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冬アニメ『恋アス』高柳知葉&山口愛 最終話直前インタビュー

みら・あおの夢は目前に! 最終話を目前にふたりのあっという間の1年間を振り返る―― 冬アニメ『恋する小惑星』高柳知葉さん、山口愛さんインタビュー【連載最終回 前編】

『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて連載中のQuro氏による4コマ漫画作品『恋する小惑星(アステロイド)』(以下、恋アス)。

本作のTVアニメが2020年1月より好評放送中! 高校の地学部を舞台に、“小惑星を見つけたい”という夢を持つ主人公を中心に展開される地学系女子(ジオジョ)による青春ストーリーです。

アニメイトタイムズでは、声優陣へのインタビュー連載を実施! 最終回となる今回は、木ノ幡みら役の高柳知葉さん、真中あお役の山口愛さんに再び登場いただき、前後編の大ボリュームでお届けします! 第12話の放送を控えた心境や、第11話まで各話の印象的なシーンについて語っていただきました。

バックナンバー

第1回 木ノ幡みら役・高柳知葉さん&真中あお役・山口愛さん
第2回 猪瀬舞役・指出毬亜さん
第3回 桜井美景役・東山奈央さん
第4回 森野真理役・上坂すみれさん
第5回 鈴矢萌役・上田麗奈さん
第6回 遠藤幸役・Lynnさん

キャラクターと共に駆け抜けた第11話までをプレイバック

――いよいよ最終話となる第12話が放送されますが、現在の心境はいかがですか?

木ノ幡みら役・高柳知葉さん(以下、高柳):第11話のアフレコを振り返っても、「きら星チャレンジ」によって出会う新たな仲間や新入部員だったり、みらとあおの成長物語もまだまだあったり……「本当にあと1話で終わるの!?」という気持ちでした。

でも、やっと「ここまできた」という想いもあります。『恋アス』はいろいろなキャラクターの物語が詰まった作品ですが、ふたりの夢の在り方、辿り着く先をまっすぐに楽しんでほしいと思っています。

――“あっという間”でもあり、“やっと”という気分でもあるわけですね。山口さんはいかがですか?

真中あお役・山口愛さん(以下、山口):あおに関しては、「きら星チャレンジ」は合格できませんでしたが、こっそり石垣島に行ってしまいました。そこで生徒として特別に参加させてもらって、最終話で夢が叶うのか……みら・あおにとってドキドキの日々だったと思います。

夢見ていたことがすぐ目の前にあって、みらとあおも緊張していますし、視聴者の方も今後の展開が気になっているのかなと。演じている我々としても放送が待ち遠しいです!

――幼い頃に約束したふたりの夢が目前に迫っていますからね。

山口:そのために今までの活動がありましたからね。結果はこれからですが、視聴者の方にどう伝わるのかドキドキです!

――最終話直前ではありますが、ここからは第11話までのエピソードを振り返っていこうと思います。つい先日放送されたばかりのような気がしますが、まずは第1話「二人の約束」。

高柳:いろいろなところで話しているのですが、やっぱり幼少期の星空を眺めているシーンは外せません!

こだわり抜かれたあの星空の描写は、ふたりが感動して夢中になることによって説得力が増して! 観ている私も、明るい部屋にいるはずが、まるで夜空の下でアニメを観ているような気分になりました。

「アニメってすごいな」という気持ちと同時に、この作品の魅力を初めて観た方にも感じてもらえたのではないかと思います!

山口:第1話では私も同じシーンがお気に入りです。ここがふたりのスタート地点であり、みらが星に興味を持ったきっかけ。 個人的には小惑星を見つけようと言われたときのあおの表情がグッときました……! これぞ『恋する小惑星』というタイトルを表していると感じたシーンでもあります。

高柳:あとはイノ先輩(猪瀬舞)の反復横跳びも外せませんね(笑)。

――第2話「河原の天の川」では、新入部員歓迎バーベキューと称して、石ころハンティングや星空観察会が行われました。

高柳:この段階ではまだ天文班と地質班の間に壁がありましたが、そんな中でもみらのまっすぐさを感じて! 彼女は基本的には天文班ですが、地質に関しても教えてもらったことを吸収して、さらに興味を持って……その結果、うんちを拾って……(笑)。

そういったシーンに純真でまっすぐなキャラクター性を感じさせる描写がたくさんあったと思います。そんな一直線な魅力を第1、2話で感じてもらえたのではないでしょうか。

――まっすぐ過ぎるが故に、リュックいっぱいに石を詰めて自重で動けなくなるシーンもありましたね(笑)。

高柳:そんなの持ち上がるわけないでしょって思っちゃいますよね(笑)。アフレコでは石の一つひとつへの名残り惜しさをセリフに入れ過ぎて「もうちょっと抑えてください」と言われました(笑)。

――(笑)。山口さんはいかがですか?

山口:あおが望遠鏡や赤道儀を慣れた手付きで扱っている姿が印象深かったです。普段は物静かな女の子ですが、自分の好きなことになると積極的に行動していてかっこいいと感じます。

あと、KiraKira第1号創刊のお疲れ様会でお風呂にも行きましたが、「第2話でお風呂シーン!?」と驚きました。モンロー先輩(森野真理)がすごくセクシーで(笑)。あおは自分で髪を結えないところが印象的で、とても可愛らしかったです!

――第3話「思い出はたからもの」では、みら・あおが一緒に勉強したり、スズヤでバイトをしたり、イノ(猪瀬舞)からもらった地図で宝探しをしたりと、見どころが多い回でした。

山口:勉強会のとき、みらと距離が近くて恥ずかしがるあおが可愛かったですね。あとはバイトも印象深いです! あおがメイド服のような可愛い衣装を着て……本当は苦手だと思うのですが、一生懸命な姿が素敵でした。バイトに関しては、みらが柱状節理のようにパンを積んでいたのはすごかったですね(笑)。

ほかにもイノ先輩の地図にまつわるエピソードでは、彼女の世界観の一部分がわかったような気がしました。全体的に可愛いが詰まったお話です!

高柳:私はこのお話の辺りから1話1話に情報量が多く詰まっていると感じて、30分がよりあっという間に感じるようになりました。「可愛い」「あっ、可愛い!」「おぉ、可愛い!!」と思っていると放送が終わっていて(笑)。

山口:わかる(笑)。

高柳:「可愛い」「尊い」「可愛い」「可愛い」「可愛い」……「放送終わっちゃった!」みたいに(笑)。

――語彙力が(笑)。

高柳:あとはみさ姉のおかしい部分が見え始めましたね。神棚とか……!

山口:あんなにしっかりしていそうなのに……。

高柳:そう! なのに突然、DIYし始めて……(笑)。

第3話ではほかにも、スズヤベーカリーのパンの名前とか小ネタのようなものも描かれていましたね。本作は原作3巻分以上をアニメ化しているため、アニメでは描ききれなかったところもあるのですが、そんな中でも気になる小ネタが散りばめられていて。スズヤベーカリーでは、そういった小ネタが特に描かれていたような気がして印象的でした。

パンの名前が……“妖精のオカリナ”、“英国メイドの目覚め”とか(笑)。収録現場のみんなでありそうな名前を考えたりしていて(笑)。

山口:というのも、スズヤベーカリーには普通の名前のパンがないので、収録ではスズヤベーカリーにありそうな名前を私たちで考えてガヤ録りに参加していました。

(C)Quro・芳文社/星咲高校地学部
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