女子高生Vtuberがラップをキメる! 痛快3DCGアニメ『言霊少女』主演キャラクターソウル陣が互いに語るソウスピメンバーの印象/インタビュー前編
気になる他のメンバー3人の印象とは?
――ご自身以外のソウスピメンバーのキャラ3人の印象をお聞かせください。
齋藤:ヴィルヌーヴ 千愛梨ちゃんは、リーダーシップのあるかっこいい女の子。でも、メンバーからはいじられキャラなところもあって、照れたり、恥ずかしがっているところがとてもかわいくて、ギャップ萌えです♡(笑)
与謝野 詩歌ちゃんは、個人的に最初の頃はクールなイメージが強かったのですが、メンバーの中で一番はっちゃけていると思います!(笑) 独特な雰囲気があって、ミステリアスな一面もありますが、誰よりも度胸のある強い女の子だと思います☆
川端ひまわりちゃんは、ものすごくネガティブな女の子ですが、実は周りをよく見ていて、心優しいです♡個人的に歌声が好きで聞いていて心地の良い声だと思います!一発ギャグはよくわからないけど(笑)、人を笑顔にする力を持っている子です。
田上:らいむは女の子らしく「ザ・ヒロイン」かと思いきや、前に出て行くガッツが滲み出ています。知れば知るほど違う顔が見えてきそうです。
ひまわりはネガティブさも明るさも、振り切れた時に光るものがピカイチです。言葉に力強さが乗るときの声色も素敵です。
千愛梨はヒップホップの要素でメンバーを引っ張りながら、繊細さと愛に溢れているギャップが人間らしくて愛せます。詩歌も含めて4人が違う不器用さを持っているところが面白いです。
塩出:向田 らいむちゃんは、かわいさも勿論ですが、誰よりも芯がしっかりしているところ、気持ちの部分でメンバーを引っ張っていってくれるところ。さすがキャプテンだなと思います。
ヴィルヌーヴ 千愛梨ちゃんは、初めはツンツンしていたけど、段々とメンバーにも心が開いてきて、「ツン」だけじゃなく「デレ」の部分も垣間見えてきたのがすごく印象的です。
与謝野 詩歌ちゃんは一見、クールキャラなのかと思いきや言葉のセンスだったり、メンバーの中で見た目とのギャップがいい意味で一番強い印象です。
天野:最初はとにかく全員かわいいし顔が良いという印象で(笑)千愛梨ちゃんやラップというコンテンツとどう作用し合うのかものすごく気になっていました。蓋を開けると、らいむちゃん、詩歌ちゃん、ひまわりちゃん、それぞれのストーリーと心に抱える熱い思いがあり、それぞれの言霊に色がある素敵なキャラ達だなと改めて感じています。
感動と反省だったアニメ1話。配信後に届いた多くの反響やコメントに感謝!
――『言霊少女 the Animation-Microphone soul spinners-』の1話の配信をご覧になった時の感想と、配信後、ファンの方などから反響はありましたか?
齋藤:初めてのアニメ出演で、自分の演技をアニメを通して見て、反省点しか私の中では生まれませんでした。しかし、たくさんの課題を見つけることができ、改めて身が引き締まりました。日頃から応援してくださっているファンの方からは、初めてオーディションで勝ち取ったアニメ出演をお祝いしてくださる温かいメッセージをいただきました。本当にファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
田上:詩歌の動き方に、魂である私の要素が見受けられて、笑ったという感想が届きました。私も同じ感想でした。
塩出:1話が配信される時は、すごくドキドキしていました。実際に OPが流れて幕が開いて、そこにソウスピのメンバーが集まっていて……。嬉しくて部屋の中で少し泣いてしまいました。ファンの方からは「新しいアニメの形で面白い」、「1話の長さも10分前後なので見やすい」、「早く続きが見たい!」など、たくさんの感想をいただけて、嬉しかったです。
天野:10分という短い時間にエッセンスが濃縮された、タイトル通り、様々な「言霊」が詰まった作品だと思いました。ファンの方からはアプローチ方法やYouTube等で公開している音源とのギャップに驚かれている声をたくさんいただきました。これからもギャップで攻めていきたいです!笑
――初めての収録を迎える前はどんな気持ちだったのでしょうか? そして実際に収録した時の想い出はありますか?
