“きらら作品”初参加の上坂すみれさんが演じるのは影の支配者!?東山奈央さんはOP主題歌も初披露！高柳知葉さん、山口愛さん、指出毬亜さんら声優陣出演の冬アニメ『恋する小惑星』先行上映会レポート

2019年12月22日、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて「TVアニメ『恋する小惑星』第1話スペシャル上映イベント」が開催。

イベントには、メインキャストの高柳知葉さん（木ノ幡みら役）、山口愛さん（真中あお役）、指出毬亜さん（猪瀬 舞役）、東山奈央さん（桜井美景役）、上坂すみれさん（森野真理役）が登壇し、上映されたばかりの第1話、作品にまつわるトークを繰り広げました。

さらに、東山さんが担当するOPテーマ「歩いていこう！」の生ライブも披露。放送に先駆けて『恋アス』の世界観を堪能できるイベントとなりました。

みらとあおの再会で物語は動き出す。「きらら」作品ならではの“何気ない可愛さ”がここに！

第1話の上映後、ステージにキャスト陣が登壇すると自身の演じるキャラクターを紹介。

天文班の1年生・木ノ幡みらを、高柳さんは「幼少期のあおとの約束を高校生になっても忘れない。そんな素直で真っ直ぐな女の子」と語り、「キラキラしていて眩しくて、すごく『きらら』の主人公です！」と、可愛く、真っ直ぐな「まんがタイムきらら」のキャラクターらしさが溢れていると紹介します。

そんなみらと幼少期に出会い、第1話で奇跡的な再会を果たした、同じく天文班の1年生・真中あお。山口さんは「クールに見えるけれど、実は心優しい女の子」と、ボーイッシュな見た目に反した女の子らしさをアピールしました。

地質班の2年生・猪瀬 舞について指出さんは「桜井先輩のことが大好きで、彼女のことをとても理解している女の子です。見た目はおっとりしているように見えますが、実は芯が通っていて、とても頼りになる」とコメント。

同じく、地質班の3年生・桜井美景を演じる東山さんは、一見するとツンツンしたキャラクターではあるものの、徐々に先輩として頼りがいのある姿が描かれていくと述べました。

天文班の3年生であり部長を務める、モンロー先輩こと森野真理について「ゆるくみんなをまとめるように見えて、本当は影の支配者で……（笑）」と笑いを誘う上坂さん。加えて、実はすごく大きな夢を持っているキャラクターだと今後の見どころにも言及しました。

続いて、みらとあおの再会や各キャラクターの出会いが描かれた第1話についてトークが展開。

初めて「まんがタイムきらら」作品に参加する上坂さんは、あおが教室で満面の笑みを見せるシーンを筆頭に「なんてこともないカットすら可愛い！」と絶賛。“きらら作品”ならではと言える、観ている側まで思わず笑顔にしてしまう細かい表情の描写を見どころとして熱弁しました。

第1話では早速、美しい星、天文や地質にまつわる解説が描かれますが、本作にはそれぞれに詳しいスタッフが参加していると東山さんが紹介。作中の季節に合わせた星が描かれているなど、通にもたまらない一作だとアピールします。

続く山口さんは、舞の独特な反復横とびについて言及。東山さんから「ちなみにちゅんるん（指出毬亜さんの愛称）自身は……？」と投げかけられると、「出来ますよ！」と自信満々に答え、反復横とびを実演します。

しかし、作中の舞を彷彿とさせるステップが刻まれると、その姿に東山さんは「真剣にやった!?（笑）」とツッコミ。そして、これがお手本だと言わんばかりにキレキレな反復横とびを披露し、会場の笑いを誘いました。

そんな和気あいあいとした雰囲気の会場ですが、アフレコ現場でも打ち解けるスピードが早かったとのこと。高柳さんは、東山さんを中心としたスムーズな連絡先交換、ニックネームの付け合いが現場で行われたことを明かし、初対面のメンバーを上手くまとめ上げる姿を「天才！」と表現。

OPテーマに散りばめられた宝とは……？フルバージョンの初披露へ

ここからは原作のお気に入りの1コマをピックアップするコーナーに突入。上坂さんはアニメ第1話でも描かれた「ハンバーガー食べたい人?」と、会報制作の話し合いに夢中の部員たちを真理が上手くまとめるシーンを挙げます。「女子高生はハンバーガーに弱いですね（笑）」と冗談めかしながらも、部員をしっかりまとめ上げる真理の姿が印象深いと語りました。

また山口さんは、みらの名前にあおが「変光星」と興味を示した1コマをピックアップ。大好きな星の話に瞳を輝かせるあおを「顔がいい！」と大絶賛しながら笑顔を見せました。

