【連載Vol.03】TVアニメ『群れなせ!シートン学園』座談会!石谷春貴×芹澤 優×津田健次郎|最後まで何が起きるかわからない!? 油断せずにご視聴を!!
津田さんが演じた♂動物キャラクターで印象的だったのは?
――放送された1~8話で、津田さんが演じた役のうち印象的だったキャラクターを挙げるとすれば?
津田:ハイエナ・イエナのお父さん(4話、7話に登場)を演じた時は家族のドラマ性もあったので印象的でした。あとインパラ・陸上部の部長も、キングとシホのドラマに関わるキャラクターでしたね。
石谷:初回で登場したヒグマの笑い方が「ベアッハッハッ!」だったのには度肝を抜かれました。視覚的にはアラモサウルス・荒本先生(2話に登場)が窓からのぞき込んで、「踏み潰されたいのかね?」というひと言が怖かったです。
津田:「どうやって校舎に入っているんだろう?」と論議になりました(笑)。
石谷:体が小さくなる道具でもあるんですかね?
芹澤:私は8話に登場するキリンさんが印象に残っています。津田さんは強そうなキャラクターを演じることが多い印象なのですが、このキリンさんは女々しくて、弱いヘタレの感じが新鮮でした(笑)。
津田:動物に対して、「ケダモノ~!」っていう捨てゼリフを言いましたね(笑)。
印象的だったお話は「認める」「認められる」エピソード!?
――放送を振り返ってみての感想やお気に入りのシーン、キャラクターなどを教えてください。
石谷:選ぶのが難しいのですが、運動会のミユビのエピソード(5話)でしょうか。ジンがミユビの頑張りたいという気持ちを汲んであげたシーンなど、実はちゃんと動物たちのことを見ていて考えている、ジンの優しい一面がストレートに出た回だったので印象に残っています。
芹澤:私はメイメイが初登場した6話の後半で、クルミちゃんに部員として認めてもらうシーンですね。クルミが寝ているメイメイの前に親愛の証として獲物のネズミを置いてくれるんです。
愛されることが当たり前だったメイメイだけど、認められたい相手に愛される喜びを知ったメイメイも素直でかわいかったです。
津田:ずっとドタバタ劇を繰り広げているように見えて、ふとした瞬間に良いシーンが入るんですよね。そのバランスがおもしろくて、感動的なシーンがあったり、良いことを言っていたりして。だから全話オススメです。
和気あいあいとした現場で掛け合いも楽しく。
――収録が進むにつれてキャラ数も増えて、かなり現場もにぎやかなのでは?
石谷:キャラクター表がスタジオに置いてあるので、それを見ながら差し入れのお菓子を食べつつおしゃべりしたり、楽しい雰囲気です。アフレコのテストでも笑っている方が多いですね。演じる前は「どうすればいいのかな?」と戸惑うシーンもあるけど、セリフの掛け合いが毎回とても楽しくて。
津田:作品の楽しさもあってか、和気あいあいとした感じがありますね。ナレーションの玄田(哲章)さんをはじめとした大先輩方も朗らかでいらっしゃって。
芹澤:私は 6話からの参加だったのですごく緊張しました。仲良しなフェリル役の田野アサミさんもいらっしゃいますし、これからもっと皆さんと「群れなせ」たらいいなと思っています!
津田:じゃあ、次回から真ん中の席に。
石谷:どうぞ、どうぞ。
芹澤:それは絶対、無理です!(笑)
津田さんと芹澤さんが飼いたい動物とは?
――津田さんと芹澤さんにお聞きします。好きな動物を教えてください。また動物との思い出も教えてください。
芹澤:私は猫が好きなので、いつか飼いたいと思っています。種類はマンチカンで、名前もルルにしようと、もう考えてます(笑)!
津田:猫も犬も昔は飼っていたのでどちらも好きですが、人間とかけ離れた動物も好きですね。動物園に行くとゾウやキリンを好んで見ます。「何でそんなに鼻が長いの?」とか「首が長いの?」と言いながら。
理想を言えば、シロナガスクジラを実際に見てみたいんですけど、見られる機会がないので。巨大なジンベイザメとかも好きです。
芹澤さんの得意料理と津田さんの寿司パーティについてのおもしろエピソード!?
――もう1問、芹澤さんと津田さんへ。得意、または好きな料理を教えてください。
芹澤:実は、結構料理するんですよ。ソースとケチャップ、お肉の脂を活かしたシンプルな味付けのハンバーグには自信があります。。あとは、友達が来たときは手巻き寿司パーティをしますね。
津田:僕は全然、料理が得意じゃなくて。好きな料理はナシゴレンです。以前、インドネシアに住んでいたこともあって。
――石谷さんは料理をされるそうですが、もしお二人に振舞うとしたら?
石谷:中華鍋を持っているので回鍋肉とか麻婆豆腐はいかがでしょう。
芹澤:すごい!インスタントじゃないやつですね?
石谷:辛いほうが好きだったら四川風にもできます。
津田:そういえば、手巻き寿司で思い出したけど、昔、友達から「寿司を食べに来ないか」と誘われて、手巻き寿司を食べさせてくれるのかなと思ったら、お刺身とシャリが置いてあったんです。
それで、自分たちで握って食べるという趣旨だったようで、ネットで調べながら見様見真似でやりましたね(笑)。「これ、いい感じにできたんじゃない?」とかお互いに言ったりして。
芹澤:おもしろそうですね!
石谷:それは楽しそうですね。
料理部のみんなと作りたい料理は?
――前回の座談会に出演された久野美咲さん、小原好美さん、徳井青空さんから質問をいただきましたので、それぞれご回答をお願いします。まず、久野さんから質問は「もし料理部のメンバーで料理を作るとしたら何を作りたいですか?」。
石谷:お菓子を作りたいですね。ケーキとか、みんなでワイワイしながら作れると思うので。作りながらみんな、ほっぺたにクリーム付けそう(笑)。
津田:逆にコース料理みたいな本格的な料理を作ってみたいですね。前菜やメインディッシュなど、それぞれ分担して。
石谷:ユカリが前菜を担当したらユーカリの葉っぱが出てきそうですね。
芹澤:私はおにぎりです。みんなそれぞれ、好きな具やサイズにしたり、ランカだったら小さいおにぎりとか。
石谷:骨が入っていたり、ミユビだったら頭の上から取ったコケを入れたり。
津田:そうか! 好物がそれぞれ違うから。大変だね(笑)。