齋藤:とても緊張していて、台詞を忘れないか心配だったのでギリギリまで台本を読んでいました…(><)本番も緊張で思うように体が動けなかったのが反省点です。しかし、お芝居をする楽しさを学ぶことができました。
田上:モーションキャプチャーに関しては未知だったので楽しみの方が強く、やってみると想像以上に大変でした。アフレコは何度やっても慣れないので緊張します。声のお芝居では初めて演じるようなキャラクターだったので、緊張感が増しました。とにかく全身で演じている時の感覚を声に乗せようと必死で、これからも鍛錬あるのみです。
塩出:私自身、モーションキャプチャーでの撮影も初体験だったので、リアルタイムで自分の動きがひまわりちゃんとリンクしている画面を見て、すごく感動しました!! 後日アフレコで改めて声をのせるんですが、撮影した時は、細かい表情は反映されていないのですが、アフレコの時には映像ができていて、そこで動きと表情の完成形を確認しながら声をあてるのが毎回楽しみだったりします。
天野:不思議と緊張はあまり無くて、千愛梨ちゃんとリンクする部分が多いからか、フラットに演じることができました。話数が進む毎にメンバーの関係性が変化しそこに翻弄される彼女を演じるのも楽しかったです!
――収録現場での印象に残っているエピソード、おもしろかったエピソードは?
齋藤:モーションキャプチャーの収録現場で、ちょうどクリスマスだった時に、スタッフさんがかわいいケーキなどを準備してくださっていて、メンバーみんなで食べられたのが嬉しかったです!収録の時は、1日中メンバーと一緒に居られるので、お話しするのが楽しいです(^^)
田上:アフレコ時のアドリブで、ひまわりが好きな芸人「小森自然公園」のギャグをいくつか塩出 美彩希ちゃんが任されていて、思いつくまでのスピードの速さに驚きました。
塩出:12話でUFOに連れ去られるシーンがあるんですが、本編だと、ひまわりちゃんと詩歌ちゃんが宙に浮いている状態なんですが、実は撮影時は、丸太のようなものに寝転がって撮影しました。まさか筋トレのような動作が必要になると思わなくて、顔を真っ赤にしながら挑んだのは良い思い出です(笑)。あとは、毎回メンバーと「今日のお昼ご飯は何かな~」とわくわくしながら過ごすランチタイムが大好きです。
天野:収録現場は、いつも和やかに進んでいます! 撮影した際のキャラクターの動きや台詞が現場の自分の動きのため、「こんな動きしたっけ?」と映像確認しながら、みんなでいつも楽しむ時間があります(笑)。
――ソウスピは女子高生バーチャルラップユニットですが、本作に関わる前からラップやヒップホップなどは聴いたり、触れたことはありましたか?
齋藤:普段はアイドルソングやアニメソングを聴いていることが多いので、ラップやヒップホップの曲はあまり聴いてきませんでした……。
田上:高校生の時にラップを作って遊んでいました。出来はひどいです(笑)。自分はロック好きだと思い込んでいましたが、今思えばラップもかなり聴いていました。RIP SLYMEは中学生から聴き込んでいたし、何気なく好きで聴いていた海外の音楽もThe Black Eyed PeasやApsciなど、ヒップホップがたくさんありました。
K-POPだと2NE1のCLなど。中学生からずっと好きなバンドのASIAN KUNG-FU GENERATIONがラップのニュアンスを取り入れ始めた時があって、それをきっかけに自分も興味が高まったように思います。ラップを聴きたいと思い聴き始めたのはAwichでした。
塩出:ヒップホップには今回初めて触れました! アニメの主題歌などで楽曲を聴く機会はありましたが、ソウスピの活動を始めてから本格的にいろいろなアーティストの方の楽曲を聴き始めました。
天野:小さい頃から家族の影響で聴いていました。昔からRHYMESTERさんの楽曲をよく聴いており、1番好きな曲は「人間交差点」です。