『小野下野のどこでもクエスト2』制作決定! 制作発表会で小野大輔さんが“人間ドラマ”を熱弁! その姿に困惑する下野紘さん……質疑応答ではスタッフに対する想いが露わに?
声優・小野大輔さんと下野紘さんが、スタッフから与えられた行き当たりばったり感満載な企画〈クエスト〉にチャレンジしていく、BS11他にて放送されたぶっつけ本番リアル本格RPGバラエティ『小野下野のどこでもクエスト』。
2018年の放送・配信からイベント、グッズ展開などが行われ、続編制作にも期待の声が集まる一作です。
そんな本作の続編制作が決定! これを記念して行われた「『小野下野のどこでもクエスト2』制作決定記者会見」に“主演俳優”を務める小野さん、下野さんが登壇。番組の空気感そのままに記者会見に挑みました。
また、会場では質疑応答も行われ、第1期での印象深いエピソードや第2期への意気込み、さらに、番組をともに作り上げるスタッフに対する想いなどが明らかに。本稿ではそんな発表会の模様を紹介していきます。
新たな舞台は「北海道でしょ……?」
大勢の記者、関係者の集まった会場。定刻を迎えると司会の呼び込みで小野さん、下野さんが会場内のステージに登壇し、簡単な自己紹介。
「『小野下野のどこでもクエスト』の主演俳優を務めさせていただいている小野大輔です」と小野さんが第一声。しかし、下野さんは“主演俳優”という肩書にどこか違和感を感じたよう。
下野さんは「えぇっと……『小野下野のどこでもクエスト』で……。僕は何になるんだろう(笑)」と困惑すると、すかさず小野さんが「君も主演俳優だろう。W主演でね」とフォロー。
すると下野さんは「らしいです。主演の下野紘です。よろしくお願いします……(笑)」と、小野さんの真面目なのかボケなのかわからない表情&話のトーンに笑いを堪えながら挨拶をします。
ステージにキャストが揃ったところで、改めて『小野下野のどこでもクエスト』を振り返り。
本作の見どころについて問われた小野さんは「人間ドラマですね」と一言。
続けて、「旅の中で美味しいものを食べたり、同じことで笑い合ったりする喜び。しかし、時にはぶつかり合うこと……つまり喧嘩です。殴り合い、罵り合うこともあります。ただ、それは僕と下野君とだけではなくスタッフのみなさんとも……。そうやって熱量がぶつかり合って作品を作り上げていく。そして、その姿が視聴者のみなさんに伝わって、次第に人間ドラマへと昇華する。そのような作品を僕は全力で……」と本作にかける想いを熱弁。
しかし、下野さんは「話の途中ですみません(笑)。小野さん、何を言っているのですか(笑)」と耐えきれず突っ込み。小野さんの想像以上の熱弁ぶりに困惑する下野さんの様子が会場の笑いを誘いました。
続いて、作品に関する新情報の発表に。ステージに置かれたポスターの除幕がふたりによって行われると、『小野下野のどこでもクエスト2』の制作決定が発表されます。
この発表にキャスト陣も歓喜と思いきや、「そうでしょうね(笑)。これだけの会場を使わせてもらっているのだから(笑)」と下野さん。加えて「思った以上に人がいて、ちょっと引きましたよ!(笑)」と、本発表会が想像以上に大掛かりなことに驚きを隠せないようでした。
制作が決定した『小野下野のどこでもクエスト2』ですが、司会に今回の舞台を問われると下野さんは「北海道でしょ……? 多分……」、小野さんも「奇遇だね。僕も北海道だと思う」とコメント。
また、下野さんは「第1期のロケ終わりに『もしも次(ロケに)行くとしたら』という話をしたのですが、『まだ北海道で行っていないところがあるよね』なんて話をしました」と語りました。
そんな話の中、そもそも北海道にこだわる理由については「ないですね。特には……」ととぼけるふたり。
ですが、小野さんは「この番組の制作が決まった際に下野君と話したのは、僕らがリスペクトする『水曜どうでしょう』みたいにね」と、伝説と呼ばれるあのバラエティ番組を意識していたことを明らかにします。
第1期のロケを振り返ったトークでは、大変だった経験を「天気です」と答える小野さん。第1話で発揮された小野さんの雨男ぶりを下野さんが解説すると、小野さんは「あれはすごく凹みましたね」としみじみ語ります。
また、この経験は小野さんにとって辛いエピソードだったとのことですが、その当時の話を楽しそうに語る下野さん。すると小野さんは「やんのか? 喧嘩するか?」となにやら勃発。しかし、最後はお馴染みの「やんねぇよ!!」で締めくくり、ふたりは満面の笑みを見せました。