『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-公演レポート! シブヤ、シンジュク、アサクサ・ディビジョンがラップ&ダンスバトルを繰り広げる!
セクシーで重厚なシンジュク・ディビジョン“麻天狼”
そして登場したシンジュク・ディビジョン“麻天狼”はダウナー系のローテンポなトラックで、濃厚な大人の色気を放ちながらパフォーマンス。寂雷がポエトリーリーディングで深みのある声を響かせれば一二三は華やかなナンバーワンホストらしさに溢れ、独歩は社畜の愚痴を吐きつつもやつれた男の色気をにじませるなど、もはやヒプマイのセクシー担当と呼べそうな三人!
そんなシンジュクですが、ある日独歩が一二三と一緒に『とあるディビジョンに因縁をつけられて困っている』と寂雷のところへ相談に行きます。
独歩に協力しシンジュクの三人で、その目的である地へ向かうことに。
そこにいたのはアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”。リーダー的存在の鬼灯甚八(ほおずきじんぱち)をはじめ、駒形正宗(こまがたまさむね)、影向道四郎(ようごうどうしろう)などアサクサ一帯の元締めのような漢気全開でイカつい面々に震えあがる独歩でしたが、実は単なる独歩の早とちりと判明。アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”は下町職人の草野球チーム名であり、江戸っ子気質で人情にあふれる気の良い人々たちでした。
それをきっかけに、打ち解けて親しくなるシンジュク・ディビジョン“麻天狼“とアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”。互いにリーダー的存在である寂雷と甚八はまっすぐに心を開き、ディビジョンバトルに参加したくない甚八の心中や、それに対する寂雷の思いなど二人は本音で語り合える仲となっていきます。
またシンジュクとアサクサがみんなで酒を酌み交わした大宴会の場面ではラテンラップに合わせて大盛り上がり!キャストたちのセクシーで陽気なダンスにも注目です!
クロスした三つのディビジョン
一方、シブヤの方ではいつものように帝統がギャンブルざんまい。遠出をしてアサクサまで行きますが、思うように勝てずスロットマシーンに八つ当たり。台を壊してこっそり乱数と幻太郎のいるシブヤまで逃げ帰ると、甚八らが追いかけてきて弁償しろと迫ります。
帝統のトラブルをきっかけに出会うシブヤ・ディビジョン“Fling Posse“とアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”。
甚八たちと話をしていくうちに、とある発言をきっかけに乱数の表情にはみるみる変化が。そんな乱数の様子を静かに見ている幻太郎。
乱数はいったい何を考えているのか。シブヤとアサクサ、シンジュクとアサクサ、交わるはずがなかった三つのディビジョンの運命がクロスしたその先は――