『名探偵コナン』と同じく、小学生に戻った主人公が事件に立ち向かうアニメとは? 高山みなみさんの出演、推理要素……「コナン」ファンにオススメの一作を紹介
「あの日、彼女は死んだ。」
『僕だけがいない街』の主人公・藤沼悟は、周囲でなにか「悪い事」が起きる直前に時間の巻き戻り「リバイバル」を何度も体験している人物。そんな彼が突如として小学生時代に「リバイバル」することで物語が展開。時間ごと小学生に戻った悟が、過去に起きた連続誘拐殺人事件を回避するために奮闘する姿が描かれます。
過去と現代を舞台に、どこかに潜む犯人を解き明かしていく本作。犯人に迫れば迫るほど身に危険が及ぶ波乱の展開が絶えず緊張感を演出。犯人に迫っていく高揚感と追い詰められる恐怖が融合したストーリーが見どころです。
また本作は、事件に関わる色濃いキャラクターたちが繰り広げる人間ドラマも魅力。中でも、母として悟を過去と現代両方で支え、時に持ち前の観察眼で彼を導いていく重要人物・藤沼佐知子の活躍も事件解決に欠かせないポイントです。
そんな佐知子を演じる声優は高山みなみさん。佐知子の持つ母としての優しさ、報道部アナウンサーという前職の経験を活かした推理力が、高山さんの演技によって表現されています。
黒幕を演じるのは誰……? 豪華俳優・声優陣が参加
本作には、主人公・藤沼悟の29歳時を演じる満島真之介さん、10歳時を演じる土屋太鳳さんをはじめ、連続誘拐殺人事件の被害者・雛月加代役の悠木碧さん、悟と同じピザ屋でアルバイトをしている女子高生・片桐愛梨役の赤﨑千夏さん、さらに、ケンヤ役の大地葉さん、ヒロミ役の鬼頭明里さん、八代学役の宮本充さんら人気俳優・声優が出演!
連続誘拐殺人事件に立ち向かう悟の前に現れるキャラクターたちが、声優陣によってそれぞれの個性満載に演じられています。時に過酷な描写の描かれる本作において、危機に瀕したキャラクターを演じる声優陣のリアルな掛け合いも魅力です。
おわりに
本格的なミステリーとサスペンスが見どころの『僕だけがいない街』。時間を遡り、小学生となった悟の前に立ちふさがる過酷な事件と蠢く影……。
作品のテーマは大きく異なりながらも、『名探偵コナン』との共通点が多いだけに、ぜひ「コナン」ファンにも楽しんでほしい一作です。