“国宝級”のライブシーンで感じた感動や達成感――秋アニメ『おちこぼれフルーツタルト』チコ役・佐倉薫さん、ぬあ役・篠原侑さん、るあ役・田中貴子さん 声優インタビュー【連載第5回後編】
自称アイドルファンの熱量がすごい! インタビュー中からあるアイテムが無言のアピール!?
――ちなみにご自身が好きだった、あるいは現在好きなアイドルはいますか?
佐倉:今、女性アイドルを追っかけまくっていますが、今の一番の推しは後ろに飾ってあるタオルの子のアイドルグループで。
――このインタビューはリモートですが、開始当初からそのタオルがずっと気になっていました(笑)。
佐倉:やっとお話しできました(笑)。可愛いでしょ!(笑)
先日、別のアイドルグループの子の卒業コンサートの生配信があったんですけど、私も生放送の仕事があって時間が少しかぶっていて。好きな子の姿をギリギリまで見届けたくて、お仕事の準備はちゃんとしたうえで本番前ギリギリまで見させていただいて、テンションを上げてから生放送に向かいました。
篠原:私はかわいい女の子は大好きだけど、アイドルを追いかけたことはないんですよね。でも佐倉さんがいつもすごい熱量で語ってらっしゃるので、その姿が素敵に思えて。言うなればアイドルファンのファンでしょうか(笑)。でも佐倉さんいち推しのアイドルをはじめ、今活躍されているアイドルのMVはチェックしています。
田中:私も今までアイドルを追いかけたことはなかったけど、AKB48ブームの時は前田敦子さんの写真集やアルバムを買ったりしていました。キラキラしている女の子は輝いていて、自分にはできないからこそ憧れもあって。
私たちは役を演じるけど、アイドルは本人として躍動しているから応援したくなるし、パワーをもらえて自分も頑張ろうと思えるし。アイドルとは信じてついていけば明るいところに連れていってくれる気がする、キラキラした憧れの存在です。
3人が作品の舞台、小金井市とコラボしてみたいことは?
――作品の舞台である小金井市とは様々なコラボが発表されていますは、同市でやってみたい企画はありますか?
佐倉:やっぱりライブをやりたいですね。でもフルーツタルトは衣装があるけど、クリームあんみつはない。ということでまずは衣装制作をスタッフさんお願いします(笑)。
私たちは小金井市に実際に行きましたが、食べ物はおいしいし、街の方たちがみんな、優しくて。アニメで登場する商店街の皆さんそのままで。皆さんにもそんな温かさに触れていただきたいので、私が提案したいのは小金井市でもコラボカフェやコラボメニューがあったらいいなと思っています。
篠原:活気があって、フレンドリーな街なので、アニメの各シーンで登場した場所で皆さんにも記念撮影してほしいなと。ご飯がおいしかったし、なすや大根などの東京野菜も名産品なので、それを作った料理を出せるコラボメニューができたらいいですね。また、街の皆さんがこの作品を応援してくださっていることも肌で感じたので、一緒に何かできたら。例えば文化祭とか。
田中:楽しそう!
いろいろなお店もあるし、ご飯もおいしいし、皆さんの人柄もよくて。やってみたいのはコラボメニューをみんなで開発すること。「ブルーの爽快がめちゃShiny!ドリンク」とか。
佐倉:それはソーダにしよう!
田中:クリームあんみつも普通のものではなく、特別なデコレーションを考えたり。作中ではクリームあんみつは先輩アイドルだけど、まだ現実では皆さんにお見せできていないので、ぜひ小金井市で歌ったり、パフォーマンスできたらいいですね。あと3人で小金井市で聞けるコミュニティFMのラジオ番組もやってみたいです。私たちが小金井市を探索して、レポートしたり。
篠原:それいい!
佐倉:TT(田中さん)、食レポ上手だもんね。
田中:ハードル上げないでください! でも、ぜひご検討ください!(笑)