DJパートに加えて『社長、バトルの時間です!』要素の歌詞も。スピード感あるサウンドでテンションアゲアゲ間違いなし! 和氣あず未さん2ndシングル「Hurry Love /恋と呼ぶには」インタビュー
2020年1月にアーティストデビューした声優・和氣あず未さんの2ndシングル「Hurry Love /恋と呼ぶには」が2020年6月10日にリリース!
ダブルAサイドシングルの今作、「Hurry Love」は自身が出演するアニメ『社長、バトルの時間です!』のOP曲。もう1曲の「恋と呼ぶには」を含めた全4曲はすべて恋の歌になっています。かわいい片思いからラブラブな女子、大人っぽい女性など、様々な表情を見せてくれる1枚になっています。
リリースを記念して、和氣さんに本シングルと『社長、バトルの時間です!(以下、シャチバト!)』について語っていただきました!
『シャチバト!』はファンタジーだけど会社が舞台というリアルさがおもしろい作品
――2020年1月にアーティストデビューされましたが、ここまで振り返ってみての感想は?
和氣あず未さん(以下、和氣):2019年の春頃にアーティストデビューのお話をいただいてからずっと実感が湧かないままで。
私の誕生日の9月8日に正式発表があった時も実感がなかったけど、デビューシングル「ふわっと/シトラス」のリリース日(1月29日)に池袋サンシャインシティ噴水広場のステージに立たせていただいた時、たくさんのお客さんが見守ってくださったり、応援してくださっているのを目にして、「ああ、私は本当にデビューしたんだな」と。
デビューを発表した時、私を知ってくださっているファンの皆さんの反応は「音楽活動するとは思わなかった」という声が一番多かったけど、デビュー後は応援してくださっている方もたくさんいることを実感できているし、こんなに早く2ndシングルが出せることも本当にうれしいです。
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— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) January 30, 2020
――『シャチバト!』にはアカリ役としてアプリゲームより関わられていますが、アニメ化が決まった時の感想をお聞かせください。
和氣:アニメ化を知ったのが、今回のタイアップ決定を日本コロムビアさんから聞いてからで、「あっ、アニメ化するんだ」って(笑)。
自分がアプリから関わらせていただいている作品がアニメ化するだけでも嬉しいのに、そのOP曲も任せていただけることも嬉しくて。タイアップも初めてのことだし、アニメのOP曲ということでたくさんの方に聴いていただけるので、曲が届くのが楽しみでした。
――『シャチバト!』のアニメの印象は?
和氣:アニメでいっぱいしゃべれるようになったことで、私が演じるアカリだけではなく、キャラクター全員がより掘り下げられて、印象が変わった気がします。収録でも「アニメだからもっとやっていいよ」というディレクションをいただいたり、設定もちょっと変わったりして。
また世界観もファンタジーだけど、会社が舞台になっているので、ブラック企業とか休日出勤などの日常で使われる用語も出てきて、リアルとファンタジーが混じり合っているのがおもしろいなと思います。
――主人公のミナトは突然、父が経営するキボウカンパニーの社長に就任することになりますが、バトルや経営とは程遠い感じなのに1話でモンスターの弱点を見抜いたり、素質や才能の片鱗が徐々に見えてくるのがおもしろいですね。
和氣:ミナトはビジュアルも女性っぽくて、性格もちょっとヘタレで。幼なじみで秘書のユトリアのひと言に勘違いしてドキドキするウブなところもあって、頼りなく見えるし、実際戦闘もできないけど、バトルの時の指示が上手なんですよね。
アカリは負けず嫌いで猪突猛進してしまいがちでピンチになることも多いけど、ミナトが的確な指示を出してくれることでモンスターを倒したり、個性的な社員ばかりの会社も彼だからまとまっているのかなとも思っています。
――演じるアカリについての印象とご自身との相違点をお聞かせください。
和氣:アカリちゃんはツンデレという設定もあったので、当初は結構、ツンツンしていて、ミナトと出会った時も冷たい印象もありました。でも演じるうちに「大雑把な性格だから素気なく見えるんだろうな」と思ったり、ミナトに敬語を使わないのも仲の良い友達だからかなと。
だから見てくださる方に冷たい印象を与えないようにと意識しながら演じました。あと一緒にキボウカンパニーで働く弟のマコトといる時は、身内感やお姉さん感を出しているので、注意する時でもミナトに対してとマコトに対してでは違いが出るようにお芝居しています。