木：そうだったんだね。

林：それでね、休憩中に斎賀さん（斎賀みつきさん）がお話してくださって。「自分が主演の作品なんだから、もっと堂々としてていいんだよ？」言ってくださったの。

森嶋：かっこいい....。

林：本当にかっこいいよね。その言葉に救われたなぁ。先輩たちが優しくしてくれる分、もっと頑張んなきゃなって。

厚木：ちゃんとみらいちゃんだったよ？

森嶋：うんうん。

林：終わった後に芹澤さんが「よく頑張ったね」って言ってくださって。なんかもう声が出ないくらい嬉しかった。本当に温かい先輩がいるから、ここまでやってこれたよね。あっちゃんはどう？

厚木：私はずっと憧れてた女児向けアニメに出ることができて本当に幸せ。小さいお友だちもたくさんライブに来てくれて。一生懸命お手紙を書いてくれたのが届くんだけど、それが本当に嬉しいんだよね。キラキラしたお姉さんとして見られる側になったんだなって。

森嶋：うん。私、みんなが書いてくれたイラストを見ると、本当に心が暖かくなるの。本当に助けられてるんだなって。役と向き合っていく中でこれは難しいなぁとか、ライブのリハで盛大に間違ったりして「マズい」と思ったときでも、みんなに支えられてるから頑張らなくちゃって思うし。

皆の真っ直ぐな純粋な気持ちが励みになっていて。まだまだ何をしたって堂々と言えるわけじゃないんだけど、頑張ってよかったって言えるくらいの時間を過ごすことができてるって思うな。

林：頑張ってよかったよね。2ndシーズンがはじまって、めるめるたちが帰ってきたのは嬉しかったなぁ。

森嶋：私は「メルティックスター」の中でも後から登場していて、今回また海外に行って戻ってきて。2mdシーズンがはじまって「ダイヤモンドスマイル」を3人で歌ってるんだけど、めるはそこに居なくて。でも、その時に溜めていた想いが今爆発している気がする。

オータムライブの時、こんなに自信持ったこと無いなって思うくらいめるのステージに自信を持ってたの、私。皆の前で踊りたい、歌いたいって。めるが海外に行ってた期間を含めて、私も充電してたのかなって。

林：めるのステージ最高だったんだよね。

森嶋：よかったでしょ？

林：私はメルティック贔屓だからね（笑）。

厚木：客席で見たいくらいだったよね。

林：本当にそれ！

森嶋：ありがと（笑）。

林：キャストのみんながキャラを愛していて、作品を愛してるのがすごくいいよね。