飯田里穂さん「20th Anniversary Album -rippihylosophy-」発売記念インタビュー|軌跡と変化の集大成
初めてCD音源化する楽曲も収録
――そんな思いで溢れる楽曲を経て、9曲目は「KAIJUハート」ですね。ライブでもとにかく盛り上がる一曲ですがこちらいかがですか?
飯田:私、単純にこの曲が好きなんですよ。「怪獣娘〜ウルトラ擬人化計画〜」は私が主演を務めたアニメなんです。これが初主演だったので、想い出がある作品ですね。
「KAIJUハート」はライブやイベントの時に盛り上がる欠かせない一曲。自分にとってのターニングポイントになった作品と楽曲だと思っています。もともと「KAIJUハート」は3人の曲なので、ソロで歌ってるのはレアですよ(笑)。
――10曲目は「Change the World」。ガラッと雰囲気が違う楽曲ですね。
飯田:「超游世界」のオープニングテーマですね。アニメのイベントでもなかなか歌ったこともなかったり、円盤化もされていない楽曲なんですよ。
ファンの方から「『Change the World』を円盤化してください!」って声が届いていたので、念願叶ってのCD化ですね。お待たせしました!って感じです。
――そして、11曲目は「Special days」。アルバムが終盤に近づき、最近な感じがしてきました。
飯田:そうですね。アコースティックツアーで歌わせてもらったんですけど……、歌詞がすごく刺さるんですよね。「Special days」好きなんです、私。
作詞のPA-NONさんがこの詞のテーマは「里穂ちゃんとファンの皆さんの関係性」だって仰っていて。色々な意味があるんですよね。
私から見たファンの皆さん。ファンの皆さんから見た私、飯田里穂。それぞれの気持ちが歌詞にこもっていて。なので、自分で歌っていてもジーンと来ちゃうんですよ。
――ありがとうございます。「20th Anniversary Album -rippihylosophy-」最後の曲は「いつか世界が変わるまで」です。
飯田:「いつか世界が変わるまで」はイントロから大好きな曲ですね。
――なぜ、「いつか世界が変わるまで」が一番最後に収録されているのですか?
飯田:単純に順番です!私が人生で歌った順番に収録順は決まっているので。一番新しい曲が「いつか世界が変わるまで」なんです。20周年記念のアルバムの最後は“今の私”。そんな意味を込めてアルバムに入れました。
――全12曲のご紹介ありがとうございました!それでは最後に飯田さんから「20th Anniversary Album -rippihylosophy-」の発売を楽しみに待っているファンの皆さまへメッセージをお願いします。
飯田:20周年の歴史を振り返るという意味でも、アルバムの制作自体に意味があったなと思っています。基本的に私は振り返るタイプではないので(笑)。ただ、こんなことやってたんだなぁって懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
そんなたくさんの想い出をスタッフの皆さんのおかげで一枚のCD、哲学書にすることができたことを嬉しく思っています。
みんなにも手にとって頂いた時に飯田里穂という人生や20年の成長を感じて欲しいですね。
こんなにたくさんのファンの方に見守られていたんだなって改めてツアーを通じて実感しているので、親目線じゃないですが「りっぴーここが成長したな」って思ってもらえれば嬉しいですし、まだまだ変化しようとしているんだなってこともこのアルバムをキッカケに伝わればいいな。「rippihylosophy」お楽しみに!
〔文・川野優希〕
商品情報
アルバム「20th Anniversary Album -rippihylosophy-」
発売日:2019年12月4日(水)
品番:GNCA-1561
価格:3,000円(税抜)
◆リリースイベント「リリイベ20 Ren-Patsu」開催決定
詳細スケジュールは公式サイトをご確認ください。