角川ビーンズ文庫・ビーズログ文庫新人賞&周年フェア開催を記念して、作家14名のインタビューをお届け【第4弾】
ビーンズ文庫・ビーズログ文庫の新人賞&周年を記念して、2020年9月30日(水)~2020年11月24日(火)まで、全国のアニメイトにてフェアを開催!
期間中、対象商品をご購入ごとにお渡しするポイントレシートを集めていただくと、24P書き下ろしSS小冊子(全2種)を1冊ゲットできます。
そんな注目フェアの開催を記念して、アニメイトタイムズでは作家14名のメールインタビューを実施!
第4弾となる今回は、『十三歳の誕生日、皇后になりました。』と『茉莉花官吏伝』石田リンネ先生、『お飾り王妃になったので、こっそり働きに出ることにしました』富樫聖夜先生のインタビューをお届けします!
『十三歳の誕生日、皇后になりました。』/石田リンネ先生
◆夫婦になってから始まる恋物語(シンデレラストーリー)!
著者:石田リンネ イラスト:Izumi
あらすじ
十三歳の誕生日、赤奏国の皇帝に後宮入りを願い出た莉杏。
ところが謁見の間にいたのは、《正規の手段》で帝位を簒奪し、新たな皇帝となった暁月だった! 莉杏は「ちょうどいい」と皇后にされるが、一緒に寝始めても湯たんぽ代わりのまるで子供扱い。
それでも莉杏が眠れるようにと、暁月は毎夜問題を出してくれて!? 夜毎に夫婦の絆が深まる恋物語!
石田リンネ先生メールインタビュー!
――先生の印象に残っているエピソードを理由とあわせて教えてください。
石田:二巻の最後で、莉杏が命がけのかくれんぼをするエピソードが印象に残っています。
プロット段階では「みんなに見つからないところに隠れている」という程度までしか考えていなかったので、いざ書き始めたら「え…? どこに隠れたらいいの…?」と頭を抱えました。
――上記でお答え頂いたエピソードを執筆する際に意識・工夫した点はありますか。
石田:『木の上に隠れる』『一度捜された場所に隠れなおす』という案は、小学生時代にやってみたこともされたこともあるので、誰にでも思いつけるという理由で却下にしました。書くときに、自分が経験したことを思い出すという作業も必ずしています。
――先生が影響を受けた小説・漫画作品、またはバイブルとなる作品はありますか。
石田:小さい頃、ミステリー要素がある小説やマンガが大好きでした。
マンガだと名探偵コナンや金田一少年の事件簿、小説だと図書館で借りたアリスシリーズ、ドッキリふたご名探偵にどきどきわくわくしていました。
自分が感じていたあのどきどきわくわくを、自分の物語に詰めこみたいと思っています。
――アニメイトのお客様に一言お願いいたします。
石田:右を見ても左を見てもどきどきわくわくできるアニメイトで、時間を忘れてゆっくりと素敵な作品との出逢いを楽しんでください。きっと隣に、読者としての私もいると思います。