Run Girls, Run!新曲「ルミナンスプリンセス」のMV撮影現場に参加してみた|レポート&インタビュー
オンラインライブの振り返り
――ありがとうございました。ではここからは2020年9月26日、10月11日に開催された『Run Girls, Run! Online Live ~ランガリング・リンクライブ♪~』についてお聞かせ下さい。久し振りの単独ライブという形式でしたが、いかがでしたか?
林:まず、配信というのが新しい試みですし、私たちにとっては挑戦でした。配信って生のライブよりもパフォーマンスをジッと見られるイメージがあるんですよ。もっと、歌とダンスの精度も上げなくちゃいけないし、より(気持ちを)届けなくてはいない。
生のライブの場合は会場にいる皆さん全員を意識するんですけど、配信の場合はカメラの前で見てる1人ひとりを意識するというか。とにかく全てが新しいチャレンジでした。
森嶋:率直な感想として、楽しかったですね。想像していた以上に各公演でメンバーそれぞれの個性やカラーが出たと思います。SNSを見てもランナーさんの反響がすごくよくって。久し振りに皆さんと一緒の時間を過ごせて嬉しかったですね。
厚木:私は10月11日に誕生日だったんですけど、まさか当日にライブができると思っていなくて...。とにかく今の状況で単独のライブができることが嬉しかったです。
本当に私たちを応援してくださっているランナーさんたちのお陰です。改めてお礼がお伝えしたいので、この場を借りて言いますね。本当にいつもありがとうございます!
――お誕生日のライブということで、やっぱり思い入れも大きかったのではないですか?
厚木:そうですね。10月11日は特別なライブにしなくちゃいけないなって想いがありました。実はすっごく緊張していたんですよ。普段のライブも緊張するんですけど、あの日はやっぱり特別でした。
せっかく一つ歳を重ねる日でもあるので、私の新しい魅力を出したいなって意識していたんです。少しでも私の良さが伝わっていれば嬉しいなって思います。
――個人的な感想ですが、今までのライブで一番良かったのでは?と思うくらい素晴らしいライブでした。当日はSNSでトレンドにも入っていましたし。
厚木:嬉しいです...。トレンドに入ったのもランナーさんたちに私たちの気持ちが届いたからですよね。遠方の現場には行けなくても、配信だから参加できた。時間をリンクできたと思うので、そういった意味でも配信ライブをやってよかったです。
森嶋:ありがとうございます。実は私たちもライブをしながら「前回よりも進化できている自信」があったんですよ。
ライブをやっている時にただ歌うだけじゃなくて、その場のテンションで歌い方のアレンジが変えてみたり、画面の向こう側にいるランナーさんの顔を思い浮かべて、自然と言葉がでてきたり。
今、私たちメンバーもランナーさんもつながってるんだって気持ちが沢山溢れてくるライブでした。
――林さんは普段よりも肩の力が入っていなくて、自然で力強いパフォーマンスの印象がありました。
林:私、自分の課題で力みがちなところがるので、そう見えていたのであれば嬉しいです。実はいつも首から肩にかけてのマッサージをよくしてるんですよ(笑)。
――そうなんですね(笑)。
林:ええ(笑)。実際、自粛中に体力が落ちている不安があったので筋トレばっかりやってましたね。とにかく鍛えよう...と。
――素朴な疑問なんですけど、練習を沢山したからパフォーマンスのクオリティが上がるというものなのですか?
森嶋:練習は大切ですね。自粛期間中は特に不安だったので、鏡の前でダンスの練習を繰り返していました。それが、自分の実力になっているかは分からないですけど、練習してきたということが今の自信につながっている気はしますね。
厚木:今回は個人個人の努力が集まった気がしています。単独のライブは半年以上できていなかったですし。
実際、集合して振り入れする時もマスクして対策をしつつだったり、色んなところに気を張ってる時間がすごく長くて。昔みたいに汗だくになって...みたいなこともできなくて。
でも、個人個人の意識とそれぞれの自主練があって、あそこまでパフォーマンスすることができたんじゃないかな?って思いますね。
――実際に配信ライブをやってみて大変だったことはありますか?
林:そうですね...。やっぱりランナーさんたちの声やレスポンスがないのは寂しいです。ただ、そういった気持ちもありつつ、パフォーマンスだけに集中できるところもあったりしましたね。
――そういった状況で初披露された『りんごの木』はいかがでしたか?
林:両親から『りんごの木』を歌う前の表情が真っ青すぎて「倒れるかと思った」って言われたんですよ(笑)。実際、本当に緊張していて...。
――そうだったんですね。ただ、堂々としたスタンドマイクさばきでした。
林:あはは(笑)。私が『QUEEN』やフレディ・マーキュリーが好きなことをスタッフさんが知ってくださっていたので、「スタンドマイクでやってみよう!」ってご提案いただいたんですよ。「りんごの木」は私にすごく寄り添ってくれている曲なので、歌いやすかったですね。歌っていて私の曲だなって思いました。
――ソロ曲でそれぞれが持っていたアイテムも印象的でしたね。
森嶋:私は魔法のステッキみたいな感じでしたよね。スタッフさんの案でいただいたものだったんですよ。「こういうの持ったら可愛いんじゃない?」って。
――なるほど。少し話が逸れてしまうのですが厚木さんが『逆さまのガウディ』の時に持っていたステッキって、『HIGAWARI PRINCESS』の“素敵なステッキ”だったりします?
厚木:違います(ニッコリ)。あれはとても光栄なことに私用に作っていただいたステッキなんです。『WUG』さんが好きな友だちから「『HIGAWARI PRINCESS』のステッキ使ったの!?」って連絡が来たくらいなので、そう思われた方も多いかもしれませんね。
夜公演の衣装がクラウドファンディングの衣装で白とピンク、それにゴールドのドットが入ったスカートだったので、わざわざ長さも私用に調整した金色のステッキを用意してくださったんですよ。
“素敵なステッキ”じゃないですけど、私にとっての素敵なステッキです。
――ファンの方たちにメッセージをお願いします。
林:『ルミナンスプリンセス』は『プリ☆チャン(キラッとプリ☆チャン)』で7曲目のOPテーマになっています。キャストとしても主題歌アーティストとしても本当に多くの経験ができていることを嬉しく思います。
これまで積み重ねてきた『プリ☆チャン(キラッとプリ☆チャン)』や私たちの成長を感じていただける一曲になっていると思いますので、楽しみにしていてくださいね。
森嶋:また新たな『RGR』を更新できるんじゃないかなって思います。今までもお話してきたんですけど、色んな一面を出すことができるキッカケをいただけて本当に光栄です。皆さんも発売を楽しみに待っていて下さい!
厚木:『プリ☆チャン(キラッとプリ☆チャン)』のOPを担当させていただけたことが改めて嬉しいです。私はずっとプリティーシリーズが好きだったので、本当に言葉が出ないくらい。本当に嬉しく思っています。
今までは『ミラクル☆キラッツ』みたいな可愛い楽曲が多かったのですが、今回の『ルミナンスプリンセス』は『 メルティックスター』の楽曲を手掛けているクリエイターさんが制作いただいているので、少し雰囲気がこれまでと違っています。今までの可愛さに加えて、優雅な可愛さ、綺羅びやかさがある楽曲になっていますのでぜひ、発売を楽しみに待っていてくださいね!