アニメ映画『鹿の王』公開日、メインスタッフ情報、イメージカット解禁!『千と千尋の神隠し』『君の名は。』作画監督で知られる・安藤雅司氏の初監督作品に
上橋菜穂子先生による、2015年本屋大賞受賞小説『鹿の王』が、Production I.G制作で劇場アニメ化。この度、公開日とメインスタッフ情報、イメージカットが解禁となりました!
監督を『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『君の名は。』の作画監督などで知られるアニメーター・安藤雅司氏が担当! 自身初の監督を務めるとともに、キャラクターデザイン、作画監督も兼任します。
また、共同監督を『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸氏が、脚本を『ハイキュー!!』、『僕だけがいない街』で知られる岸本卓氏が務めるという、豪華な顔ぶれとなっています。
公開日は2020年9月18日(金)に決定! アニメーションの歴史に新たな名を刻む、ファンタジー大作の誕生にぜひご期待ください!
アニメ映画『鹿の王』メインスタッフ情報解禁!
監督は安藤雅司氏。25歳の若さで『もののけ姫』(1997年公開 興行収入193.0億)の作画監督に大抜擢、その後も邦画の興行成績を塗り替えた『千と千尋の神隠し』(2001年公開 興行収入308.0億)、そして邦画の世界興行収入の首位となった『君の名は。』(2016年公開 興行収入250.3億)という、なんと邦画の歴代興行収入上位4作品のうち、3作品の作画監督を務めています。『鹿の王』ではキャラクターデザイン、作画監督も兼任します。
共同監督として安藤氏と共に映画を作り上げていくのは、『千と千尋の神隠し』では監督助手を、『伏 鉄砲娘の捕物帳』で映画初監督を務めた宮地昌幸氏。さらに脚本は『ハイキュー!!』シリーズや『僕だけがいない街』など、数々の話題作を手がける人気脚本家・岸本卓氏が担当するなど、豪華スタッフが集結し作品を緻密に作り上げます!
安藤雅司氏プロフィール
1969年広島県生まれ。1990年、日大芸術学部在学中にスタジオジブリを受験し合格、第2期生として入社。
映画『紅の豚』等で原画を勤め、宮崎駿監督『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』では作画監督を担当。
その後フリーになり今敏監督『パプリカ』、沖浦啓之監督『ももへの手紙』でキャラクターデザイン・作画監督で活躍。
2016年には新海誠監督『君の名は。』でキャラクターデザイン・作画監督を担当した。
宮地昌幸氏プロフィール
アニメ演出家。『亡念のザムド』(2008年 監督)、『伏 鉄砲娘の捕物帳』(2012年 監督)など。
岸本卓氏プロフィール
雑誌編集者を経て、スタジオジブリに入社。その後フリーの脚本家となる。
『銀の匙 Silver Spoon』(2013年、シリーズ構成・脚本)、『ハイキュー!!』(2014年、シリーズ構成・脚本)、『僕だけがいない街』(2016年、シリーズ構成・脚本)、『91Days』(2016年、シリーズ構成・脚本)など。
アニメ映画『鹿の王』作品情報
2020年9月18日(金)全国公開
ストーリー
強大な帝国にのまれていく故郷を守るために戦う戦士団<独角>。その頭であったヴァンは、奴隷に落とされ、岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、ひと群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を助け、育てることに。
一方、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。
感染から生き残った男と、命を救うため奔走する医師。過酷な運命に立ち向かう人々の“絆”の物語。
原作情報
『鹿の王』(角川文庫)
著者:上橋菜穂子
角川文庫より『鹿の王』1~4巻発売中
角川書店より『鹿の王 水底の橋』発売中
【著者プロフィール】
作家・文化人類学者。川村学園女子大学特任教授。
著書は、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)の他に、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞)、『夢の守り人』(路傍の石文学賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞)、『天と地の守り人』、『虚空の旅人』、『蒼路の旅人』、『流れ行く者』、『炎路を行く者』、『風と行く者』、『「守り人」のすべて』、『獣の奏者』、『物語ること、生きること』、『隣のアボリジニ』、『鹿の王』(本屋大賞、日本医療小説大賞)、『鹿の王 水底の橋』などがある。
2002(平成14)年「守り人」シリーズで巖谷小波文芸賞受賞。2014年国際アンデルセン賞作家賞受賞。