秋アニメ『ヒプノシスマイク』碧棺左馬刻役・浅沼晋太郎さん|「それはもう“絶対王者”であり“カリスマ”」【連載インタビューVol.4】
2017年9月より始動した、音楽原作キャラクターラップ プロジェクト『ヒプノシスマイク』。
ついに、2020年10月2日(金)よりTVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Animaの放送がスタートします!
アニメイトタイムズでは、放送前にキャスト全12名のメールインタビューをお届け。
第4回目は、ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」のMr.Hc(ミスターハードコア)こと碧棺左馬刻役・浅沼晋太郎さんです。
それはもう「絶対王者」であり「カリスマ」
――ついに映像として彼らの物語が動き始めます。実際にアニメ映像をご覧になってみての感想をお聞かせください。
やはり何と言っても、ドラマトラックや朗読、ゲームでは想像することしかできなかった「バトルとしてのラップ」が、今回初めて可視化したところにRhyme Animaの醍醐味が詰まっている気がします。
小野監督は以前『遊戯王5D’s』でご一緒させていただきましたが、それを改めて思い出させるような演出が随所に見えて、感慨深かったです。
――アニメで改めて感じた、ご自身が演じるキャラクターの魅力を教えてください。
悪く言えば直情型で猪突猛進タイプ、よく言えばどこまでもブレないまっすぐさで、考えるよりとにかく動くタイプ。
時には仲間に対して乱暴な口も叩くけれど、ピンチには必ず手を差し伸べ、なおかつ鼓舞するあたりがとても魅力的だな、と思います。
――大人な雰囲気が漂う“MAD TRIGGER CREW”ですが、ヨコハマ・ディビジョンならではの強みを教えてください。また、ヨコハマ・ディビジョンにおいて、自身が演じるキャラクターの役割や立ち位置は何だと感じられますか?
3人それぞれの事情からくる別の目的がありつつ、お互いの力を認め合い、支え合ってチームを組んでいるという、他のディビジョンとはまた違った形の「絆」を持っていること、ホームであるヨコハマという土地への関わり方が、他のディビジョンよりも深いことが強みだと思っています。
M.T.Cの中での左馬刻は、持ち前の喧嘩っ早さからしょっちゅう銃兎や理鶯に諌められていますが、チームの中で最年少でありながら、2人から「リーダーはお前しかいない」と思われています。
それはもう「絶対王者」であり「カリスマ」なんだと思います。
――中王区のメンバーなどさまざまなキャラクターが登場しますが、この先の展開が気になるようなキャラクターやディビジョンがあれば教えてください。
Fling Posseは、それぞれの繋がりや結成の道のりが、他のディビジョンと比べて一風変わっているように感じますし、個人個人のバックボーンが多くの謎に包まれています。
もちろんドラマトラックやコミカライズで先の物語を知った今では「なるほど」と感じることも多いのですが……。やはりミステリアスなだけにとても気になるチームですね。
――収録現場の雰囲気はいかがでしたか? 他のキャストさんとの会話や収録現場での印象的なエピソードがあれば教えてください。
出演者がみんな揃ってアフレコをしていた時は、特にそう決めた訳でもないのに、自然とディビジョンごとに集まって座っているのが印象的でした。3年という月日が生んだものなのかもしれませんね。
他のアニメにはない部分で言うと、このアニメは、ラップバトル部分をあらかじめレコーディングしてから、アニメの物語に組み込んで、そこに芝居を乗っけていくと言うシステムで作られています。
ですから、リハーサル映像には既に収録されたラップが入っていて、それを前もって聴ける訳なんですが、出演者同士スタジオで会った時に「あれ難しかったでしょう」とか「いやカッコよかった!」と、お互いのラップの感想を言い合っている、というのも面白い風景でしたね。
――『ヒプマイ』といえば魅力的なラップです。新曲となるOP曲を聴いたとき、歌ったときの感想を併せてお聞かせください。
まずビートが早い! そんな中で、自分が演じさせていただいているキャラクターらしさ、そのチームの持つ雰囲気をどう表現するかが難しかったですね。そして今までにないくらい「歌」なフック。
「アニメになる」というのがこのコンテンツにとって新たな一歩になるのと同じように、このOP曲自体がヒプノシスマイクの楽曲においてまったく新しいピースになったんじゃないかと感じました。
――アニメを楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
お待たせしました。三年目にして、皆さんおなじみのキャラクターたちが所狭しと動き、暴れ回ります。
今までヒプマイを応援してくださった方々にはもちろん、これまで触れて来なかった方々にも楽しんでいただきたい作品になりました。
どうかぜひ、手を上げて体を揺らして声をあげて応援してください。よろしくお願いします!
――最後に、ご自身から“MAD TRIGGER CREW”のメンバー全員へ応援コメントをお願いします!
カシラ、ごろさす!遂にアニメにカチコミかけるんですね。期待してます。ご武運を!
銃兎さん、ご苦労様です!(敬礼)視聴者の心を軒並みしょっ引いて、しばらく拘留しちゃってください!
理鶯さん、お二人を支えられるのはあなたしかいません。援護射撃、よろしくお願いします。オーヴァー?
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