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学芸大青春『漂流兄弟』シーズン2配信開始記念!キャストインタビュー

学芸大青春 主演3Dドラマ『漂流兄弟』シーズン2配信開始記念キャストインタビュー|自然すぎる演技の秘密は共同生活にあった

「後ろでふたりがすっげーイチャイチャしてるんですよ」

――自分でも演じてみたい、と思ったキャラクターはいましたか?

南:絶対マサですね!

内田:絶対ユキ!

星野:レン! 物語の中で重要なカギを握ってるようなキャラクターをやってみたい。「あ、コイツなんか伏線持ってんな」みたいな。

内田:重要人物好きだよね。考察されたいんだ。

星野:考察されたい(笑)。

相沢:ユキ兄ですね。

南:おお~。嬉しい。でもポンコツできるの?

一同:(笑)

相沢:エリートなのにあふれ出るポンコツ感みたいなのがすごく面白くて。もちろん優輝がやったからこそ出てたものだとも思うんですけど。決してふざけてるわけじゃない、真面目に言ってる台詞なのに、聞いてる側からすると「アホやん」となることが多くて。そういうキャラを演じられたら楽しそうだな、と思います。

――相沢さん演じるユキ、面白そうですね。仲川さんはいかがですか?

仲川:僕はヨウです。

星野:やったー!

仲川:いっぱい感情を爆発させてるから。あと、陽介ってアドリブがすごく上手で、僕らもいっぱい引っ張ってもらったんですけど、僕もアドリブで遊びたいなって。

内田:ヤバそう。

南:ふたりが絡むアドリブは特に多かったもんね。

内田:シーズン2はさらにね。

星野:これは5人全員取り組んでいたことなんですけど、シーズン1は台本にある通りに、自分たちをしっかり役に落とし込んでいこう、とやっていたんです。でもシーズン2からは心に余裕も出てきて。

南:遊び心をね。

星野:そうそう。台本にはない動きとか、「こういうのはどうでしょうか?」みたいなこともできるようになってきて。

南:自分たちから提案するようになったよね。

星野:シーズン2の後半は特に蓮とのアドリブも多くなって、ふざけ倒してます(笑)。

内田:一つ、陽介と蓮のアドリブにちょっと迷惑したことがあって。マサが心の声で真剣に喋ってるのに、後ろでふたりがすっげーイチャイチャしてるんですよ。

星野:追いかけっこしたりとかね。

内田:たまにそっちに耳傾けたせいで台詞飛んじゃったりとかして(笑)。ただただ楽しそうでした。

星野:演技の醍醐味なんじゃないかなって思います。

――確かに、舞台のようなライブ感がありますよね。そして単純に声の演技がうまい。監督ともそういう話をしました。

全員:ええー! 嬉しい!

内田:それはもうレッスンの賜物ですね。

星野:素敵な先生方のおかげでございます。

――体の動かし方はダンスによって培われていると思いますが、声の演技はまた全然違う技術ですよね。どのように練習されていったんでしょうか?

南:もうめちゃくちゃ苦戦しましたね。今、シーズン1を振り返ってみると「下手すぎて恥ずかしい」ってなります。

内田:分かる!

南:そうだね。滑舌とかも苦戦して。まずは台詞を意識せずに綺麗に喋れるところから始めて、それをクリアして初めて感情を落とし込むというか。二段構えで作っていきました。

内田:第1話はめちゃくちゃ苦戦しました。なにしろ初めてだったし、マサという存在もまだ自分の中にあまり馴染んでいなかったので。感情はそのつもりなのに、言葉にはその感情が乗らないというか。声の演技を作り上げるのが難しかったです。

陽介は最初からそこが上手かったですね。声に抑揚があって、色がちゃんと付いているというか。なので、レッスンの時は陽介の声の演技をよく聞いたりしてましたね。

星野:ええー! マジ!? ありがとう。

内田:あとはアニメめっちゃ観たり。

星野:ああー!

南:確かに! アニメめっちゃ観ました。

内田:感情を声にするのにめっちゃ苦戦しました。何回もリテイクしましたね。

南:「(自分のキャラと)似たようなキャラが出てくるアニメってありますか?」とか聞いて、そのシーンを観て、台詞を真似して、みたいなことの繰り返しだったよね。

「泣いてるときってこういう音入れるんだ!」みたいな。考えもしなかった視点で見るようになったよね。

星野:よりアニメが好きになりました。

――相沢さん演じるユウは普段のトーンそのままですよね。普段の喋り声に近い状態で演技するのは別の難しさがあると思います。

相沢:ええ。正直、苦戦しました。自分はもとから声に抑揚があったり、声に色が付いているようなタイプではないですし。ユウもクールなキャラなので声に高低差を付けるわけにもいかなかったので。

限られた範囲の中で感情を表現したり、自分の言葉としてちゃんと喋らなきゃいけないというのは大変でした。

――どんな練習をされたのでしょう?

相沢:自分の声を録音し、客観的に聞いて、「自然に聞こえてくるか」というのを何度も確認しました。自分の中でしっくり来るものを作って本番に臨む、というのを毎話欠かさずにしていましたね。

南:確かに、録音はよくやったよね。「これとこれだったらどっちがいい?」ってお互い聞かせたりとか。

星野:変なやつはあんまり聞きたくないからすぐ消すんですよ(笑)。

内田:そうそう! 分かる。

――お互いにすぐに確認できるというのは、一緒に生活している『学芸大青春』ならではの強みかもしれませんね。

南:そうですね。一緒に住んでてよかったです。

星野:あとは遠慮がない。変に気を遣って「いいんじゃない?」みたいなことは言わないので。妥協しないというか。

南:ちゃんと言ってくれるもんね。

星野:ちゃんと100%でアドバイスしてくれるので、それがすごくよかったんじゃないかな、と思います。

南:信頼して聞けるもんね。

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