『デジモン』が大好きという気持ちは出し切れたと思うし、演じ終わった今も大好きでよかった――映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』連続インタビュー第3回│メノア役・松岡茉優さん
『デジモン』が大好きという気持ちは出し切れたし、好きでよかったと再確認
――テレビアニメの映画化でゲストキャラが登場する場合、本筋に関わるキャラだったとしてもここまで出番やセリフが多いケースが珍しいし、演じる松岡さんのすごさも実感できました。
松岡:スタッフの皆さんが忙しすぎて、間違った役でオファーしたのかなと思うくらい(笑)。監督と初めてお話しした時に、「僕らも『デジモン』が大好きな世代で、松岡さんも『デジモン』が大好きですよね。
その大好きという気持ちを出してもらえたら最高です」と言ってもらえて。あまりの大役にプレッシャーもあったし、本当に私でよかったのかなと考えない日はないんですけど、『デジモン』が大好きという気持ちは出し切れたと思うし、演じ終わった今も大好きでよかったと思っています。
――今作の見どころや注目してほしい点と、皆さんへのメッセージをお願いします。
松岡:今回は太一とアグモンのラストエピソードということで、せつなくもありつつ、ファンとしては必見の内容になっているし、1秒も見逃せないシーンの連続なので、必ず大満足していただけると思います。
今まで『デジモン』を見たことがない方、自分は見ていたけど、お子さんには見せたことがないという方にも楽しんでいただける内容になっています。
シリーズが始まった頃のデジタルと今のデジタル技術の融合したアクションシーンは見応えがあるし、「大人になるって何だろう?」という普遍的なテーマも描かれているので、子供の頃の自分を思い返しながら追体験したり、親子で見た後に語り合ってもらえたらいいなと思っています。
映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』作品情報
公開日:2020年2月21日(金)公開
INTRODUCTION
太一とアグモンたちが出会い、デジタルワールドを冒険した夏から10年以上が経過した2010年。
世界中の“選ばれし子どもたち”は次第にその存在を認知され、現実世界にデジモンがいる風景も珍しくなくなっていた。太一は大学生となり、ヤマトたちもそれぞれ歩むべき道を見定め、自身の進路を進み始めていた。
そんな中、世界中の“選ばれし子どもたち”の周囲で、ある事件が起こり始める。デジモンを専門に研究する学者・メノアと井村によって、“エオスモン”と呼ばれるデジモンが原因だと分かり、早速解決に乗り出す太一たち。
しかし、エオスモンとの戦いの中でアグモンたちの“進化”に異変が起こる。その様子を見たメノアは、太一たちに衝撃の事実を語る。選ばれし子どもが大人になった時、パートナーデジモンはその姿を消してしまう――。
戦わなければ仲間を救えない、しかし、これ以上の進化はパートナーとの別れを早めていく事に。“選ばれし子ども”が“大人”になる時、迫られる大きな選択。
変えられぬ宿命を前に、太一とアグモンの”絆”が導き出す、自分たちだけの答えとは?
STAFF
原案:本郷あきよし
監督:田口智久
脚本:大和屋 暁
スーパーバイザー:関 弘美
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
デジモンキャラクターデザイン:渡辺けんじ
アニメーションキャラクターデザイン:立川聖治・熊谷哲矢・西野理恵・関崎高明
音楽:富貴晴美
総作画監督:立川聖治
プロップデザイン:吉田大洋
美術監督:岩瀬栄治
美術設定:大平 司
色彩設計:合田沙織
撮影監督:川田哲矢
編集:坪根健太郎
音響監督:飯田里樹
音響効果:古谷友二
録音:松田 悟
アニメーションプロデューサー:漆山 淳
オープニング曲:和田光司
挿入歌:宮﨑 歩
エンディング曲:AiM
アニメーション制作:ゆめ太カンパニー
配給・宣伝:東映 製作:東映アニメーション
CAST
花江夏樹
細谷佳正
三森すずこ
田村睦心
吉田仁美
池田純矢
榎木淳弥
M・A・O
坂本千夏
山口眞弓
重松花鳥
櫻井孝宏
山田きのこ
竹内順子
松本美和
徳光由禾
片山福十郎
ランズベリー・アーサー
朝井彩加
山谷祥生
野田順子
高橋直純
遠近孝一
浦和めぐみ
小野大輔
松岡茉優