春アニメ『やくならマグカップも』の舞台・岐阜県多治見市に声優・田中美海さん、芹澤優さん、若井友希さん、本泉莉奈さんが集結! 特別記者会見のオフィシャルレポート到着
岐阜県南部に位置する多治見市を舞台に、伝統工芸品「美濃焼」から陶芸の魅力にのめり込んでいく4人の女子高校生たちを描いた青春ストーリー『やくならマグカップも』。TVアニメの放送開始を控えた11月29日(日)、舞台となる岐阜県多治見市役所にて特別記者会見が実施されました!
当日は古川雅典市長に加えて、主人公・豊川姫乃役の田中美海さん、久々梨三華役の芹澤優さん、成瀬直子役の若井友希さん、青木十子役の本泉莉奈さんが出席。多治見市、そして「美濃焼」をより一層盛り上げていく意気込みを熱く語りました!
このたび、特別記者会見のオフィシャルレポートが到着しています!
『やくならマグカップも』11/29(日)多治見市役所表敬訪/オフィシャルレポート
■日程:11月29日(日)12時30分 ~ 13時10分
■登壇者:田中美海(豊川姫乃役)、芹澤優(久々梨三華役)、若井友希(成瀬直子役)、本泉莉奈(青木十子役)、多治見市長・古川雅典
■場所:多治見市市役所駅北庁舎(音羽町1丁目233番地)
多治見駅の目の前にある多治見市役所駅北庁舎で行われた「『やくならマグカップも』特別会見」と題した多治見市役所での会見では、まず多治見市長の古川雅典氏が、2021年4月からの放送が決定していることに対して、「来年は日本も多治見市も、大きく飛躍し楽しい年にしたい。多くの多治見市民、特に中学生、高校生にPRして「やくも」を多治見から発信したいです。」と熱意と決意を持ったご挨拶から始まりました。
その後、登場したメインキャストの4人に自己紹介頂き、主人公の豊川姫乃を演じる田中美海さんは「一緒に多治見を盛り上げられるようにがんばります!」と笑顔で挨拶をし、久々梨三華役の芹澤優さんも「多治見市を応援できるようにがんばります!」と田中さんの後を続け、岐阜県が出身の成瀬直子役の若井友希さんは「岐阜出身者としてもたくさん盛り上げていきます!」とアピール。青木十子役の本泉莉奈さんは「多治見の素敵なところはまだ勉強中ですが、魅力が詰まった町なので微力ながら多治見と陶芸のすばらしさを広めていけるようにがんばります。」と話しました。
TVアニメ化されると聞いた時や原作を読んでの感想を聞かれた古川市長は、10年間フリーペーパーで発行されている原作のことやアニメ化された経緯を語り、「多治見の人々の熱意と陶芸の魅力、そして人と人との出会いが重なりアニメ化が決定したので、このチャンスをものにしたい」と、多治見を舞台にした原作がアニメとなることを改めて喜んでいる様子も伺えました。
田中さんは原作の感想を「陶芸は私にとって身近ではなかったのですが、作中の女の子たちが賑やかで楽しそうに陶芸をしていく姿を見て、陶芸を体験してみたいと思いました。」と作品を読み始めた頃の気持ちを思い出しながら話しました。
芹澤さんは、姫乃とお父さんの関係、三華と十子の関係に泣きそうになった事などを語り、さらに自身も「父にプレゼントとして世界に一つだけの私が作った陶器をプレゼントした事があります。陶芸は触った手触りも良くて、温かみもあって、気持ちまで温かくしてくれます。」と原作だけでなく陶芸の魅力も語りました。
若井さんは「岐阜県多治見市ならではのゆったりとした時の流れや、高校生の日常をそのままリアルに描いているところ等にも作品の良さがあります。」と出身地ならではの感想に。
本泉さんは「グルメや歴史も詰まっていて、陶芸をわかりやすく説明してくれたりして、女子高校生たちがほのぼのしているだけでなく、陶芸等の文化も勉強できるすてきな作品です。」と感想を述べました。
本作は原作を元にしたストーリーがアニメで展開していくAパートと、主演の4人よるアニメに登場する多治見市の見どころや、ご当地グルメの紹介、陶芸体験などの実写のBパート「やくもの放課後」で構成されます。田中さんが「全編にわたってカメラが回っていないときのように4人とも変わらず、いつもの様子が切り取らてると思います。多治見市はすてきな場所がいろいろあって楽しめるので、観た方は絶対行きたくなると思います!」と現在撮影中である4人でのロケの様子を振り返りながら実写パートの見どころや魅力を代表して語りました。
さらに撮影中の実写パートで行ったお気に入りの多治見市の場所を聞かれると、本泉さんは多治見市モザイクタイルミュージアムを挙げ、「タイルのお菓子は可愛くて映えました!」と、女子視点でのポイントもオススメ。田中さんは初めてモーニングを体験したことも明かし、小倉トーストのおいしさやカフェがおしゃれだったことなどをレポート。
