2020年12月前半の総括(衣装)|青山吉能『みずいろPlace』#13
今回のテーマは衣装です
そういえば、10月・11月と出演させていただいた朗読劇の衣装が、二回連続「黒」でしたね。
わがねこ時は「猫」との対比の、黒。今回は夫人の悪女としての、黒。
同じ黒でも役やバランスが違うと、全く違う意味合いの衣装になるのが素敵です。
このような朗読劇こそ衣装を用意していただくことは多いですが、大半はもっぱら私服衣装を自分で用意します。
声優がキャラクターを背負って表舞台に出る。そんな時に少しでも二次元の彼女ら・彼らに添えるように、色をそろえてみたり小物を似せてみたり…。
=キャラ愛、となるわけではありませんが、気づく人は気づく、そんなフフッとした工夫をしていくのは、嫌いではありません。
そしてその工夫が自然と私生活にも染みつく、キャラクターからの逆輸入ということもあります。何故だか今でも、水色のお洋服や雑貨には惹かれてしまいます。
なぜでしょね〜。な〜んて今でこそ「嫌いではありませェん(キリ)(ドヤ)」と言っていますが、デビューしたての頃は、握手会やトークショーなどで私服衣装が求められ、それはもう全身の内臓がぐにゃぐにゃに捻れるくらい悩み尽くしていました。
可愛い服というのがどういうものかも分からなかったし興味も無かったし、でも周りはなんだかどうやらオシャレらしい。
そう、そもそもオシャレに無縁だと、価値観というもの自体存在しないので、自分の感性がどのようなものかすら気づくことができないのです。
だからなんとなく、これが世の中のカワイイ…、これが世の中の正解…、と頭で呪文を唱えながら、世間が生み出した曖昧な基準に自分を当てはめることしかできませんでした。今はその時より少しだけ自分の思うカワイイが生まれてきた気もしますが、マネキン買いもめちゃくちゃするしWEARとかかなり参考にしています。
ちょっと…バリ懐かしい写真出てきたのでご覧ください…。