聖地巡礼のあとはここへ!アニメファンならお馴染みの聖地の周辺にある観光場所をご紹介!第1回目は『札幌』をピックアップ!
100年以上の歴史を誇る、札幌の名物市場『さっぽろ二条市場』
せっかくの観光。札幌ならではの食べ物を味わいたい! という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでオススメしたいのが『さっぽろ二条市場』です。こちらの市場は100年以上の歴史を持つ市場で、明治初期に石狩浜の漁師たちが鮮魚を売り始めたことが誕生のきっかけと言われています。
新鮮な海産物が揃う『さっぽろ二条市場』。その品揃えは四方を海に囲まれた北海道ならでは。海鮮丼や寿司などはもちろんですが、市場に並ぶ海産物を単品で購入して食べることが出来るお店もあります。気になる海の幸を少しずつ堪能することもできるため、食べ歩きをしながら市場を巡るのもいいかもしれませんね。
また魚市場だけでなく、野菜や果物を取り扱うお店もあり、特産品のメロンをはじめ、夏にはトウキビなども店先に並ぶため、贈り物を選ぶ際にも適した市場です!
北海道初の動物園! 今も進化し続ける『札幌市円山動物園』
1951年に北海道初の動物園として開園した『円山動物園』。その起源は東京にある「上野動物園」の移動動物園が札幌で開催され、好評を得たことに由来します。札幌市時計台からは約30分の位置にあるため、周辺を探索したあとに気軽に立ち寄ることが出来るのも魅力的です。
そんな『円山動物園』の象徴はなんといっても、最初に出迎えてくれる猛禽舎のオオワシ。日本の動物園初となるオオワシの自然ふ化にも成功しており、オオワシの姿を間近に見ることが出来るのは『円山動物園』ならでは。また、ホッキョクグマやレッサーパンダも人気が高くオススメです。更に熱帯雨林館のコツメカワウソや、みんなのドキドキ体験と題した体験コーナーではリスザルのエサやり体験も注目です!
工場直送の生ビールが味わえる『サッポロビール園』
大人になってからの楽しみの1つであるお酒。そしてお酒と言えば、という話題には必ずと言っても良いほど名前が挙がる「ビール」。札幌にはそんなビールに特化した施設が存在します。その施設こそが、札幌市時計台から車で約10分、徒歩でも30分ほどの場所に位置する『サッポロビール園』です。
『サッポロビール園』のシンボルでもある巨大なビールの仕込み釜が特徴的なケッセルホールでは、工場直送の生ビールとジンギスカンを味わうことができます。トロンメルホールでは工場直送の生ビールとタラバガニ、ズワイガニ、寿司などを食べ放題で楽しむことができます。
また、その他の施設も充実しているのも特徴の1つです。日本で唯一のビール博物館ではサッポロビールの歴史を知ることの出来るプレミアムツアーが行われており、このツアーでしか飲むことの出来ない貴重な復刻ビールを楽しむことも出来ます。
ただの交通施設じゃない!『JR札幌駅』
『JR札幌駅』が登場したアニメはこちら!
・妹さえいればいい。
・思い出のマーニー
・Kanon(京都アニメーション版)
・銀の匙 Silver Spoon
・最終兵器彼女
・サクラダリセット
・サーバント×サービス
・SHUFFLE!MEMORIES
・生徒会の一存
・天体のメソッド
・ときめきメモリアル Only Love
・プリティーリズム・レインボーライブ
・ラブ★コン
……など
※作品の詳細は作品名をタップorクリック!
『JR札幌駅』といえば時計台と同様に、「銀の匙 Silver Spoon」や「サーバント×サービス」、「生徒会の一存」など数多くのアニメ作品に登場する聖地。南口の光景などはアニメファンの方であれば一度は見たことがあるのではないでしょうか。
『JR札幌駅』の構内には観光案内のパンフレットが揃う『北海道さっぽろ「食と観光」情報館』があり観光準備には事欠きませんし、駅直結の『JR TOWER』は複合商業施設となっているため、お土産選びにも適した場所となっています。また、『JR TOWER』にあるエスタ10階には札幌ら~めん共和国があり、北海道ならではのラーメンを心ゆくまで堪能することが出来ます。
おわりに
聖地とあわせ観光スポットを7ヵ所ご紹介しましたが、札幌には他にも様々な魅力を持つ観光名所が多く存在します。
今はなかなか旅行ができる状況ではありませんが、事態が終息した際には聖地でアニメや漫画の世界に浸り、その後はぜひ、本記事や観光案内などを利用し札幌という街の魅力を感じてみてください!
[文/太田友基]