竹達彩奈さんから見た大空直美さんは宇崎ちゃんと瓜二つ? 赤羽根健治さん、髙木朋弥さんはボルダリング部を結成!? 夏アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』声優陣がアフレコ当時を振り返り【連載最終回】
赤羽根さんの差し入れのお菓子の糖分に何度助けられたか……
──非常に楽しいアフレコ現場だったようですが、特に印象深い出来事などを教えてください。
竹達:毎週、赤羽根さんが美味しいお菓子を持ってきてくれていました!
大空:私もそれを言おうと思っていました(笑)!赤羽根さんのお菓子のチョイスがとても素敵で!
赤羽根:ありがとう(笑)。今まで、いろいろな現場でお世話になったアニメプロデューサーの差し入れを自分の中で覚えていて、それを持って行ってました。
現場にもいろいろな種類があって。緊張感がありピリッとしている現場も全然悪くないというか、それはそれで良いことなわけです。でも、僕はそういう空気を作れるタイプではないので、だったらみんなで楽しくできたら良いかなって。
しかも、キャストの人数が少ないから、みんな台詞の量がけっこう多くて、糖分が欲しくなるんですよね。
大空:本当にありがたかったです。くらくらしちゃうくらい喋ることが多くて、赤羽根さんのお菓子の糖分に何度助けられたか……。
髙木:大空さんは、本当にずっと喋っていらっしゃいましたよね。
大空:マスター(亜細亜紀彦)役の秋元(羊介)さんも、差し入れのお菓子を喜んで食べていらっしゃいましたね。「僕も食べようかな。こういう時に糖分を取らなきゃね」と仰っていました。
赤羽根:秋元さんもすごく気さくな方で、いつもお話をさせていただいていました。お菓子をつまんでくださっていたのもすごく嬉しかったです。
──原作者の丈先生もアフレコにいらっしゃっていたそうですが、どのような方で、どんなお話をしたのか教えてください。
大空:関西の方ですし、とてもお話するのが楽しいんですよね。
赤羽根:良い意味で、我々キャストに恐縮しすぎず、話しかけてくださる。
髙木:本当に気さくですよね。
竹達:私、丈先生と最初にお話した時、「僕の身近に熱烈な竹達さんファンがいるので、僕はもしかしたら来週には死んでるかもしれません」って言われたのがすごく印象的で(笑)。
──竹達さんと会ったことがバレたら、嫉妬した友人に殺されるわけですね(笑)。
竹達:「来週、スタジオにいなかったら察してください」って(笑)。
赤羽根:これは、丈先生はバラされたくないかもしれないですが、秋元さんに対する多大なるリスペクトも感じました。本当に秋元さんが大好きなんだろうなって。
──丈先生は、秋元さんが東方不敗マスター・アジア役で出演された『機動武闘伝Gガンダム』が大好きだと公言されていますね。丈先生のTwitterで毎回投稿されているエンドカードも、マスターが初登場した第2話では秋元さんのお話でした。
竹達:髙木さんにもすごく「ありがとうございました!」って仰ってましたよね。
髙木:そうなんですよ。気さくにいろいろなお話をしてくださっていたのですが、「難しい役をごめんなさい」とかおっしゃるので、「いえいえ、とんでもないです!」って。僕はなんて返せば良いんだろうって、恐縮してしまいました(笑)。
竹達:最終回のアフレコの後、スタッフさんがキャストのみんなにお花を渡してくださった時も、先生は私の順番を飛ばして、髙木さんにお花を渡したんです(笑)。
──間違えたのではなくですか?
竹達:香盤表の順に、大空さん、赤羽根さんと渡していって、音響監督のえびな(やすのり)さんが「先生は竹達さんに渡してください」って仰ったのに、「僕は髙木さんに渡したいんです」と言って髙木さんに(笑)。
髙木:僕もどうしよう……みたいな。
竹達:髙木さんへの愛がすごいなって印象的でした。すごく面白かったです。
大空:さっき伺ったところによると、男子でボルダリング部を作ったんですよね?
髙木:はい。赤羽根さんと先生と僕で、LINEのグループができました。
赤羽根:先生が運動したいと仰っていたので、先生のお仕事が落ち着いたら行きましょうって話をしています。
竹達:女子組も誘って下さいよー。
大空:行きたいです!
赤羽根:じゃあ、後でグループに呼びます。
大空&竹達:やったー!
──でも、丈先生は、竹達さんとボルダリングへ行ったりしたら、今度こそ命の危険が……。
赤羽根:本当だ、それこそ危険ですよ(笑)。
竹達:ぜひ危険を感じてもらいたいと思います(笑)。