竹達彩奈さんから見た大空直美さんは宇崎ちゃんと瓜二つ? 赤羽根健治さん、髙木朋弥さんはボルダリング部を結成!? 夏アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』声優陣がアフレコ当時を振り返り【連載最終回】
大空さんのアフレコ姿を後ろから見ていると、宇崎ちゃんと瓜二つ
──ここからは、せっかくの座談会ということで、演じているキャラクターと似ているところ、似ていないところなどを、本人以外のお三方で語っていただきたいと思います。まずは、大空さんと宇崎について、似ているところや似ていないところといった印象を教えてください。
大空:私、アフレコの時はおとなしく……猫を被っていましたから、どこまでバレていたのかは気になるかもしれません(笑)。
竹達:猫を被ってたんだ(笑)。でも、アフレコ姿を後ろから見ていると、もう宇崎ちゃんと瓜二つ。最初から背格好も似てるなって思っていたけれど、途中でショートカットにされたし、完全にシルエットが宇崎ちゃん。
大空:嬉しいです(笑)。
竹達:猫を被ってたのは全然気が付かなかった~。
大空:あの、真面目になっちゃって、めっちゃ被っていました(笑)。
髙木:大空さんは宇崎ちゃんと同じで場の中心にいらっしゃるというか。周りの人が「え? それどういうこと」って気になるような発言をされるんですよね。
大空:何を言ってるのか分からないってこと!?(笑)。
髙木:いやいや、そういうことじゃなくて(笑)。僕がすごく印象に残っているのは、腰を温めるために、温かいお茶のペットボトルを椅子と腰の間に挟んでいるって話をされていた時があったんですよ。
そのお話を「そうなんだ」って思いながら聞いていていたのですが、大空さんが椅子から立ち上がったら椅子に3本くらいお茶があって、「そんなに!」って驚きました(笑)。あれは、けっこう衝撃的でした。
大空:あれをやると、すごく腰が温まるんですよ。私の発明です!
赤羽根:横から見ていると1本なのに3本並んでいるんだよね(笑)。でも、竹達さんも言っていましたが、大空さんと宇崎ちゃんはわりとシンクロする部分が多いと思います。
──大空さんもウザいのですか?
赤羽根:ん? どうなんだろう?
大空:え? え?
赤羽根:アフレコ現場では真面目な姿が印象に残るのですが、メディアに出ている時の動画とかがTwitterにくっついていたりするのをチラッと見ると、宇崎っぽさを感じるところはありましたね。
大空:やばい、バレてた(笑)。
赤羽根:だから、メディアに出ている大空さんをよく知っているファンの方とかは、「まさに宇崎ちゃんだ」と思っているかもしれないですね。
大空:ゲームや対決をしていると、どうしても調子に乗って相手を煽るような言動になってしまうことが多くて。そういう時、すごい似てるのかなぁって思います。
竹達:もう、それは宇崎ちゃんだ(笑)。
髙木:完全に宇崎ちゃんですね。
──次は、赤羽根さんと桜井の共通点などについて、皆さんの印象を教えてください。
大空:赤羽根さんのお話を聞いていると、一人焼き肉とか一人カラオケとかも行けるし、一人で何でもやっちゃうんですって! そこは桜井先輩とシンクロしているのかも。
赤羽根:たしかに、ぼっちは得意ですね(笑)。
竹達:赤羽根さんは、物腰がすごく柔らかい方だし、見た目も桜井君とは全然違う感じがするんですけれど。桜井君の芯の強さのようなものは、赤羽根さんにもけっこう感じることがあって。アフレコ中もすごく真剣に音響監督さんとお話しされているところを見ては、「真一だ!」って思っていました(笑)。
大空:真っ直ぐな感じが似ていますね。
髙木:赤羽根さんはすごく優しいんですけれど、ストイックさみたいなものもにじみ出ている部分があって。たぶん桜井も高校の水泳部時代とか、後輩の男子にも、めちゃめちゃ慕われていたんじゃないかなって思うんです。
そういう部分を、赤羽根さんにもすごく感じます。一見そうは見えないかもしれないけれど、兄貴的な部分があるというか。そこがすごく似ていると思います。
赤羽根:この質問のシステム、恥ずかしいですね(笑)。そういうことを言ってもらっているのを聞いてると、自分も年を取って芸歴を重ねてきたんだな~って感じます。