サウスセクターのチームワークが体現され、彼らの将来性を感じられる楽曲に――新作ゲームアプリ『HELIOS Rising Heroes』第1章エンディング曲「LIVE THE MOMENT」鳳アキラ役・豊永利行さんインタビュー
2020年10月7日(水)に、新作ゲームアプリ『HELIOS Rising Heroes』(エリオスライジングヒーローズ/通称、エリオスR)のエンディングCDがリリースされました!
『エリオスR』は、『あんさんぶるスターズ!!』など人気スマートフォン向けゲームを運営するHappy Elements の<<カカリアスタジオ>>が手掛けるコマンドRPGで、特殊能力を持ったヒーローたちがルーキー&先輩(メンター)でチームを組み、“サウス”、“ノース”、“ウエスト”、“イースト”に分かれて大都市ニューミリオンの平和を守る物語です。
アニメイトタイムズでは、ゲーム内のメインシナリオの各章クリア時に流れるエンディング曲について、キャストインタビューを実施!!
サウスセクターのメンバーによるストーリー第1章エンディング曲「LIVE THE MOMENT」を歌う、鳳アキラ役・豊永利行さんに、キャラクターの魅力や楽曲の収録エピソードについて伺いました。
アキラのとある設定のリアリティを追求し過ぎて……?
――『エリオスR』の第一印象を教えてください。
鳳アキラ役・豊永利行さん(以下、豊永):『ヒーロー』を養成する場所がある世界観そのものが純粋にすごいなと感じていて。また、演じるアキラ君は熱い『ヒーロー』ですが、僕自身これまでアプローチしてこなかった役柄なので「自分にできるかな?」と思ったりもしました。
――幅広い役柄を演じられているだけに少し意外です。
豊永:熱血キャラ自体はこれまでにも演じさせてもらうことがありましたが、アキラ君ほどの「THE・主人公」というようなキャラクターはあまりなくて。だから、新しい挑戦をさせてもらって嬉しくも思いました。
――実際に演じられていかがでしたか?
豊永:最初は「不良」という設定に引っ張られ過ぎて……。僕がずっと不良のアプローチを止めないということがありました(笑)。
――ツッパっていたんですね(笑)。
豊永:「元ヤンはこんなことしねぇ! こんなこと言わねぇ!」と思っていて、自分なりのアプローチをしたので、スタッフさんにもご迷惑をおかけしましたね(笑)。
――リアリティを追求し過ぎたからこそですよね。
豊永:そうです! 演じるキャラクターの人生を想像し、よりリアルな演技をしようとしたのですが、それはやり過ぎで……。スタッフさんに「不良をアピールしたいわけではないんです」とディレクションをいただいたこともありました。今となってはいい思い出ですね(笑)。
――先ほどもお話いただいたようにアキラは王道の主人公ですね。
豊永:一見、熱い王道な主人公のようですが、過去のお話だったり、蓋を開けると実は……というところも。そういった点を実際にプレイして確かめていただきたいと思います。
――演じる前と後でキャラクターに対する印象は変わりましたか?
豊永:演じてみて、なんでも素直に受け止めるところ、言葉を発するところが純粋に10代だと思って。演じる中でもそこを重視しましたね。
スタッフ:収録の時、豊永さんは「アキラは素直で思ったことをすぐ口に出すけれど、その時その時、核心をついたことを言う」と仰ってました。
豊永:そうそう。そう思います!
スタッフ:キャラの心情を汲み取っていただけて製作者冥利に尽きます。
――今回、収録されたエンディング曲「LIVE THE MOMENT」に対する第一印象を教えてください。
豊永:とても爽やかな楽曲ですよね。僕が昭和生まれということもあるのですが、ナインティーズミュージックのような、バンドミュージックのような、どこか懐かしいテイストだと感じました。だから、今の若い人たちにとっては逆に新鮮な曲かもしれませんね。
あとは将来性のようなものも感じて。サウスセクターのチームワークが体現されている気がします。
――将来性ですか?
豊永:新しく入ってきたアキラとの関係だったり、彼自身の今後の成長だったり。曲の節々で「まだまだこれからだ!」というメッセージを感じ取りましたね。
――なるほど。
豊永:あと今回はサウスセクターの4人で歌ったのですが、中の人的に「歌の表現力が達者な人たちだ!」と思っていたので、僕自身そこに参加出来ることにワクワクしましたね。
――やはりアキラの熱血さは楽曲にも取り入れているのでしょうか?
豊永:熱血さという部分はもちろんですが、彼自身の前向きな姿勢を取り入れようとアプローチしました。彼の熱さを含め、爽快感、疾走感といったものを表現したかったので。あと、ほかのメンバーはわりとどっしり構えて歌っていたのですが、僕はアキラとして突っ走るように歌いました。そこの差別化も意識しましたね。
――お気に入りのポイントはありますか?
豊永:曲全体が繋がっているので、どこがフックになっているのか、このセリフは誰のことを言っているのか。そういった点に注目してもらえると面白いのではないかと思います。歌詞中の<太陽のDilemma>に関しても誰のことを指しているのか、個人的に気になりますね。
あとは「今を一生懸命生きている人には将来、今まで頑張ったものがちゃんとついてくる」、そんなメッセージが込められていると感じて。そんな将来性を説いた部分を含めて、いい楽曲だと思います。
――最後に読者の方へメッセージをお願いします。
豊永:僕個人としては新たな挑戦と言える役柄を務めさせていただきました。そんなアキラについてはブラッド(・ビームス)との関係がキーポイントとなっていますので、ぜひ注目してもらえると嬉しいです。また、本作は「『ヒーロー』とはなんたるか」という考えさせる部分もあるので、数々の濃いキャラクターたちの活躍とあわせて楽しんでもらえれば幸いです。
――ありがとうございました。
商品情報
『HELIOS Rising Heroes』エンディングテーマ Vol.1
発売日:2020年10月7日(水)
価格:2,200円(税込)
【キャスト】
鳳 アキラ(CV:豊永 利行)
ウィル・スプラウト(CV:近藤 隆)
ブラッド・ビームス(CV:羽多野 渉)
オスカー・ベイル(CV:佐藤 拓也)
レオナルド・ライト・Jr(CV:村瀬 歩)
フェイス・ビームス(CV:ランズベリー・アーサー)
キース・マックス(CV:津田 健次郎)
【収録内容】
01.LIVE THE MOMENT
歌:サウスセクター(鳳 アキラ、ウィル・スプラウト、ブラッド・ビームス、オスカー・ベイル)
作詞・作曲・編曲:Q-MHz
02.Casual new adventure
歌:ウエストセクター(レオナルド・ライト・Jr、フェイス・ビームス、キース・マックス)
作詞・作曲:Q-MHz 編曲:栁舘 周平
03.Original Drama Track 「オスカーさん、風邪を引く」
出演:サウスセクター(鳳 アキラ、ウィル・スプラウト、ブラッド・ビームス、オスカー・ベイル)
04.Original Drama Track 「夜ひとりでトイレに行けなくなる話」
出演:ウエストセクター(レオナルド・ライト・Jr、フェイス・ビームス、キース・マックス)
05.LIVE THE MOMENT(Instrumental)
06.Casual new adventure(Instrumental)
『HELIOS Rising Heroes』公式サイト
『HELIOS Rising Heroes』公式Twitter(@helios_ch)