陶芸にまつわる思い出の話になると、田中さんは「普通の難しいの遥か上をいく難しさでした。集中していても難しくて先生が直してくださるのですが、すぐに形が変になってしまうので先生ってすごいなって思いました。どうやったら上手にできるのかを考えながらも、土と向き合う時間はあっという間に過ぎていく、すてきな体験でした。」と陶芸の魅力を語りました。若井さんは「人生の初の陶芸は楽しかったけど、ノリだけじゃ難しく体験しないとわからないことが沢山ありました。」と陶芸の難しさを振り返り、芹澤さんは地元の高校の陶芸部にロケに行ったことを思い出しながら、「学生さんたちは職人のように物づくりのプロでかっこよかったです。全国で賞をとった作品を見させてもらいましたが独創的でステキでした。」と多治見市の高校生たちと交流したことも明かしました。
アニメ、実写合わせて作品の見どころを質問されると、田中さんは「アフレコはまだ始まっていないのですが、(自身が演じる)姫乃は多治見に転校してきた役なので、同じ視点で楽しめます。」と初心者でも一緒に楽しめることを伝え、芹澤さんは中学生のころから声優になりたかったことも明かしながら、「学生さんなど若い方たちも含めて地域を盛り上げられるような、アットホームな作品にしたいです!」とアフレコへの期待も語りました。若井さんは「地元×アニメは最強です!聖地巡礼したくなります。AパートもBパートもわかりやすく伝えられるようにがんばります。聖地巡礼してほしいです!」と岐阜県出身者として地元への愛も語りました。
本泉さんは「多治見市を知っている人は共感してほしいし、知らない人はアニメを入口にして興味をもってほしい。陶芸や多治見の新たな魅力がわかるし、姫乃が陶芸を始めるところからアニメもスタートするので、同じ立場で入り込みやすいと思います。」とたくさんの人に見てほしい想いを語りました。
古川市長も「このアニメで多治見市を日本中に知ってもらい、聖地巡礼をしてほしい。多治見だけでなく陶芸を中心にして発展してきた東美濃と呼ばれる土岐、瑞浪、可児も含めて全体が盛り上がるようにしていきたい。これからが楽しみです。聖地巡礼が始まってたくさんの人がいつ来てもいいように準備をしています。」と明かしました。
最後の挨拶で、本泉さんは陶芸や多治見での体験を通して「(仕事できているのですが)息抜きをたくさんさせてもらえて、心が洗われるようでした。これから陶芸と多治見の魅力を伝えていきたいです。がんばります!」と話し、若井さんは一言「2021年「やくも」をバズらせたい!!!!!」と気合い十分の意気込みを語り、芹澤さんも「東京生まれ、東京育ちで故郷というものに触れてこなかったのですが、多治見は我が故郷のように好きになったので、多治見の良さを皆さんに伝えたいです。バズらせましょう!」と笑顔で元気いっぱいに話しました。
田中さんは「これからのアフレコでも多治見や陶芸の魅力が思う存分に伝わるようにがんばります。」と落ち着いた様子で主人公の貫録をみせました。
そして古川市長から多治見市を含む中部エリアではCBCテレビでの放送が決まったことを、この場で報告。「アニメを見て、行ってみたいと思ったら来てほしい、期待を裏切らないように多治見市も準備します!」と地域一丸となって、さらに盛り上げていくことを登壇者それぞれが誓い、会見は幕をおろしました。
TVアニメ『やくならマグカップも』作品情報
【ストーリー】
陶芸って、地味ですか?
脱サラした父親とふたり、幼い頃に亡くなった母の故郷、岐阜県多治見市に引っ越してきた豊川姫乃(とよかわひめの)。
母の母校に通うことになった姫乃はクラスメイトの久々梨三華(くくりみか)に誘われ、一緒にある場所へ向かうことに。
向かった先は陶芸部! そこで初めて母が伝説の陶芸家であったことを知り、姫乃は陶芸の世界に引き込まれていく-。
陶芸部のムードメーカー 久々梨三華(くくりみか)。
いつも部室に入りびたっている個性派女子 成瀬直子(なるせなおこ)。
有名な陶芸家の祖父を持つ、陶芸部部長 青木(あおき)十子(とおこ)。
個性豊かな仲間たちと繰り広げる、明るく楽しい陶芸ライフ! 陶芸に魅せられた女子高生たちによる、ゆるかわ陶芸ストーリー!
【キャスト】
豊川姫乃:田中美海
久々梨三華:芹澤優
成瀬直子:若井友希
青木十子:本泉莉奈
【スタッフ】
原作:プラネット・日本アニメーション
監督:神谷純
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:吉岡彩乃
アニメーション制作:日本アニメーション
協力:岐阜県多治見市/一般社団法人多治見市観光協会/「やくならマグカップも」活用推進協議会
製作:やくならマグカップも製作委員会
アニメ公式サイト
アニメ公式Twitter(@yakumo_project)
原作「やくならマグカップも」とは
◆フリーコミック「やくならマグカップも」
年4回発行予定
2012年 2月14日創刊
B5/カラー・モノクロ
発行部数:5,000部
*◆配布エリア**
・岐阜県多治見市内:公共施設、協力店舗に設置
・東京、名古屋、大阪:協力店舗に設置
【スタッフ】
たじくるプロジェクト
梶原おさむ、竹内英祐、田口直佳、志津裕紀、関口大輔、山崎綾子、奥村英介、紫村伸司
編集:やくならマグカップも制作スタッフ
発行者:株式会社プラネット