映画『HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”』勇次郎と愛蔵の人間味あふれる可愛さに注目！ HoneyWorksのGomさん、shitoさん、ヤマコさんインタビュー

キャラクターを落とし込んでいる声優さんの存在

――勇次郎を内山昂輝さん、愛蔵を島﨑信長さんが演じられていますが、声優さんたちの声を聞いての印象や感想をお聞かせください。

ヤマコ：アフレコの収録現場を見させていただきましたが、もう完全にキャラクターに入っていらっしゃいました。

お二人とも愛蔵ならこうする、勇次郎ならこうするとキャラクターを深く理解されていて、「確かに勇次郎、愛蔵だったらこうだよな」と逆に気づかされました。

次に描くときはこういう風にしようとさらにキャラクター像が深まりましたし、声が入っているからこそ、さらに出来上がりに磨きがかかった感じがします。本当にすごかったです。

逆に、「そういう言い方もするんだ！」という新しい発見もあって面白さを感じました。

shito：僕とGomは歌の収録に立ち会わせていただきましたが、最初に擦り合わせをしたときにキャラクターをつかんでいただけたので、2～3回目からは“愛蔵だったらこう歌いますよね”ぐらい理解されていてびっくりしました。

愛蔵は息感が多かったりと少しナルシストな歌い方。勇次郎はどっちかというと、ちょっと可愛い歌い方なんです。

そういう部分が自然と出来上がっていったので、こちらから特別何かを言わなくてもお二人とも出してくださって、本当に”ありがとうございます”と感謝の気持ちしかありません。

Gom：命が吹き込まれるというか、自分たちが想像していたものよりもさらに大きく膨らませてくれるという部分で、毎回お二人には感謝の気持ちでいっぱいです。あと、本当にお二人ともイケボですよね。

（全員がうなずく）

Gom：信長さんもすごくセクシーな声なのでドキッとします。

ヤマコ：しますね！

――男性からしても、やっぱりイケボなお二人の声を聞くとドキドキしますか？

Gom：もうヤバイです。選べません。

一同：（笑）。

Gom：内山さんの勇次郎の声を聞くと、何か応援したくなるような声というか。キャラクターを落とし込んでくださっているので、すごく助かっています。

HoneyWorksの3人が選ぶお気に入りのシーンは？

――映画の中でお気に入りのシーンがあれば教えてください。

shito：僕は一択で、勇次郎が「ブラックリストに入れてやるからな」と性格の悪さが滲み出ている人間味のあるシーンです。

いつもみんなが見ている「LIP×LIP」はキラキラした理想的な2人なんですけど、やっぱり人間味らしい部分を見ると可愛く感じられるので、そういう可愛らしい2人の部分をこの映画を通して見ていただけたら、もっと彼らを好きになってもらえるんじゃないかな、と思います。

ヤマコ：私はレッスンの後に勇次郎と愛蔵が自主練をするシーンです。

勇次郎が疲れて床に寝転んだ後、今までしてきた歌舞伎のお稽古が無駄だったと言ったら、愛蔵が「無駄じゃない」と素直な言葉をかけて、勇次郎がグッとくるシーンになっていて。

お互いがサラッと本音を言ってそれを素直に受け止めた、本当に素直な2人が見られるシーンというか、心の距離がグッと縮まるシーンですごく好きです。

shito：そのシーンは本当に素晴らしい！

ヤマコ：勇次郎が素直に受け止めて、ちょっと涙を流すところが可愛いです。

shito：完全にファン目線（笑）。

Gom：（笑）。

ヤマコ：じゃれているのがもう可愛いんです！

――Gomさんは好きなシーンはありますか？

Gom：あすかなやFull Throttle4など、いろいろなキャラクターが出てくるシーンです。芸能界というリアリティを感じられて、特に、あすかなの2人は華がありますよね。

あすかなの2人が登場するシーンはリアルさを感じられるので、ぜひチェックしてほしいポイントです。