日常系だけど非日常!? 放送直前テレビアニメ『アイドールズ!』Vtuberとしても活躍する新人声優にインタビュー
ダンスに楽曲レコーディング! “初めて”尽くしの新人声優体験
――みなさんは新人声優ということで、主題歌のレコーディングは今回が初体験だったそうですね。
花岡:レコーディングを知らなさすぎて「こうやって録るんだ!」っていう驚きばかりでした。ハモリやかけ声の合わせ方など、思っていた工程とぜんぜん違っていて……。とても勉強になったというか、楽しかったです。日常生活で音楽を聞くときでも、作っている人の苦労を想像するようになっちゃいました(笑)。
水野:「4人とも声の質が違って、合わさったときがすごい!」って言われて「確かに!」という感じでした。
留冬:これまで、それぞれの声質が……と考えたこともなかったので、言われてみて初めて気づきました。
屋代:曲もいいし、みんなの声が合わさった瞬間の素敵な空間……完成した音源を聞いて手応えを感じました。
留冬:「これからアイドルとしてがんばっていこう!」という4人の意志が詰まったような歌詞なので……泣いちゃうよね。
屋代:さっきのPVで初めてオープニングのライブ風景の完成形を見ましたが、あのライブに行きたいと思うくらい(笑)。あの空間に行けたら、きっと一生忘れられない思い出になると思います。
留冬:本編を知っているからこそ、キラキラ歌って踊っている姿を見ると「よかったー!!」ってなりますね。
花岡:これまで日の目を見なかったアイドルをずっと演じてきたから、大きなステージでライブをしている姿に感動しちゃいます。センターステージがあるって、相当大きな会場ですよ(笑)。輝いてる!!
――オープニングのライブ映像ではダンスにも挑戦ていますが、手応えはどうですか?
留冬:2人(水野と屋代)の上達がすごく早くて! 楽しそうに踊っているのが、モーションキャプチャーにも反映されていると思います。
屋代:ダンスは苦手意識があったんですけど、みんなで励まし合ったり、改善点を出し合いながらだったので、「もっと上手になりたい!」って目標を持ちながらレッスンを受けることができたので、成長していけたのかなって思います。
留冬:ダンスの先生も、振り付けの中に私たちの意見を取り入れてくれて、そこを褒めてもらえると、とてもうれしかったです。
花岡:モーションキャプチャーで撮影した動きを、キャラの映像として見ると「もっと良くなるはず!」って思いがどんどん湧いてくるんですよね。自分としてはキャラに寄せていたつもりなんですけど、完成を見ると「まだ行ける!」って。特に、しおりは「もっと可愛く!」を突き詰めていきました。自分が踊っているところを鏡で見るのは恥ずかしいくてできないけど、キャラが踊るんだったら吹っ切れるので(笑)。ひとつ殻が破れた、いい経験になったと思います。
水野:振り付けを覚えるまでが大変だった! 覚えてからは楽しいんだけど……。自分でやってみて、アイドルの気持ちがわかるようになりました(笑)。あんなに動けちゃうんだから、尊敬だよ~!
留冬:今は時節柄ちょっと無理なんですけど、いつかファンのみなさんの前でダンスを披露できる日が来るのを、心待ちにしています!
ファンとつながる2つの生放送は楽しさと驚きでいっぱい!
――月イチ生放送『アイドールズ!のすたでぃ4U』は、本日(12月5日)が第2回目の配信となります。プレ回と第1回で特に印象的だったことはありますか?
屋代:突然、私たちの実写ダンス動画が流れた時(第1回)は本当にビックリしましたね。
一同:ああー!!
屋代:あれは、本当に知らされていなかったので。
水野:花ちゃんの反応が面白かった(笑)。「ヒィィィィィィィィィィッ!!」って。あれは忘れられない(笑)。
花岡:だって、私が変にはっちゃけているように見えるカットから始まったから……。
留冬:実は、私が怒られているところです(笑)。
花岡:放送には乗ってないところで、ずっと叫んでましたね。私は、先輩の方々とご一緒できるのがすごくうれしくて、みなさんの一挙手一投足をじっと見てしまいます。楽屋でのあいさつの仕方ひとつからも学ぶことが多くて、先輩に会うと「いつかこんなふうになりたいな」って、いつも思いますね。
留冬:第1回放送の“私たちはアイドル!We are the one”というコーナーで、みんなが意見を合わせるというゲームをやったんですが、みごとに全員バラバラで逆にビックリしました。「4人で遊びに行くとしたらどこに行く?」というお題はいいところまで行けたけど、亜美の「わたしの家」なんて絶対わかんない!
