オーイシマサヨシ、下野紘、福山潤らが大熱唱! 総勢19名が全30曲を披露したライブ「P's LIVE! -Boys Side-」レポート
終始しゃべり通した福山 潤と、起伏ある演出でクライマックスを盛り上げたオーイシマサヨシ!
続いて、ワンレッドの衣装から白とベージュの衣装へチェンジした福山さんがダンサーとともに登場すると、会場のボルテージはさらにアップ!
最初に披露したのは、ダンサブルな楽曲である『展望録』(2ndアルバム『P.o.P -PERS of Persons-』収録曲)と1stシングル『KEEP GOING ON!』です。
MCでは福山さんらしい軽快なトークで観客を楽しませます。止まらずにしゃべり続けたのち、ライブへ移行すると表情がガラリと変わるところはさすが。
3曲目『Breaking Dawn』(2ndシングル『Tightrope』カップリング)では、DJとともにステージを盛り上げ、福山さんは歌いながら歌詞の世界観を体でも表現します。
そしてラストナンバー『パース・オブ・パーソンズ』(2ndアルバム『P.o.P -PERS of Persons-』リード曲)の披露直前には、楽屋で控えている最中にTwitterアカウントを作ったことを明かし、観客を驚かせる場面も。福山さんらしい非常に個性的なステージとなりました。
いよいよ最後、大トリを務めたのはオーイシさんです。
『世界が君を必要とする時が来たんだ』(アニメ『トミカ絆合体アースグランナー』オープニング)で、福山さんのステージからの盛り上がりを引き継いだのち、アニメ『地縛少年花子くん』のオープニングテーマを手がけるスペシャルユニット「地縛少年バンド」として、ReFlapでも出演した生田さんとともに『No.7』を熱唱し、息の合ったところを見せました。
続く3曲目では、オーイシさんが作詞・作曲・編曲を担当したゲーム『A3!』の楽曲『MANKAI☆開花宣言』を、瑠璃川 幸を演じた土岐さんと伏見 臣を演じたReFlapの熊谷さんとともに歌い上げ、その明るい楽曲の雰囲気も相まって、クライマックスかと思うほどの盛り上がりを見せました。
また、コラボした人たちがステージからはけるたびにオーイシさんが「帰り際もかっこよかった」「あとで楽屋で写メ撮ろ」などコメントする姿が印象的でした。
さて、再度ソロに戻ったオーイシさん。その前にはスタンドマイクが用意され、なんともシリアスな面持ちを見せています。
先ほどの盛り上がりを落ち着かせるしっとりバラードがくるのか? と思いきや、なんとシリアスな表情は一変し、『キンカンのうた2020』(2020年度キンカンCMのイメージソング)をコミカルな動きで歌い上げました。これには笑いをこらえられなかったファンも多かったのではないでしょうか。
そして、ラストソングでは先ほど見せたシリアスな表情で素晴らしいギターテクニックを見せつけ、ギター弾き語りによる『君じゃなきゃダメみたい』を大熱唱!
最後はオールキャストが集まって感謝と感想を観客に伝え、大盛り上がりの中、3時間半を越えるライブが終了しました。
ライブ開催が難しい状況にある昨今、今回のライブは出演者にとっても観客にとっても、思い出に残る非常に素晴らしい体験になったことでしょう。
[文・春夏冬つかさ]