痛快3DCGアニメ『言霊少女』主演キャラクターソウル陣がストーリー前半12話を振り返る/インタビュー後編
女子高生バーチャルラップユニット、Microphone soul spinnersの青春と友情、ラップバトルを描いた新時代3DCGアニメ『言霊少女 the Animation-Microphone soul spinners-』が好評配信中!
Microphone soul spinnersとは2019年10月、SHOWROOMのバーチャルオーディションに合格した女性4人がバーチャルキャラクターを演じるVtuberとして結成された、女子高生バーチャルラップユニット。彼女たちが多角的に活動していく「言霊少女プロジェクト」の一環として、2020年1月よりSHOWROOMやYouTubeLiveなどでアニメ配信がスタートし、現在12話まで配信されています。
そんな注目のMicrophone soul spinnersのメンバー、向田らいむのCS(キャラクターソウル)):齋藤 亜里菜さん、与謝野 詩歌のCS:田上 真里奈さん、川端 ひまわりのCS:塩出 美彩希さん、ヴィルヌーヴ千愛梨のCS:天野 萌さんへの1万字超えのメールインタビューを前後編の2回に渡ってお送りしています。
後編となる今回は配信された12話までを振り返りつつ、13話以降の見どころ、今後の野望について語っていただきました!
前編はこちらから
仲間と出会うことで4人全員が成長。おもしろい方向に伸びたメンバーも!?
――現在、12話まで配信されていますが、1話から12話に至るまでに感じた演じるキャラの変化や成長して点はありますか?
向田 らいむ CS:齋藤 亜里菜さん(以下、齋藤):第4話で、らいむちゃんが日々、言葉に出せない思いを綴っているノートを、勇気を出して捨てて、自分の感情を素直に表に出せるようになりました。今まで人の顔色ばかり伺って、「言いたいことがあるけど言えない」らいむちゃんはもういません。そして、ソウスピメンバーに出会ったことで、心を許せる本当の仲間になれたのだと思います。らいむちゃんは、今も高みを目指して過去の自分を変えようとしています。
与謝野 詩歌 CS:田上 真里奈さん(以下、田上):家柄に頼り、それゆえしがらみになっていた家族との関係を自ら打破した瞬間はグッときました。抑圧から解放され、自分の短所も長所も理解してくれる仲間を得た彼女は強くなったと思います。一方で、お調子者に拍車がかかっているような気もします。
川端 ひまわり CS:塩出 美彩希さん(以下、塩出):初めの頃は、口を開けばネガティブな言葉ばかり出ていたひまわりちゃんだったのですが、話が進むにつれメンバーにも遠慮がなくなってきたところと、辛い経験を乗り越えて変わろうとしているところ。あとは、お笑い専攻科らしくなってきたところが変化として大きいと思います(笑)。
ヴィルヌーヴ 千愛梨 CS:天野 萌さん(以下、天野):千愛梨ちゃんは、常に前に前に成長していると思います。特に誰かと何かを作り上げるという点は、今までの彼女だったら考えつかないと思います。
――12話までの中で印象的なシーンやエピソードを挙げてください。
齋藤:10話が特に印象的です。らいむちゃんが、父であるBig-Dに、ラップを操れるアイドルを目指すという決意をラップで伝え、とても印象的な感動のお話でした。もう一つのお気に入りのシーンは、与謝野 詩歌ちゃんがメインである11話です。詩歌ちゃんの従姉妹である詩子ちゃんが、ソウスピメンバーにバレないように詩歌ちゃんになりきっていましたが、最終的にはメンバーみんなで見破って、詩子ちゃんが「バレたばい…バレたばーい!」と言って部屋を出ていくシーンが面白くて大好きです(笑)。
田上:詩歌が母親に初めて逆らい、自分の主張をするシーンははずせないですね。あとは、ひまわりが暴走するシーンはすべてお気に入りです。
塩出:印象的なエピソードは、やっぱり7話のひまわりちゃん青春回です。初めてラップで自分の思いをさらけ出したシーンは、撮影の時もアフレコ収録の時も、すごく思い入れがあります。あとは、5話の最後にボッシュートされるシーンや9話の恋に盲目になってしまうところだったり。他メンバーで印象的なのは、4話のらいむちゃんが初めてのストリートでラップを披露したシーンが好きです!
天野:3話のグループ名が決まった回は彼女達のスタートラインという意味でもとても印象に残っています。あと、千愛梨ちゃんは、とにかくツッコミますので!彼女の遺憾無く発揮される語彙力でのツッコミを、各回注目してほしいです!
ライブ配信のおもしろさやメンバーやファンとの絆が深まった「SHOWROOM」配信
――「言霊少女プロジェクト」では「SHOWROOM」でも様々な配信や展開が行われていますが、ここまでやってみた感想とおもしろさとは?
齋藤:先日、「SHOWROOM」で『言霊少女インナーイベント』をやらせていただいて、メンバーやファンの方との絆がより深まったと思いました!各メンバー、日々の「SHOWROOM」配信で新たなファンの方を増やすことができたり、メンバー同士でのコラボ配信もできて、とても楽しいです!
田上:配信で雑談を極めようと頑張った時期は、自分でも予想しない方向にどんどん話が進んでいって、ライブ配信の醍醐味を感じました。視聴者の方から「これがグルーヴ感だ」と言われて「これか!」と長年の謎が解けました。視聴者の皆さんの反応によって完成していくのが面白いです。
塩出:先日まで「SHOWROOM 」内で学期末実技テストが行われていたのですが、この期間は、ひまわりちゃん自身も私自身も成長できた期間でした。配信だとリアルタイムでファンの方の反応、コメントが見られるので「どうしたら楽しんでもらえるのか」、「ひまわりちゃん、ソウスピ、そして『言霊少女プロジェクト』に興味を持ってもらえるのか」、そういった部分も考えつつ、ひまわりちゃんの魅力をたくさん伝えていけるように努力しました。配信を通して、皆さんに元気を届けられる環境が今はすごく大事だと思うので、さらに盛り上げていけたらと思います。
天野:とにかくバーチャルは奥が深いなあと改めて思いました。あくまで自分ではなく、自分でもあるという不思議な感覚です。これからも彼女達の進む道を見守りたいと思います!
――ちなみに他のソウスピメンバーに言いたいこと、今だから言えることはありますか?
齋藤:私も前のらいむちゃんのように、なかなか自分の思いを素直に言えないから、うまく言葉にできないけれど、いつも私と仲良くしてくれてすごく嬉しいです。演技が素人な私にアドバイスをしてくれたり、私が悩んで泣いてしまった時も寄り添ってくれるメンバーが大好きです。みんなに頼ってもらえるようなキャプテンになれるように頑張ります!
田上:いつもメンバーには助けられています。心強いです。大変なことも一緒に乗り越えて、もっと素敵な景色を見ようね。
塩出:初めてメンバーと顔合わせをした時は、私自身すごく緊張していて。稽古の時、撮影の時、収録の時……みんなと過ごす時間が増えるにつれ、段々とそれぞれの人となりがみえて、本当にプロフェッショナルな人ばかりでとても心強いです。このメンバーでもっといろいろなチャレンジをしていきたい、いろいろな景色が見たいと強く思います。いつもありがとう!!!
天野:いつも千愛梨ちゃん共々支えてくれてありがとう…!これからも音に乗せてたくさんの言霊を届けていこうね!