作品にまつわるトークが盛り上がる中、お待ちかねの東山さんによるライブの時間が迫ります。キャスト陣も待ちきれないとばかりに、楽しみな感情を体で表現します。

そして、ライブ衣装を身にまとった東山さんがステージに登場。OPテーマ「歩いていこう！」のフルバージョンは初披露とのことで、同曲について「いろいろなところに『恋アス』に関するキーワードが散りばめられています」と紹介し、「宝探しをするような気持ちで聴いてください」と期待を煽ります。

生歌を今か今かと待ち望む観客・キャスト陣。静寂に包まれた会場に＜俯いた先にも 見上げている先にも きっと未来は待っているよ＞と、東山さんの歌声が響き渡ります。曲名の通り、ゆっくりと成長していく少女たちの姿を彷彿とさせる歌詞、そして、壮大な星空を思わせるメロディと透き通る歌声が融合した、聴き心地の良い一曲が披露されました。

歌い終えた東山さんは「緊張しました！」と率直な感想を述べると、こだわりポイントとして、俯くことや見上げることなど「どんなことにも意味がある」というメッセージを歌詞に込めたと語りました。

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また、会場の袖で生歌を堪能した高柳さんは「客席で聴きたかった！」と聞き惚れたよう。上坂さんも「歌声が染み渡る！」と感慨深い様子を見せると、一同は深く頷きました。

第1話の先行上映やキャスト陣によるトーク、生ライブと企画盛りだくさんのイベントはエンディングに。

最後にキャスト陣から観客へ向けてメッセージが贈られます。

山口さんは「部員たちが話数を重ねてどのような関係を築いていくのかに注目してほしいです」と語り、「小惑星を見つけるというキラキラな夢」を視聴者とともに追い求めていきたいとメッセージを添えました。

高柳さんは本作について、絵や音楽、そして原作の持つ魅力が丁寧に再現された一作だと改めて紹介。そして、「我々の芝居でキャラクターたちを活き活きとさせたいと思います」と今後のアフレコに向けての意気込みを残して締めくくりました。

ふたりの少女の再会をきっかけに動き出す本作。みらとあおの関係や夢に向かう姿はもちろん、地学部の面々はふたりにどのような影響を与えていくのか。また、キャスト陣が今後の見どころとして語った、各キャラクターたちの魅力はどのように明かされていくのでしょうか。少女たちの織りなす心温まる物語に注目です。

[取材／文・MoA　撮影／鳥谷部宏平]

アニメ、VTuber、TCGが好きなアラサー男子。執筆、撮影、動画制作などやっています。

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TVアニメ『恋する小惑星（アステロイド）』作品情報

INTRODUCTION

幼いころ、キャンプ場で出会った男の子と“小惑星を見つける”という約束をした木ノ旗みら。

高校では天文部へ入部しようとしたが、今年から「天文部」と「地質研究会」が合併して「地学部」に……!?

地学系女子たちと一緒に、いろんなキラキラを探しに行きませんか？

放送情報

2020年1月3日（金）より放送開始

★AT-X
毎週金曜 20:30～
リピート放送：毎週（日）24:30／毎週（月）12:30／毎週（水）28:30
★TOKYO MX 毎週金曜 22:30～
※初回放送のみ 1月3日(金) 23:00～
★サンテレビ 毎週金曜 24:00～
★KBS京都 毎週金曜 24:00～
★テレビ愛知 毎週金曜 27:05～
※初回放送のみ1月10日(金) 27:05～ 第1話・第2話放送
★BS11 毎週金曜 23:00～

配信情報

★1月6日（月）配信開始予定
AbemaTV

★1月10日（金）以降、順次配信開始予定
・見放題サイト
niconico(ニコニコ生放送／ニコニコチャンネル）／GYAO!／ひかりTV
dTVチャンネル／フジテレビオンデマンド／バンダイチャンネル／Hulu
J:COMオンデマンドビデオパス／アニメ放題
U-NEXT／Amazon

・都度課金サイト
Rakuten TV／DMM.com／ビデオマーケットクランクイン！ビデオ／
HAPPY!動画／ムービーフルplus

※配信日時は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

STAFF

原作：Quro（まんがタイムきららキャラット／芳文社）
監督：平牧大輔
シリーズ構成：山田由香
キャラクターデザイン：山崎淳
プロップデザイン：宮原拓也
総作画監督：山崎淳、松浦麻衣、杉田まるみ
美術監督:中村典史(スタジオなや)
色彩設計：伊藤裕香
撮影監督：杉浦誠一
編集：坪根健太郎（REAL-T）
音響監督：高寺たけし
音楽：伊賀拓郎
音楽制作：フライングドッグ
アニメーション制作：動画工房
製作：星咲高校地学部

CAST

木ノ幡みら：高柳知葉
真中あお：山口愛
猪瀬舞：指出毬亜
桜井美景：東山奈央
森野真理：上坂すみれ

◆公式サイト
◆公式Twitter(@koiastv)