水野:でも達成されたんです。藍名はよく遊びに来るんですけど、花ちゃんも瑠花も来てくれたので、メンバー全員コンプリートしました! それぞれバラバラなので、いつか全員一緒に来てくれたらうれしい!!
花岡:私たち2人でやった『アイドールズ! 生放送(♯7)』のアーカイブを見て、視聴者のみなさんのコメントを確認したりしたね。お仕事のマジメな話もしたし……。
留冬:私、亜美とマジメな話をした記憶ないぞ……。
水野:ないね~(笑)。
――Vtuberとして週に1度『アイドールズ! 生放送』も配信していますが、特に印象的だったことは?
花岡:やっぱり『桃太郎電鉄』かな。今までは1週で完結することをやっていたので、前週のデータを引き継ぐっていうのが新鮮でした。
屋代:引き継いだものを全部ムダにしてごめん……。私は、あみとしおりの『イラストチェイナー』に飛び入り参加したのがおもしろかった。そういうこともできるんだって。
花岡:配信に出ていたのは2人だけだったけど、お家からオンラインでの参加で。
屋代:コメントで「できるなら参加したい!」って言って、その場で(笑)。
留冬:私は『ヒューマンフォールフラット』(♯3)ですね。ぜんぜん先に進めなくて、画面には写っていないんですけど何度かコントローラを置きました(苦笑)。でもコメントでみなさんが謎解きのヒントをくれたりしたので、なんとかやり遂げることができました。……天秤になっているところで、しおりが一生懸命頑張ってくれたのに私がやらかしてしまったところは、空気が凍りついたけど……。
花岡:あれは本当に面白かった。顔が真っ青になってたもん(笑)。
屋代:CGでは、そこまでわからないから大丈夫(笑)。
留冬:毎週のエピソードトークをしつつ、コメントを読み、ゲームをするというタスクの多さに、頭がパンクしながらやっていました(笑)。
水野:私たち、鍛えられてる!
――今後『アイドールズ! 生放送』でやってみたいことはありますか?
留冬:ホラーゲームです! 実現するまで言います!! 私じゃなくてもいいので、ぜひ……やりましょ?
※タイミングよく、背後で実施していた『アイドールズ!のすたでぃ4U』のリハーサルでダメ出しのブー音が鳴る
屋代:ダメだって(笑)。
水野:ブブーッ!
屋代:私は歌の配信をしたいです。
留冬:楽しそう!
水野:私は“ホイップる”をやりたい! スイーツのアクセサリーを作れるおもちゃなんだけど。
留冬:えっ、Vtuberでやりたいの!?
水野:手元を映してもらって(笑)。
留冬:じゃあ、できあがったものを視聴者の方にプレゼントしよう!
花岡:私は、4人同時に別枠で配信をして『Among Us!』っていう宇宙人狼ゲームをやりたいですね。個性が出るゲームだから、それぞれの考察を聞いてみたいなって。
屋代:それはやってみたい!!
――2つの生放送の手応えはどうですか?
水野:聞いている方がいるなかでお話するっていう、トーク力はかなり鍛えられたと思います。ちょっと前の私たちなら、こんななふうにインタビューに答えられてないんじゃないかな。こうして頻繁に配信する機会をいただけて本当によかった。
留冬:1月1日に放送されるテレビ特番の撮影では「自由にしゃべってください」って言われたりしたんですけど、それも生放送で培ったノウハウがあったからなんとかなりました。
屋代:思っていたより自然なテンションでいいんだなということがわかってきました。あまり張り切ると空元気に見えてしまうみたいで。
花岡:私は、みんなと仲良くなれたことがとても大きな収穫です。仲良くなかったタイミングはないんですけど、『アイドールズ! 生放送』では2人ずつっていうのがよかったですね。私は養成所ではみんなと接点がなかったので、生配信のおかげで、みんなのことをもっとよく知ることができました。
屋代:ほとんど初対面だったから、今みたいに呼び捨てできる関係じゃなかったもんね。
水野:先輩だから、最初は“花さん”って呼んでた。
屋代:志織が「みんな仲間だから敬語はやめよう」って言ってくれたから距離が縮まったっていうのもあるよ。
花岡:藍名だけ“花”って呼んでくれるんだけど、それがすごくうれしいんです(笑)。