夏アニメ『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞さん＆加隈亜衣さんインタビュー｜二人の思うエグゼロスとは？ 閉じてた◯◯が開いちゃう!?

『エグゼロス』は男性陣が頑張る現場!?

ーー真面目に戦いながらも、本作ではセクシーな描写も多く出てきます。演じる上でそのバランスはどうやって調整しましたか？

加隈：原作もあるので「あ、こういう表情するんだ」というヒントはいっぱいありましたし、頑張らなきゃって思いました。

ただ、意外と女性じゃなくて男性が担当されているキャラクターの音へのこだわりがアニメでは強いみたいで。

ルンバ（※ルンバルセーヌ三世。作中で主人公たちと暮らす犬。岸尾だいすけさんが声を担当する）のベロベロってする時の音が、パッケージ版などで使うちょっと水っぽさがあるものと、地上波用の普通のもので分けるというこだわりがありました。女性陣は、一切そういうのないんですけどね（笑）。

松岡：いつもの現場では、女性の方がそういうの言われがちなんですけど、何故か（男性陣が）規制限界を攻めると。

加隈：烈人も一回そういうところがあって。ビーストモードの時……。

松岡：ああ、そうですね。ビーストモードで理性がなくなっちゃったところ。

加隈：ちょっとまだ先のお話になるんですけど、楽しみにしていただければなと。

女性陣が男性陣の頑張ってるギリギリを見守るっていうのは新しいなって思いました（笑）。

ーー脚本を読むと、女性キャラクターの付近には「恍惚の」「喘ぐ」「感じる」といった直接的な説明が入っていたので、女性側が求められるセクシー描写が多いのかと思いましたが、松岡さんは自分にもそんなハードルが用意されているとは予想されていましたか？

松岡：いや、予想はしてませんでした。ただ、第1話の時に岸尾さんが演じられているのを見て「これ、もしかしたら来るかもしれないぞ」とは思いました（笑）。

ーー最初はどんなディレクションがあったのでしょうか？

松岡：まずテストがあって、テストで用意したものをフルに発揮しちゃうんですけど、それを発揮するとやっぱり「松岡さん、後で2パターン録らせて」って言われて（笑）。

僕は先に強い方をやってって言われて、そのあと逆に「あれ、どこまで落とせばいいんだ？」みたいな感じになっちゃって。

加隈：コントロールが（笑）。

松岡：あ、そういえば茅野さんもやっていたような。

加隈：何のシーンだろう……ルンバ……？

松岡：たしか。

加隈：ありました。やっぱりうちのセクシー担当ですね（笑）。